2005年10月24日

更新日:10/24 0:41

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本日の担当:横井孝佳

なぜ試合当日の日記当番は私に回ってくるのだろう、と疑問とも不満ともつかない呟きを発しながら、書きます、広報日記。

何か予感めいたものがあったんです。石川選手の出番があるんじゃないかという予感。それは最悪の形(祐三選手の退場)で当たってしまったんですけど。
昨日、選手バスが出発する前、石川選手に「チャンスだぞ。頑張れ!」と声をかけると、力強く頷いてくれました。そして今日、ピッチ上でのアップに向かう石川選手に、再び「頑張って!!」とハッパをかけたのです。ガッツポーズをつくって、ニヤッと笑いながら振り返った石川くん。その自信に満ちた笑顔の通り、気持ちのこもったプレーを見せてくれました。守備もさることながら、左サイドを上がってファーのレイナウド選手に当てたクロスも良かった。上々のリーグ戦デビューだったと思います。
石川選手に限らず、今日は試合に敗れたものの、いいプレーを見せてくれた選手が大勢いました。祐三くんは一発レッドをもらってしまいましたが、それまでのプレーはエクセレント。今後10年、この男がレイソルの守備を担うはず、そんな感想を抱きました。薩さんも抜群のディフェンスで何度もピンチを救っていましたし、大野選手と大谷選手のドイスボランチも明神選手の不在を感じさせませんでした。何より、数的不利に立ちながらも「1人が1.1人分」動いて11人の相手と互角に戦い、時に相手ゴールを脅かすシーンをつくったことがうれしかった。浦和戦の教訓を活かしてくれました。
もちろん改善点も多々あります。パスの出しどころを探して立ちすくんでいるうちにボールをかっさらわれ、カウンターを招くなどはその最たるもの。次節までに修正が必要です。
気持ちが入ったプレーを見せてくれましたが、負けは負け。間違いなく言えるのは、次節ホームの大宮戦は、何が何でも勝たねばならないということです。試合終了後のロッカールームで、早野監督が「柏に帰って出直しだ」と檄を飛ばしていました。ぜひ皆様のご声援で、選手に力を与えてやってください。

そこで毎度のお願いになってしまうのですが、大宮戦の『Vitoria』に掲載するサポーターズヴォイスをお送りいただけると幸いです。ご意見・お問合せメールからお送りください。匿名も可能です。よろしくお願い申し上げます。