2006年11月17日

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本日の担当:横井孝佳

『サッカーJ+』をお読みになった皆さんこんばんは。無駄に熱くて約束を守らない男、ヨコイです。昨日見本誌が送られてきた後、一読して青くなり、すぐにえのきどさんに謝罪のメールを入れたのですが・・。まったく、ホントに信用がおけませんね、私は。

さて、美味しく神戸牛をいただいたのが一昨日のことのようなのに(比喩ではなくて本当の話。ね、ステーキ屋でお会いした皆さん!)、明日はもう次の戦いです。現在5位のベガルタ仙台を、日立台に迎えます。
繰り返すようですが、仙台戦こそが重要です。皆さんも先刻ご承知のとおり、裏で神戸対横浜FC戦が行われるから、です。他チームの動向なんてどうでもいい、目前の試合に全力を尽くすのみ、というのは真実。しかし、激しく昇格を争う2チームのいずれか、あるいは両チームともが「勝ち点3を積み上げることが絶対に不可能な節」は、明日の第49節だけなのです。3位につけるレイソルとしては、ここでなんとしても勝ち点3を加算しなくてはなりません。

その重要な試合を前にして、本日は試合前日恒例のミニゲームを行いました。気持ちが入りすぎて空回りしてもいけません。前日のレクリエーションは、メンタル面の調整を図る上でも有効なのです。
フォトギャラでもご紹介したように、紺ビブス組がやぶれ、ペナルティとして全員でダッシュ。その中で最も遅かった宇野沢選手が、罰ゲームを受けることになりました。
「ウノ、一発芸やれよ」との声を無視する宇野沢選手。しかし周囲の期待は高まる一方。山根選手は「オレも先週やったんやぞ」と迫る。「先週一発芸をやった⇒次の日の試合に勝った」というげん担ぎが宇野沢選手の脳裏をかすめたのでしょうか、ウホウホとゴリ走りを披露したのでした。
わたくし、爆笑しつつも、『塩狩峠』もかくやという宇野沢選手の自己犠牲精神に心で泣いていました。モバイルレイソルの選手アンケートに「自分を動物にたとえると?」という質問項目があり、宇野沢選手は「ノーコメント」と回答しています。それは、選手・スタッフの誰もが寄せる期待を見越しての、彼一流のスルーなのです。よく練習を見学されている方なら思い当たるでしょう、彼が何にたとえられているか。
宇野沢選手は、そうやっていじられることを快く思っていない。いや、拒む自分をネタにしているのかもしれませんが、とにかく嫌がる。しかし明日の重要な一戦を前にして、チームの雰囲気を少しでもよくしようと、あえてゴ○ラの真似をしたわけです。
宇野沢選手のサクリファイス精神。いかに今のチームが一丸となっているか、いかに選手・スタッフ個々人が各々チームのために自らの力を出し尽くそうと献身的になっているかを、物語っているとは言えますまいか。

・・・強引ですか。

とにかく、明日やぶれれば昇格の可能性がついえる仙台が、死に物狂いで向かってくることは間違いありません。難しい一戦となるのは目に見えています。スタメンの選手はもちろん、サブの選手、監督・コーチをはじめとするスタッフ、メンバー外の選手、われわれフロントスタッフ、そして皆さん方サポーター。レイソル一家全員の、文字通り「全力」を結集して、試合に臨む必要があります。

そこで、明日試合を観戦なさる皆様に、お願いです。

試合中、どんなことがあっても、タイムアップの笛が鳴るまで、落胆しないでください。ボールを奪われても「あ?あ」と思わないでください。万が一失点しても落ち込まないで「かしーわレイソル!」とコールしてください。あるいは声に出さなくとも心の中で叫んでください。それでも必ず伝わります。

本来的には、ご観戦いただくお客様に自由であるはずの観戦スタイルを強要するなど言語道断、もってのほかであることは重々承知しております。しかし私たちは、ともにレイソルの勝利を、J1昇格を願う者として、同志とも言えるわけです。失礼を承知の上でお願いいたします。
ピッチとスタンドが日本一近いここ日立柏サッカー場は、場内の空気(ムード)が伝播するスピードも、恐らくどこよりも速い。スタンドの皆さんがへこんでしまうと、ピッチ上の選手たちもすぐにそれを察知してしまい、焦り、取り乱し、縮こまってしまう。逆にスタンドの皆さんが前向きだと、選手もどんどん乗っていける。このスタンドの近さは、諸刃の剣なのです。相手に押し込まれている時間帯こそ、皆さんのポジティブなパワーをピッチへ送ってください。選手たちは絶対に応えますから。

3週間前の横浜FC戦、3対1から1点を返されたとき、メインスタンドの上部から見ていると明らかにスタジアム全体のムードが暗くなり、「ちょっと、どうしたのみんな、こんなときこそ盛り上げたって?!!!」と私が叫んでいたのは、前の席にいた「まちゃぴんこと木村雅子」さんに聞いていただければわかります。

先週の神戸戦は、そういう意味で最高の応援でした。あの応援と、追いつかれても勝ち切れたことは、決して無関係ではないと信じています。
泣いても笑っても残り4試合。今季、いや昨季終了時からの私たちの努力が、想いが、報われるか否かがかかっています。明日の試合は、そのターニングポイントとなりえる一戦です。どうか皆さん、最高のご声援、最高の「ご観戦」を、お願いいたします。

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