更新日:10/26 23:31
本日の担当:種蔵里美
昨日、そして本日とJリーグで行われた「広報研修会」に参加してきました。
J1、J2合わせて30クラブの広報担当者が一同に会する、年に一度の研修会。報告や連絡事項を済ませたあと、2日間をかけて様々な事例を挙げながら、緊急時の記者会見やインタビューなどの実践研修を行いました。
日頃は『メディア』『ファン・サポーター』と『監督・選手』のあいだで、チームの情報を皆さんにお届けするべく、調整をする立場です。コメントを聞き出す側でもあるので、スタッフ・選手の立場、そしてインタビュアー両方の立場を考えながらの仕事。発せられる言葉に感銘を受けたり、逆に「こういう表現であればもっと伝わるかな」「もっとこういう質問をぶつけてもらえればな」などと思いながら調整をさせていただいています。
もちろん広報として「キャンドゥレイソル」や「レイソルオーレ」などでお話をさせていただく機会もあるのですが、こういった研修会で様々な事例に触れると、あらためてメッセージを伝えることの難しさを痛感します。
ただ発信するだけでなく、皆さんに理解していただき、その後のアクションになんらかの影響を果たして実現できているのだろうか、と考えをめぐらせる2日間となりました。
メッセージ発信の難しさはおそらくスタッフ・選手も一緒。常に考えが整理されていてどんな質問にも上手く自分のアピールポイントを織り込む選手もいれば、そうでない選手もいます。人々が「おっ」と思うコメントを自然に言えてしまう表現力豊かな選手もいます。クラブ全体はもちろんのこと、メディアを通す際には、それぞれの選手の個性や意図を上手く汲み取りながら露出を図っていきたい、そう考えています。