2007年8月19日

あと12点

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担当:大重正人

8月11日浦和戦、中3日で広島戦、そして中2日でFC東京戦。これまで30℃超の連戦が続きましたが、今日の東京地方は幾分暑さが和らいで、選手たちも朝の散歩で「信じられないね」と話していたそうです。18時半開始の味スタは26.8℃。ただ、今までの暑さで私たちの感覚が麻痺しているのかもしれません。今日だって、十二分に過酷な条件は変わりません。今日の90分間は「忍耐」のゲームでした。

FC東京は、DFラインを高く保って、前線からコンパクトなゾーンをキープ。攻撃ではDFからトップへボールを当てると当時に3トップ気味の3選手が左中右と裏のスペースへ走りこむ。放り込みを跳ね返したり、ボールを奪っても、相手の押し上げでセカンドボールを奪われて、連続攻撃を受けます。

菅沼選手の切り返し&フランサ選手PKで先制点を奪っても、なかなか状況は変わらず、リードされてさらに攻勢を強めるFC東京に対して、それを迎え撃つ時間が続きます。前節に続いて、スーパーセーブ連発の南選手。小林祐三選手の安定感は試合を重ねるごとに安定感を増し、サイドでは藏川&大谷選手が1対1に身体を張る。そして古賀選手が、シュートに対して身を投げ出し、クロスには相手に激しく寄せて自由にさせません。

その選手たちが声をそろえて言ったのは「この勝ち点3を獲れたのは大きい」。いつの試合だって、自分たちの持ち味であるプレッシングが効くわけではありません。相手あってのサッカーですから、ゴリゴリ押し込まれることもあるでしょう。その最後の最後のゴール前でどれだけ跳ね返せるか。集中力と粘りと気持ちが相手をうわまわったからこそ、最後に熱い応援で盛りたててくれたサポーターと勝利のダンスを踊ることができた。

今日は古賀正紘選手がJリーグ通算250試合出場を果たしました。「節目の試合は結構調子いいですよ。節目のゴールを決めたこともあります。」名古屋時代から数えるとプロ入り11年目。8、21、26、25、18、28、28、24、27、26、そして今季19試合。これから300、350とレイソルの黄色いユニフォームをまとって、達成していってほしいですね!

明日は日立台14時から東京戦メンバーのリカバー、15時半から平成国際大学との練習試合が行われます。十分な暑さ対策の上で、練習グラウンドへのご来場をお待ちしています!