2006年6月30日

更新日:6/30 19:14

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本日の担当:種蔵里美

明日は第1クールのホームで黒星を喫した相手、モンテディオ山形との一戦です。ここで負け越すわけにはいきません。山形相手の苦手意識が生まれないためにも、第2クール終盤から第3クールに向けての流れをしっかり掴む意味でも。
初の山形遠征。ここ最近、アウェーでの勝率が良くないことを、選手たちは気に掛けていました。「遠いところまでも、ほんとにたくさん集まって応援してくれてるのに申し訳ない」。前回、柏の葉で行われた水戸戦で同点に追いつかれて終了しただけに、なおさらのこと、この一戦にかける気持ちは強いです。
ただ、前節のショックを引きずっている暇はありません。「選手たちにショックは残ってないよ。J2は試合がすぐにやって来る。ひとつひとつ引きずってたらやっていけんからよ」と出発前に石さんは話していました。
とはいえ反省点、勝ち点3を逃した要因に関しては、ミーティングやトレーニングを通じてしっかり確認しあいました。第2クールも残りあと2節。第1クールからは想像できないほど、チームの層は厚くなっています。明日プレーする選手たちがどんなサッカーを見せてくれるか、楽しみでもあります。
ここ数試合でいまひとつ波に乗れなかったなか、明日の試合を掴むかどうかで今後の流れが変わってくる非常に重要な一戦です。
おおいに気を引き締めて臨みたいところです。

さて日頃より、「朝日れすか」や「東葛まいにち」、「サンケイリビング」に「東葛よみうり」など、地域折込紙でレイソルの情報を掲載していただいています。選手のインタビューなどがある、とメディアINFOにお知らせを載せると、「遠方に住んでいるため見られません」というお便りをよくいただきます。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、朝日れすか(月1回選手ピックアップコーナーあり)や朝日スポーツキッズ(「太陽王」というレイソルコーナー、渡辺毅育成コーチによるコラムあり)、東葛まいにち(「がんばれ!レイソル」コーナー)はそれぞれHPを持っており、紙面記事もアップされています。アドレスは「メディアインフォ」のホームタウン媒体コーナーでご案内している通り。せっかくですので、ぜひこちらもご覧下さい。

2006年6月29日

更新日:6/29 20:23

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本日の担当:横井孝佳

Hi! Glad to see you again!
すみません。先ほどまで種蔵先生のEnglish講座を見学していたため、頭の中が少し英語モードになっています。
誰を対象にした講座かと言えば、レイソルU-18の選手に対して。国際大会などで海外へ出かけたり、海外から来日した選手と交流する機会も多いユースの選手たち。そんな時、世界の共通語である英語が話せたら、より深く密なコミュニケーションが可能になるはず。サッカー選手としても一人の人間としても、グローバルな視野を持ってほしいという意図もあります。というわけで、育成・普及部の佐々木直人スクールマスター、清川コーチらの依頼で、トリリンガル種蔵嬢の英語講座開設と相成ったのでした。今日がその1回目なのです。
みんな高校生ですから、基本的な英単語は知っています。したがって講座では、より実践的な会話やフレーズの紹介、ロールプレイングなどが行われました。
「相手に会ったらとりあえずHi! 基本中の基本です」
「会話に詰まったらとりあえず褒めましょう。Nice stadium、Nice shoes! とか」
「How are you?は丁寧な言い方。知り合い相手ならHey, What's up?でもかまいません。フランサはよく言います」
など。ロールプレイングでは、選手同士打ち合わせをして英語による寸劇を始める選手もいたりして、なかなか楽しい講座でありました。

トップチームは週末の山形戦に向けて、午前中に紅白戦などを行いました。今日は午前練習のみのため、若手はお昼過ぎまで居残り練習。真夏を思わせる暑さの中、たっぷり汗をかいていました。
そして午後1時過ぎから、月イチの恒例となっている、選手会とフロントスタッフのミーティングを実施。今後のイベントや行事の調整、互いの要望などをざっくばらんに語り合いました。
来月にはJリーガーズウィークが控えています。レイソルのJリーガーズウィークと言えば、もはや恒例行事となりつつある選手会主催のフリーマーケット。今年は7月17日、海の日の月曜日に開催することが決定。今日のミーティングでは、その詳細について多くの時間を割き、話し合いを行いました。
フリーマーケットの詳細については、後日改めてホームページ等でお知らせいたします。「せっかくだから、フリマ以外にもサッカー教室とかやって、ファン感謝イベントみたいにしようよ」と北嶋選手。選手たちからの積極的な姿勢をうれしく、頼もしく思いました。

2006年6月29日

更新日:6/29 0:13

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本日の担当:種蔵里美

近藤選手が本日午後の練習で、今年初めてスパイクを履きました!
ウォーミングアップを出来るところまでチームと一緒に行い、その後、感触を確かめるように古邊フィジカルコーチのもとでキックなどのメニューを繰り返しました。練習前、レイソルユースの後輩であり、昨年までの背番号26を受け継いだ石川選手とパス交換をしていた姿が印象的でした。これから復帰までにクリアしていく段階はまだ残されています。それでも、サッカー選手にとってスパイクは大事な存在。そのスパイクに足を通したことが、本当に嬉しいです。

さて今日は柏の葉で戦術練習やシュート練習が行われたのですが、ゲーム形式で練習が行われるなか、私はスタンドで見学者の方々にさくらんぼを配っておりました。
というのも柏の葉に到着すると、「このさくらんぼ、見学に来てくれてる人におすそわけしてきてくれる?」とさくらんぼ1パックを持った石さんが待っていたからなのです。
山形時代のお知り合いが送ってくださったというさくらんぼ。全部は食べきれないから、と午前中にはみずから、日立台に見学に来ていた方々に配ってもいました。いただきものをサポーターの方々におすそわけする監督、日本中探してもそうはいないと思います。その姿に、あらためて温かいお人柄だなぁと。移籍してきたばかりの由紀彦選手も「石さんは活気ある集団を作れるし、天性の人柄を持っている方」と言っていました。
さくらんぼも好評でした。今週末に山形と対戦することもあって、「これで山形を食べてしまえばいいんですね」と言ってくださった方も。山形を食べちゃおうキャンペーンも含まれていたのでした。

今日は今年初の真夏日だったようですね。
蒸し暑い一日でしたが、柏の葉に出掛けようと駐車場に出ると、暑さに全然負けていない、たくさんのちびっ子たちが跳ね、賑やかな声が響いていました。今日は水曜日。柏レイソルサッカースクールのキッズクラス(幼稚園児)開催曜日です。小さなユニフォームやカラフルなトレーニングウェアに身を包んだちびっ子たちが走り回っていると、それだけでこちらも元気に。大好きな曜日のうちのひとつでもあります。

2006年6月27日

更新日:6/27 22:48

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本日の担当:横井孝佳

柏の葉公園総合競技場で流通経済大と練習試合。先日の水戸戦に長時間出場したメンバーはエントリーせず、その他の選手の調整と実戦の場となりました。開放されたメインスタンドでは、ざっと数えて100名弱の方々がご観戦。ありがとうございます。
試合は45分×2本。メンバーなどはニュースのページをご参照ください。1本目では、左サイドバックに入った中谷選手と、右サイドハーフで出場した佐藤選手が目立っていました。二人ともJ1のチームで豊富な経験と実績を持つだけあって、クロスなどのクオリティはさすがと唸らせるものがあります。ともに45分間の出場。クールダウンしていた中谷選手に「もう完全復活?」と声をかけたら、「そうですね。行けます」と頼もしい答えが返ってきました。トップ公式戦デビューの日も遠くなさそうです。
1得点はドゥンビア選手の強引な突破から。ドゥンビア選手、ゴールシーン以外にも2度ほど、縦へのスピーディな突破を見せていました。今日の柏の葉は、じっとしていても汗が吹き出る暑さ。「ドゥンビアの季節だよ!!」と飯田強化部マネージャー(元広報)も申しておりました。
後半に当たる2本目では、山下選手が復活のメンバー入り。昨年、大宮在籍時の半月板手術のリハビリが終わったと思ったら、ふくらはぎの肉離れ。ずいぶんと長く、実戦から遠ざかっています。しかし今日の山下選手は、好調時と変わらぬ輝きを放っていました。ポストプレーの精度には目を見張るものがありますし、斜めへ走ってDFのマークを外し後方からの縦パスを受ける動きの質、ボールコントロールの巧さ、どれをとっても一流。加えて今日は、前線から精力的なチェイスで相手にプレッシャーをかけ、幾度もチャンスをつくり出していました。
テクニックでは群を抜いている山下選手。トップ公式戦でその輝きを見せてくれる日を待っています。きっとやってくれます。ホントに期待してるんですよ、彼には。
また今日は、注目の新戦力深津康太選手がフル出場しました。前半は落合選手と、後半は大河原選手とCBコンビを組んで出場。写真を撮っていた私はあまりプレーを見られませんでしたが(レイソルの選手の顔を正面から撮りたい、となるといきおい、相手側ゴール裏辺りに陣取ることになるのです。よってバックラインの選手ははるか彼方になってしまう)、1対1の強さには定評のある選手。今日はセットプレーからゴールも決めました。久々の試合とあって、後半にはスライディングの際に脚が攣ってしまったようですが、交代はせず最後までピッチに立ち続けました。
試合は後半、PKによって1点を献上すると、ミスも重なってあれよあれよと計3失点。ちょっと集中を欠いた時間帯もありました。真夏を思わせる陽気の中、頭がボーっとしたのかも。もうすぐ暑い夏がやってきます。今日の敗戦を教訓として、夏場の過酷な戦いに臨んでほしいものです。

なお、同様のお問い合わせをいくつかいただいたので、この場を借りてご回答申し上げます。
FC 東京への期限付移籍が決定した中澤選手宛にメッセージを届けたい、というお問い合わせです。既にプレーヤー一覧から削除されていたため、選手宛メールが送れない、と。じつは、このメールは送信先は全て同じで、「○○選手へ」という件名で振り分けているのです。ですので、oda@reysol.co.jp宛に「中澤選手へ(聡太君へでも何でもOKです。選手名さえ判別できれば)」という件名でメッセージをお送りください。FC東京さんへお送りしますので。よろしくお願い申し上げます。

2006年6月26日

更新日:6/26 20:49

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本日の担当:横井孝佳

どんよりとした曇り空の下、あけぼの山で午後練習を行いました。業務の関係で最初から最後まで付くことはできず、ウォーミングアップからゲーム形式のトレーニングを始めたところまで、写真を撮ったり球拾いをしながら眺めていました。
石さんの練習は、これまでにもお伝えしてきたとおり、ボール回しひとつにも勝敗をつけて選手間で競わせます。ゲーム的に楽しみながら取り組めるように考えられているのです。いきおい、選手たちの笑い声が響いて楽しげな雰囲気なのですが、何か足りない。聡太くんの大声がないんですよ。今頃は小平かなあと思いをはせて、ちょっとしんみりとしてしまいました。
ケガでリハビリを余儀なくされているときも明るく振る舞い、試合に出られないときも不満などおくびにも出さずにチームを盛り立てる。いじり役でもあり、いじられ役でもある、貴重なキャラクターの持ち主。そんな中澤選手がレイソルを去ることに、言い知れない寂しさを覚えます。とはいえ、相手から望まれて行くのですから、ぜひレギュラーを勝ち取り、一回りも二回りも大きくなって、レイソルに帰ってきてほしい。心から願っています。

さて、明日は午後2時から柏の葉で流通経済大との練習試合を行います。それに先立って、11時から同じく柏の葉でトレーニングを行うことになりました。予定では9時30分から日立台で実施するはずでしたが、スタジアムのピッチが芝の養生期間に入っており、出来るだけ使用を控えたいとの配慮からの変更です。ご了承ください。また、明後日の午後練習も、同じ理由から柏の葉に変更されました。
午前中のトレーニングは、先日の水戸戦に出場したメンバーが主になります。午前練習に参加した選手は、練習試合には参加しませんので、この点もご注意ください。
個人的には、名古屋から加入した深津選手のレイソルデビューが楽しみです。流経柏高校出身の深津選手にとって、柏の葉は身近なスタジアムのはず。久しぶりの柏の葉で、いいプレーを見せてくれることを期待しています。メインスタンドからご見学できますので、お時間のある方はどうぞお越しください。

2006年6月25日

更新日:6/25 22:39

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本日の担当:種蔵里美

突然の移籍に、そしてオフ日に発表となり、驚かれた方も多いかと思います。
中澤聡太選手がFC東京へ本日付で期限付移籍することとなりました。
契約の関係上、本日の発表となり、直接皆さんにご挨拶する機会を設けられなかったことが心苦しいです。本日放送の千葉テレビ「ライジングレイソル」(明日4時半から再放送)で、本人のコメントを流しました。
HPの掲載コメントも、ギリギリに、さらなる内容追加のお願いを受けました。「ケガで長いこと出てない時期に応援してもらったっていう部分、もう少し追加したいんだよね」と。サポーターの方々から受けてきた温かい応援を、昨日の水戸戦をスタンドで観ながらまた強く感じていたのではないかと思います。
中澤くんらしいな、と思いました。

チームには23日に挨拶をしました。
「存在感としては3人分くらいの選手がチームを離れる気分だよ」と伝えると「いや、4人っしょ?3人は少ないっしょ」といつも通りに切り返されました。
普段あまり接する機会のないフロントスタッフにも物怖じせずに接し、事務所内にも中澤ファンは多いです。あのキャラクターと「声」は移籍先でもすぐに愛されるはず。
本人も言うように、複雑でさみしい気持ちでいっぱいですが、大きなチャンス。多くの試合出場のチャンスを掴んで、一回りも二回りも大きくなって、帰ってきてほしいですね。

さて本日チームはオフ。のちほどフォトギャラリーにもアップをしますが、午前中は「かしわっこまつり」に松原フィジコ、大谷選手、石川選手が参加、午後からは桐畑選手、長谷川選手が松戸市の特別養護老人ホーム「陽光苑」を訪れました。
「子どもたちとかおじいちゃん、おばあちゃんがサッカーを楽しんでくれて、『頑張ってね』って言ってくれたことにすごく励まされた。明日からまたサッカー頑張ろうって思った」と桐畑選手が語ったように、いいエネルギー補給になったようです。
それにしても長谷川&桐畑のコンビは新人史上最強(?)かもしれません。桐畑選手がトークと勢いで盛り上げれば、長谷川選手が細やかな優しさを見せる。先ほど、陽光苑の方から御礼のメールが届いていたのですが、2人が帰ってからも「あのお兄ちゃんたちはどこ行った?」と入所者の方々が気にかけてくださっていたようです。ありがとうございます。
「レイソル期待の星ですね」と声をかけていただきました。二人のこれからの成長に期待しましょう。

2006年6月25日

更新日:6/25 1:26

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本日の担当:種蔵里美

「勝ちきれなかった」という言葉が、コメントを求められるどの選手からも出てきました。
「勝ち点2を失った」猛烈な悔しさ。ロスタイムで追いつかれてのドローに、試合後の選手たちはみな一様に重い空気を背負って帰りのバスに乗り込みました。試合後の記者会見、石崎監督の表情も非常に厳しいものでした。

うちわで仰ぐ姿がスタンドで多く見られたほど暑かったのですが、「思っていたほどの暑さではなかった」という声が選手たちからは聞かれました。フランサ選手を内転筋痛、リカルジーニョ選手を左ハムストリングス痛で欠くなか、北嶋選手と李忠成選手のツートップで試合スタート。守りの水戸に対し、互いに「(コンビは)やりやすかった」と言い合ったツートップは、多くチャンスを生み出しました。

小林祐三選手が「もったいない試合。こういう試合で勝ち点3を取らなければ」と語ったように、勝たなければいけない試合でした。
守りきることも、チャンスがあったときにそれを活かさなくてはいけないことも、ロスタイムで追いつかれてのドローとなった開幕戦や鳥栖戦、ひとつひとつ勝ちきってきた試合を重ねるごとに、確認しあったことだけに、なおさらです。
圧倒的にボールを保持して攻めていたなか、「今日は勝てる」と自分も含めてどこかで過信してしまってはいなかったか、とさえ思ってしまいます。徳島に敗れ、続く湘南戦で勝ち点3を手にして連敗を免れました。よしまた連勝の波へ!というところで、そう簡単にはいかないんだと教えられた気がします。
次の山形戦に向けて、この悔しさをプラスのパワーに変えていきましょう。

まだまだ長いJ2リーグです。半分も過ぎていません。
第2クールはあと2試合。山形、横浜FCと第1クールで連敗を喫した相手に挑みます。1週間あきますから、心身ともに整え、丁寧な準備をしたいところです。
まずは明日のオフで私たちも気持ちを一度、リセットしましょう。

2006年6月24日

更新日:6/24 0:2

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本日の担当:横井孝佳

昨日(正確には一昨日ですが、なんだかんだと夜中まで平塚にいたため昨日のような気がしてなりません)平塚で激闘を制したかと思えば、もう明日は次の戦い。本当に過酷な、激流のような戦いの日々が続きます。
明日は今季初の柏の葉開催です。柏の葉でホームゲームを行う際には、ふだん日立台で使っているさまざまな運営用具を運び込む必要があります。その荷出し作業を今日の午後、行いました。4tトラックと2tトラックに満載の荷物を、男性職員総出で積み込むわけです。初めての荷出し作業となった薩川事業部員は、スイッチオンで上下するトラックのリフトに感動している様子でした。
チームは今日、水戸対策を確認しあうミーティングを行いました。水戸で注意すべきは、やはり得点ランキング2位につけているFWのアンデルソン選手。失礼ながら、総得点数はそれほど多くないホーリーホックで、既に10得点をあげている決定力は脅威です。
そのアンデルソン選手、私にとっては「とてもいい人」というイメージで刷り込まれているんですよね。というのも、先月行われたサテライトの水戸戦で、私はメインスタンドの関係者席に陣取ってテキスト速報を打ち込んでいたわけなのですが、机もなくPCを膝に載せて作業をしていたんです。隣にはアンデルソン選手が座っていました。狭い椅子の上、しかも机もなく、メンバー表を傍らにおきながらの作業で、ペンやらオペラグラスやらを床にポロポロ落としていたんです。するとそのたび、アンデルソン選手が拾ってくれる。「オブリガード」と言うと「ドウイタシマシテ」と笑ってくれるのです。いい人だな?と。
そんないい人でも、レイソルにとっては最もデンジャラスな存在であることに疑いはありません。明日は、レイソルDF陣に奮起してもらって、愛媛戦以来ご無沙汰の完封勝利を期待しています。

さて、今日は寝不足の方も多いことと拝察します。夜明けのブラジル戦、期待していましたが、完敗でしたね。もっともわたくしは、起きられず朝のニュースで結果を知ったのですけど。
去年まで在籍していた玉田選手がゴールをあげ、うれしい限り。4年後の南アフリカ大会には、レイソルから代表選手を送り込みたいですね。

なお、明日の柏の葉から、これまでご利用いただいていた臨時駐車場が使用できなくなってしまいました。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、公共交通機関を利用してのご来場をお願い申し上げます。つくばエクスプレスには本日から、レイソルのヘッドマーク付き電車が走り始めています。柏の葉キャンパス駅からスタジアムまでは、定期バスのほかシャトルバスも運行されます。ぜひご利用のほどお願い申し上げます。

2006年6月22日

更新日:6/22 23:45

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本日の担当:種蔵里美

湘南戦を終えて昨夜遅くにクラブハウスに到着したチーム。
連戦のさなかであること、また選手たち自身がコンディションを考えたうえで提案したこともあり、本日は時間を変更して午後1時から全体練習を行いました。昨日試合に出場したメンバーは軽くリカバリーののち、サッカーバレーなどで体をほぐしました。
明日の練習も急遽、午後2時からに変更となりました(場所は日立台で変わりはありません)。こちらもコンディションを考慮したうえでのこと。プラス、明日の午前4時からのブラジル戦を観る選手がいるだろう、との理由も含まれています。
日本戦だけでなく、ワールドカップが始まってからのクラブハウス内のテレビはサッカー一色。チャンピオンズリーグなどもそうですが、前日行われていた試合の録画ビデオが延々と流れ、選手たちは治療を待つ間や練習の前後に食い入るように観ています。
普段はドラマやバラエティ番組をわいわい賑やかに見ていることの多い、このトレーナールーム前のテレビスペース。最近は黙って夢中で見る姿が印象的です。

全体練習が行われた同じピッチでは午前中、新加入の深津康太選手(なんだかもう新加入と呼ぶにはふさわしくないほどすっかり馴染んでいる気がしますが)、佐藤由紀彦選手、そして近藤選手の3人を対象に乳酸値測定が行われていました。
設定タイムで走ってすぐ血が採れるよう、古邊フィジカルコーチ、田村コーチをはじめとしてスタッフが勢揃い。石崎監督も姿を見せ、3人の走る姿や数値を見守っていました。谷澤選手の数値に及ばなくとも、佐藤選手の数値がなかなか良かったようです。近藤選手はこれが今年初の測定。これからまた走り込みを重ねて、また数値が上がっていきそうです。

乳酸値測定が行われたすぐあとには、鈴木達也選手、柳澤隼選手がリハビリを。鈴木選手は最近、スピードを出してのランニングがメニューのなかに増えてきました。
「結構走ってるよ。ただの達也じゃなくて、スーパー達也になって帰ってくるから」とは酒井トレーナー。楽しみに待ちましょう。

2006年6月22日

更新日:6/22 0:13

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本日の担当:横井孝佳

タフな試合でした…。本当に勝ててよかった。今日の試合を落とす(たとえ引き分けでも)のと勝つのでは、キタジの言うとおり全く状況が異なってきますから。今日の試合に臨む選手たちからは、絶対に勝つ、第1クールと同じ轍は踏まないという強い意欲が感じられ、頼もしく見えました。
湘南の、連敗を阻止しようという意気込みも相当なものでした。ピッチ上では双方の意地と意地がぶつかり合い、キックオフ直後から激しい展開に。スタジアムの喧騒(メインスタンドには多数の学生さんがいらっしゃっており、声量がすごかったのです)と相まって、心臓の鼓動が通常の倍くらい早くなったように感じられました。

結果的には、先制したものの追いつかれ、李忠成選手のゴールで勝ち越し、そのまま逃げ切ったかたちになりましたが、最後まで息もつかせぬゲーム。それだけに、勝てたときの喜びと安堵は大きかった。ロスタイムの5分間は、ほとんど無呼吸だったような気すらします。
ロッカールームから出てきたチュンソン選手は、いつにも増して饒舌でした。じつは、先日の徳島戦の折、コメントを求める際に写真もお願いしたのです。いったんはOKしてくれたのですが、「いや、やっぱり今日は写真は勘弁してください」と断られてしまった。「何も出来なかった」と悔やむ表情を見せたくなかったのでしょう。「今日は写真いけるでしょ!」と声を掛けたら、最高の笑顔で頷いてくれました。あとでフォトギャラをアップしておきます。
チュンソン選手は、サポーターの皆さんへの感謝をことのほか強調していました。「平日なのに、アウェーゲームにこれほどの(人数の)サポーターが来てくれた。試合前から、選手同士でも話してたんですよ。『サポーターのためにも、今日は絶対に勝とう』って」まさに、選手とサポーターが一心同体になって戦い、掴んだ勝利ですね。バックスタンドの半分を黄色に染め上げた様は、メインスタンドから見ていても壮観でした。
なお、石さんが監督会見でコメントしていたように、リカルジーニョ選手が足の痛みを感じて交代となりました。バスに乗り込む前に声を掛けたら、腿裏をアイシングしていました。今晩は患部を冷やし、明日様子を見ることになります。大事にならないことを願っています。

なお、トップページでもお知らせしたとおり、明日の練習開始時刻が午後に変更となりました。突然の変更でご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます。練習見学を予定されている方はご注意ください。

2006年6月21日

更新日:6/21 0:26

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本日の担当:横井孝佳

ジャーン! 栄えある第1回柏レイソル変顔選手権(第2回やるの?)、結果はっっぴょうです!!
今回は計68通のご投票をいただきました。大切なシーズン中のふざけた企画にもかかわらず、まことにありがとうございます。さて、気になる第1位は…。

39票で鈴木達也選手です!! ダントツでした!!
ご投票いただいた方の声からご紹介しましょう。
「この世のものとは思えない顔」「たっちゃんの新たな一面を見ました」「顔の筋肉が柔軟」「きもかわいい」などなど。おおむね好評?なようで一安心。ファンの総数は増えたのでしょうか、減ったのでしょうか。

続いて第2位は…キャプテン南雄太選手!! 12票!!
「崩れすぎ」「キャプションに『ひでぶっ』と付けてあげたい」「今シーズン途中から中身の人が入れ替わったに違いない」などなど。普段の厳しい表情とは異なるギャップに心打たれた方が多かったようです。

3位には3選手が並びました。それぞれ4通で、岡山選手、小林祐三選手、永井俊太選手です!!!
岡山選手へのコメントでは「まねできない」など。ある意味反則ですよね。じつは岡山選手の写真はもう1枚あったのですが、明らかに公序良俗に反しているので(?)お蔵入りしました。
祐三選手については「米粒が素敵」「あのクールな祐三選手が…」など。うん、クールには見えますけど、結構お茶目な面もあるんですよね。なんたって谷澤選手の後輩ですから。
永井選手に関しては「シンプルな中にも面白さがある」など。「食べ物を粗末にしてはいけない」というお叱りの声もありました。大丈夫、あのご飯ちゃんと食べたそうです。って、えっ!?

あとは酒井トレーナーに2票、落合選手と石川選手に1票ずつ。酒井トレーナーには「知人ですが、彼がこんな顔をするとは」との驚きの声が。私もそう思います。普段は落ち着き払ったシニカルな表情なのです。選手の前だからこそですかね。選手とメディカルスタッフの信頼の強さを物語っていると思いませんか?

個人的には桐畑選手の江頭顔にやられました。大して崩れてないのに別人の顔になっている。彼はあなどれません。すごいモノを持っている気がする。
そのほか、企画のご依頼として「スマイラー選手権をやってほしい」「ぜひキス顔選手権を」とのお声も頂戴しました。「レイソルはここまで方向転換していいのか?」というお叱り?も。うーん。「サッカーと笑いでは負けない」クラブですから。いいんじゃないでしょうか。

はい、本日の広報日記はこれにて。申し訳ございません、所用があり、今日はチームの人に誰一人会っていないのです。種蔵広報に聞いたところでは、徳島戦の敗戦のショックもなく、皆前向きな表情でトレーニングに取り組んでいたとのこと。明日はやってくれると信じています。皆様のご声援があればなおのこと、やってくれるはずです。お仕事、学校などの帰りに、お時間が許せばぜひ平塚へ!! スタジアムでお会いしましょう。

2006年6月19日

更新日:6/19 17:35

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本日の担当:種蔵里美

蒸し暑い一日でした。
気温と湿度がどんどん上昇するなかでの午前中の練習は、見ているだけで「うう暑い・・・」とつぶやいてしまったほどでした。
昨日はオフでしたが、徳島戦から中3日での湘南戦に向け、軽めの調整かと思いきや、様々なバリエーションをもって紅白戦を繰り返しました。これまでフィールドプレーヤーとしてただ一人全試合にフル出場してきた小林祐三選手を出場停止で欠く次節。祐三選手が抜けた部分をどう対応するか、またそれ以外にも連携や組合せを確認するための紅白戦でした。
紅白戦の後は一部の選手がサイドからのクロス、シュートの練習を。そして最後の最後まで、大河原選手が田村コーチ指導のもと、ヘディングの練習を一人必死に行っていました。
明日は午前中に軽めの調整を行い、午後、湘南に向けて移動する予定です。

PHOTO GALLERYでもお知らせしたとおり、昨日、我孫子市にある特別養護老人ホーム「和楽園」を新人選手3人とともに訪れてきました。新人選手にとっては、ホームタウン活動であるとともに、ボランティア活動を経験するという大事な研修の一環でもあります。
財団法人さわやか福祉財団に調整をお願いし、初めて我孫子で開催しました。非常に喜んでいただき、「館内でわぁーっという歓声が聞かれるのは滅多にないこと。参加した人はそれぞれ楽しかったと思います」と施設の方にも喜んでいただきました。
印象的なことがありました。入所されている方で、女性が嫌いなおばあちゃまがいらっしゃいました。日頃接する女性ヘルパーの方にも大きな声で怒ったり、爪でひっかくこともあるそうです。当日参加してくださったのですが、最初は怒った様子も見受けられたものの、時間が経つに連れて、選手の実技や子どもたちの楽しそうな姿、会場内の歓声に引っ張られるように笑顔になり、最後には女性のヘルパーさんに「子どもがね、こうして両手で握手をしてくれたんだよ」と手を握って喜んで報告をしてくれたそうです。
「あんな笑顔は久しぶりに見ましたよ」とは施設長の方のお言葉です。

全国で展開している「サッカーさわやか広場」は昨日で101回目を数えたそう。レイソルだけでなく、レッズやガンバ、アントラーズなども参加しています。
レイソルだから、Jリーガーが来たから、これほど喜んでいただいたのではもちろんないと思います。サッカーを全然知らない方もまだ大勢いらっしゃいます。地域にプロのサッカーチームがあり、当日協力してくれるサッカー少年たちのJリーガーへの憧れ、純粋にお年寄りの方々との触れ合いを楽しむ少年たちの姿、選手たち自身の「喜ばせたい、楽しんでもらいたい」という思いが相乗効果を生んでいるからこその活動です。
サッカーを通じてできること。このホームタウンエリアで、想像以上に大きなパワーを持っていることを、それぞれの新人選手たちが身をもって体感してくれたことと思います。
私自身も、Jリーグの持つ力にあらためて気付かされる一日となりました。

2006年6月17日

更新日:6/17 20:48

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本日の担当:横井孝佳

すぐに次の湘南戦があるからと、チャンスはつくれていたからと、PKによる1失点に抑えたからと・・・。前向きに考えようとしても、すぐに腹の底から悔しさがわき上がって来ます。
監督会見の最後に、地元紙の記者さんから石さんへ質問が飛びました。「今日の徳島の戦いぶりはいかがでしたか?」と。「4バック、3ボランチでゴール前を固めて、PKで1点取って、それで勝てて良ければいいんじゃないでしょうか」と答えていました。本音が出たのだと思います。結果と同じくらいに内容にこだわる石さんだからこそ、相手の戦法に皮肉のひとつでも言いたくなったのかもしれません。しかし、それでも勝たねばならないのがレイソルに課せられた使命であり、そんな相手に勝っていかなければ昇格は覚束ない。後半はガッチガチに守られましたが、前半はレイソルのほうがひどい戦いぶりだった。反省すべき点は多々あります。
次の湘南戦は中3日、修正の時間は多く与えられていません。まずは明日、しっかりと疲労を取り去り、月曜、火曜に出来る限りの準備をして、次戦に挑みます。連敗だけは許されない。それは試合後、選手皆が口にしていました。

往路はチームに帯同していましたが、復路は別行動です。羽田行きの最終便は19時発。私の場合、試合後2時間以上にわたってHPの更新作業などが入るため、飛行機は間に合うかどうかリスキー。で、夜行列車で帰ることにしました(広報日記を後回しにすれば結果的には間に合ったんですけど)。現在は高松駅で広報日記を書いています。
鳴門の駅から乗った列車で、偶然サポーターの方お二人とお会いしました(黄色いからすぐわかりました)。その方々と一緒にいらしたのは、なんと石さんのご両親でした。いつも西日本のアウェーゲームにいらっしゃっていることは聞いていましたが、お会いするのは初めて。列車の中でしたが、ご挨拶することが出来てよかったです。
そしてもう一組、レイソルサポーターの方々と一緒に、初々しい地元高校生のカップルがいたのです。男の子はサッカー選手で、年代別の代表に選ばれた経験もあるそう。どうしてもプロサッカー選手になりたくて、「レイソルの試合はレベルが高そうだから、観に来ました」とのこと。負けてしまってすみません。
この日記を読むことはないかもしれませんが、Jリーガーでもない私から君にアドバイスを。絶対にJリーガーになれる方法、それはJリーガーになるまで諦めないことです。諦めたらそこで終わりだから、絶対に諦めないで。一事が万事そうじゃないですか? J1昇格もまた然り。
今日はやぶれましたが、この先どんなことがあっても、最後まで諦めない。信じて戦い続けること。ぜひこれからも皆さん、一緒に戦っていきましょう。
目をキラキラさせて夢を語ってくれる彼に、これまでホームアウェー全試合の会場ではめてきた、イエローのシリコンバンドをプレゼントしてしまいました。今季が終わったら、ご希望の方にさしあげようと思っていたのですが。彼にはぜひ、Jリーガーの夢をかなえてほしい。列車はいろんな出会いがあっていいですね。

2006年6月16日

更新日:6/16 18:59

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本日の担当:種蔵里美

激しい雨が降るなか1時間ほど調整を行い、チームは徳島に向けて出発していきました。
いつもは横井広報や田村コーチとお見送りをするのですが、今日はぽつんと一人でのお見送り。というのも、今回は横井広報が小型カメラを手に、アウェー遠征の密着映像を撮影しているのです。
日頃からチームにぴったり密着している横井広報ですが、アウェー遠征時は早めに現地入りするチームとは別行動で出掛けていきます。今日はクラブハウス出発時から一緒。いつもは見かけない顔がバスに乗るとあって、「座るとこないからね」「みんな座るとこ決まってるもん。そこは俺だもん」「真ん中から後ろはだぁーっと選手の席だもん」とわざと意地悪をするスタッフ陣でした。横井広報の眉間にしわが寄って、眉が八の字になってました。広報も気を遣うし必死なのにー、と。いまごろはもう徳島ですね。夕食の席かもしれません。
今回の映像は、J2に挑むチームの記録を残そうと企画したもの。J:COM「レイソルタイム」内で放映される予定です。

徳島戦に向けての最終調整はいつものようにリラックスしたなかでのメニューとなりました。
おなじみの試合前日ミニゲーム。本日も「ダエイ」ことピント選手が活躍し盛り上げておりました。気になる罰ゲームは、新人の桐畑選手。
大先輩である南選手が仙台戦でチャージを受けた際のモノマネを披露し、逃げるように去っていきました。
「それだけかよー」の他選手のことばに、
「だってこわいじゃないっすか!!」と一言言い残して。

リカルジーニョ選手を出場停止で欠く今節。徳島も調子を上げてきていると聞きます。「やっぱみんなあの3連敗があるからよ。第2クールはここまで負けなしでしょ。勝つっていう結果よ、大事なのは」と山根選手は常々口にします。
出発していく岡山選手のピリッとした表情にしても、要所要所でチームを引き締める南選手にしても、ふわっとした浮ついた雰囲気はいまのチームにはない。そう感じます。明日も前から積極的にボールを奪って、シュートを打って、しっかりと結果を手にしましょう。

2006年6月15日

更新日:6/15 22:44

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本日の担当:横井孝佳

いつまでにしましょうかね、変顔投票。もうほとんどの方がご覧になっていると思うので、明日の金曜日までってことでいかがでしょうか種蔵さん。広報日記を身内のコミュニケーションツールにしないように。

昨日、鈴木達也選手に会ったとき。
私「変顔、トップを快走中だよ! 2位が南君」
鈴「…ファンの人に言われました。載ってるんですね」
私「キタジに聞いてなかった?」
鈴「キタジさん、何も言わずに撮っていったんで。いえ、いいんですけど…」
そうだったのか…。確かにあの顔はインパクト強すぎたかも。レイソルきっての好青年、100万ドルの笑顔、小泉首相の後輩、名門筑波大卒、趣味はピアノ。それらのプラスイメージを一瞬にして崩壊させるすさまじい破壊力。でも大丈夫、たっちゃん! 一部のファンを失ったと思うけど、新たなファンを獲得したはずだよ!

冗談はさておき、レイソルが初めて徳島の地へ足を踏み入れるアウェーのヴォルティス戦が、明後日に迫りました。昨日の紅白戦に続いて、今日もゲーム形式のトレーニング。セットプレーの確認に時間を費やし、入念なチェックが行われました。
昨日の日記で種蔵広報も書いていたように、上位チームとの決戦を制した後、少々気の抜けた戦いぶりが見られがちだった今年のチーム。しかし今日の練習も昨日に続いて、気合のこもったメリハリが感じられました。いいムードだと思います。
「そりゃそうだろうよ。Bチームも強いからよ」と石さん。ケガ人が復帰し、各ポジションに別の選択肢がある現在、レギュラー組に入った選手はその座を守ろうと必死になり、非レギュラーの選手はポジションを奪い取ろうと必死になる。人数が足りずにコーチが入っていた以前と比べて、モチベーションがまるで違ってくるわけです。
詳しいメンバーは伏せますが、この選手に関してはOKでしょう、リカルジーニョ選手。ご存知のように次節は出場停止ですから、否応なくBチームでプレーしました。そのFKがもの凄かったのです。速さといい正確性といい弾道といい、Jリーグ規格外のキック。南選手は呆れたように「試合にとっとけよ、リカ」と首を振っていました。

紅白戦が終わった後、メンバー外になった選手による攻守のゲーム形式トレーニングが行われました。そのメンバーに、ケガで別メニュー調整が続いていた鈴木将太選手も入っていました。プレーを観る限り、もう全力でやれるようです。
昼食の際に「もう合流できるの」と聞いてみたら、「わかんないっす。古邊さんに聞いてください」とのこと。しかし古邊コーチ預かりになったということは、全体練習への合流も近いのです。函館のゴールは間違いなく、レイソルの歴史を振り返るうえでの語り草になるはず。早く再び、あのスピードを見せて欲しいものです。

2006年6月14日

更新日:6/14 21:43

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本日の担当:種蔵里美

なかなかミーティングルームから出てこない。午後3時からの練習を見学にいらした方は、あれ?と思われたことと思います。
今日は徳島戦に向けた確認と前節の反省、両方を兼ねたミーティング。45分くらいはやっていたでしょうか。平川さんと石さんが要点を効率的に見せていくため、参加しているほうは決して長くは感じなかったと思いますが。
徳島戦を3日後に控え、ミーティング後は紅白戦形式でのトレーニングを行いました。声がよく出てピリッとした雰囲気のなかで行われていました。
思えば第1クールの不調は、東京Vとの一戦で劇的勝利をおさめたあとから始まりました。続いて行われた愛媛戦は谷澤選手の右からのクロスにディエゴ選手が合わせて勝利したものの、内容は決して良くなかった。そして訪れた3連敗です。5月17日、仙台を相手に劇的勝利をおさめた次の試合、アウェーでの愛媛戦も・・・みなさんがご存知の通り、非常に苦しい一戦となりました。
10日の東京V戦で選手たちが見せた、「ここで好調・ヴェルディを俺らが止める」という気持ちの入り具合は、キックオフからのゴールラッシュでおわかりいただいているかと思います。
次節に向けて、ここでふっと気を緩めることなく、確実に勝ち点3をとらないと昇格は難しい。そうチームは捉えています。

日が長くなり、午後の練習が終わっても芝の上でゆっくり過ごす選手が増えてきました。座って話し込んだり、筋トレやストレッチをしたり。新人選手はいつものようにしっかりと自主トレをこなして後片付けをして引き揚げていきます。それを見守る見学者の方々のまなざしが温かくて、非常に心地いい空気が流れる夕方でした。

近藤選手も今日は遅くまでリハビリをピッチ上でやっていました。
筋トレメニューから、4月下旬にはジョギングを開始。最近では、長い距離をひたすら走る段階から、少し負荷やスピードを上げてのメニューを実施できるまでになりました。コーンをドリブルで抜けたり、ジャンプをしたり。現在近藤選手のリハビリを担当している徳弘トレーナーは「順調に進んでいるし、ほんとによく頑張ってくれている。リハビリをピッチなんかでしていると、復帰を待ってくれている人の多さをひしひしと感じるから、僕にとっては責任重大」と言っていました。

さて広報宛のご意見メールには、昨日から「キタジ主催レイソル変顔選手権 1位は誰だ!」に多くのご投票をいただいております。ありがとうございます。現在トップを走るのは南選手と鈴木達也選手。広報内ではGK桐畑選手の評判がなかなかよかったです。まだご覧いただいていない方は「レイソルWEB写真館」をクリック。元気がないときにぜひどうぞ。横井さん、第1位を決める投票期間はいつまでにしましょうか。

2006年6月13日

更新日:6/13 23:36

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本日の担当:横井孝佳

柏の葉で行われた佐川急便東京との練習試合は、トータルスコア4対1で快勝。欲を言えばレギュラー組が出場した1本目でスコアレスドローに終わったことが残念ですが、東京V戦から中2日で体が重そうだったこと、また相手の選手も目の色を変えて挑んできていたことを加味すれば、30分間での無得点はやむを得ないかな、と。
むしろケガをしないかとひやひやしながら観ていました。接触プレーで途中交代した平山選手は、「腰を打って、力が入らなくなった」とのことで、骨やじん帯などへの影響はないようです。一安心しました。

2本目と3本目は、ご見学いただいた皆さんにも楽しんでもらえたと思います。2本目では、藏川選手が復活。右SBとして出場し、スピードと正確なクロスでチャンスを演出しました。久々の実戦でまだまだ本調子ではないはず。これからが楽しみです。
先制点となったフランサ選手のゴールは、アシストの李忠成選手が素晴らしかった。PA内で倒れながらも、頭でフランサ選手にパス。フランサ選手は決めるだけ、といった感じでした。乗ってる選手はやることが積極的で、観ているほうもうれしくなります。
その忠成選手、背番号28をつけての出場。なぜかと申せば。エクイップメントのキムちゃんによると、ロッカールームのエリアが谷澤選手の隣だったんですって。忠成選手は間違えて谷澤選手のユニフォームを着てしまったと。気づいたけど着替える時間もなく、そのまま出場してしまったと。公式戦でやったらえらいことですけど、練習試合だから区別がつけばいいのです。よほど慌ててたんでしょうね。

3本目は、2本目に続いて藏川選手、そして中谷選手と北嶋選手が復帰。ファンの方はもちろん、私たちスタッフにとってもうれしい復活です。中谷選手は本職の左SBではなく、左サイドハーフ、ちょうど平山選手のポジションでプレー。縦への突破からクロスを上げたり、中央に切り込んでのコンビネーションプレー、時には右サイドへポジションチェンジしたりと、活発にピッチを駆け回り、完全復活を感じさせました。実際、中谷選手のプレーを見るのは初めてに近いのですけど、想像よりもずっと攻撃的だったのが印象的。試合後に石さんにその旨感想を話したら、「そりゃ今日はポジションが前だから当然だろうがよ」と笑われましたが、いやそれにしても。今日のプレーには、石さんも喜んでいました。「また選択肢が増えた」と。
北嶋選手はまだまだ本調子ではないと思います。しかし、前線からの激しいチェイス、安定したポストプレーは負傷前と変わらず。「そうそう、これなんだよコレ」とゴールの裏で写真を撮りながら呟いてました。彼が前線からプレスをかけることで、後ろはずいぶんと楽になる。実際、北嶋選手がボールを奪えなくても、苦し紛れにクリアしたボールを中盤で拾えたりしますからね。挨拶代わりのゴールも決めてくれました。
しかし3本目で最も目立っていたのは、何と言っても長谷川悠選手。通称タロウ、あるいはモンゴル。特に自身2点目の弾丸ミドルは、ワールドクラスといっても差し支えないほど。いや、すごいもん見せてもらった。競り合いで腰から落ち、かなり痛かったはずですが、最後までプレー。ロッカールームで治療を受けている最中、「やっぱり柏の葉はやりやすい?」と聞いたら、「オレのホームですからね」と笑っていました。流通経済大柏高は、柏の葉のすぐ近くです。

なお、今日は2本目と3本目に練習生が参加しました。ご紹介しますと、2本目に参加したのは順大の小宮山尊信選手。大学No.1サイドバックとの呼び声の高い有望株です。横浜F・マリノスの強化指定選手でもあります。今日と明日、練習に参加します。
3本目に出場したのは鈴木伸貴選手。大宮東高卒業後、ドイツの3部リーグに入団し、これまでドイツでプレーしてきた異色の経歴を持っています。土曜日まで練習に参加する予定です。皆さん、お見知りおきを。

2006年6月12日

更新日:6/12 21:43

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本日の担当:種蔵里美

フランサ選手のブリリアントな笑顔。何が何でも勝とう!とリフティングリレーで一人抜かして終わったことにしようとし、田村コーチに見つかった山根選手、ディエゴ選手らの組(ずるはいけません)。あけぼの山で行われた午後の練習です。この楽しそうな雰囲気をキメクルに、とフランサ選手にピントをあわせて構えた瞬間、カメラのスクリーンがなぜか真っ暗になってしまい、事務所まで帰ることに・・・。先週の金曜日に大雨のなか写真を撮ったことが原因でしょうか。
おかげで大事な午後練習を50分くらい見られなかったわけですが、見学していた酒井トレーナーによると非常に活気ある声、コミュニケーションが見られたとのことです。
それにはこの選手の復帰も大きく関係しているでしょう。太もも裏肉離れでチームを離れていた北嶋選手。本日よりチーム練習に完全合流です!
3グループにわかれてのゲーム形式では、「タロウ」こと長谷川選手とツートップを組み、積極的にシュートを放つ姿が見られました。全体練習後にも、新人選手たちとともに居残りでシュート練習に励んでいました。
活気ある雰囲気だったことは確かなのですが、神戸戦、東京V戦と連戦が続き、コンディション的に少しきつい状態なのも確かなようです。
それを考慮し、明日午前中に予定されていた前節の試合メンバーの練習が急遽なくなり、午後の練習試合に全選手が出場することとなりました。メンバーを入れ替えながら、30分を3本行います。
北嶋選手はもちろんのこと、練習試合初となる中谷選手や久しぶりとなる藏川選手なども注目です。徳島戦まで日にちがありますから、またいろんな連携や組み合わせを試す一週間となりそうです。

さて昼過ぎには、練習中に足首を捻挫をしてリハビリ中の深津選手がピッチ上で軽くジョギングをしていました。ヴェルディ戦の日に少し話をしたのですが、「まだここで何もしてないから、ほんと早く走って、治して、合流したいっす」と悔しそうに語っていました。ちょうどこの日は深津選手の出身校でもある流経大柏高校の生徒さんたちも応援にかけつけてくれていました。大谷選手とは2年生のときに一緒のクラスだったようですね。「ようこそ!後輩デー」のゲストとして登場してくださった「徳さん」のこともよく覚えていました。

このようこそ!後輩デー、そしてレディースサンクスデー、感想はいかがだったでしょうか。「オトコ祭り」はいつですか?と聞かれたことが多かったような・・・。いたらなかった点が多々あったことは承知のうえですが、テニスコートやスタンドでの賑わいがすごく嬉しかったです。多くの皆さんが参加して楽しんでくださったことが、また今後のイベントにつながっていきます。スタッフ一同、これからも精一杯準備させていただきますので、またぜひ一緒にお楽しみ下さい。

2006年6月10日

更新日:6/10 23:15

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本日の担当:横井孝佳

勝利の余韻に浸っていたら、いつの間にやらこんな時間だ。今日も遅くなって申し訳ございません。
いやいや、それにしてもすごい試合でしたね。「オレは12年レイソルにいるけど、前半11分までに3点取ったのは初めて見たよ」と、弊社松元事業部長も嘆息していました。あの後も、しばらくは点が入りそうな流れでしたしね(平山選手と谷澤選手の見事なコンビネーションで、谷澤選手が完全にGKと1対1になり、左足シュートが惜しくもポストの右に外れたシーンなど。あの後にコールされた『決?めてくれ、ヤザワ!』コールが嫌味に聞こえたのは私だけではないでしょう…)。
しかしリカが退場し、数的不利になった後半は、自陣にこもってひたすら守る展開に。ヴェルディには、ボールを持たせても人数をかけて中央をケアすればそうそう簡単に点を取られることはない、という考えに基づく戦術でした。石さんは試合終了後、「あんなの見せちゃって申し訳ないよな」とすまなそうな顔をしていましたが、ヴェルディとのこの試合に『何が何でも勝つ』ことが最も重要、との判断なのでしょう。攻め込まれて苦しかったからこそ、試合後の盛り上がり、勝利の歓喜はものすごかった。どうか、お許しください。
今日の注目ポイントはいくつかあるわけですが。岡山選手のマイクパフォーマンス、フランサ選手のダンス、アウェー側ゴール前で寝そべるレイくんなどなど…。しかし私はベスト1にコレを推したい。それは、数的不利の中ひたすら守っていた時間帯に、サポーターから起こった選手全員のコール。感動して速報にも書き込みましたよ。PCのモニターがにじんで見えるほど胸を打たれました。
蒸し返して申し訳ありません。ここ数年、いろんなことがありました。詳細までは言及しませんけど、選手とサポーター、クラブ、必ずしも一体にはなりえていなかった。しかし今日起こったあのコール。どれほど選手が勇気づけられたことか。あの空気を作れれば、日立台にどんな敵を迎えても怖くない。
わたくしの見立てでは、今日のゲーム、両チームに点差ほどの力の差はありませんでした。実際、開始早々の平本選手のゴールが決まっていれば、逆のスコアになっていてもおかしくないと思います。そうならなかったのは、あのシュートがバーを叩いたことはさておき、やはりホームの、われわれ家族の一致団結した力ゆえだと思うのです。
背筋がゾクゾクします。えのきどさんが「OUTSIDE KICK」に書いてくださったフレーズ、『伝説のシーズン』の真っ只中に、今いるのではないかという思いに。先月までは予感だったものが、今日の試合で実感に変わった気がするのです。この雰囲気をもっと盛り上げ、冬が近づく頃には最高の歓喜を迎えられるように、もっともっと、私たち家族の力でレイソルを盛り上げていこうではありませんか。

最後に。石さんを監督会見にアテンドするとき、昨年からヴェルディに在籍していた選手たちが待ち構えていたのです。挨拶をするために。そのシーンに、胸が熱くなりました。私自身も試合終了後、大野選手と握手をしてエールを交し合いました。いろいろあって別々に離れたけど、レイソルの名の下に人生が交錯した者同士、その絆はいつまでも大切にしたいと思ったことでした。

2006年6月10日

更新日:6/10 9:53

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本日の担当:横井孝佳

大変申し訳ございません。
昨晩、会社を出る前に広報日記をアップしたはずなのに、今朝出社してみるとホームページに反映されていないことが判明しました。システムの不具合か、あるいは単にボタンを押し間違えたか…。昨夜遅くまでお待ちいただいた方もいらっしゃるかと存じます。大変失礼致しました。申し訳ございません。

先ほど、この文章をアップしたら、昨晩書いた日記が「6月上旬」の欄に現われてきました。システムの不具合だったようです。大変失礼致しました。

2006年6月 9日

更新日:6/9 23:58

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本日の担当:横井孝佳

ついに、運命の東京ヴェルディ1969戦が明日に迫りました。おかげさまでチケットの売り上げも好調で、今季初めて、前売の販売枚数が10000枚を超えています。
札幌戦のヒーローインタビュー、もといマイクパフォーマンスで岡山選手が呼びかけたことが大きな要因であることは間違いありません。でも、それ以上に、第2 クール最大の山場といえるこの試合に臨んで、レイソルファン・サポーターの皆さんが、いざ鎌倉とばかりに駆けつけてくださった結果ではないでしょうか。
幸いにして、天気もよさそうです。当日券の販売も席種によってはございますので、来ようかどうしようか迷っている方はぜひスタジアムでご一緒に!! スタジアムで生観戦して、帰宅してからチバテレビの録画放送で改めて見直す、このパターンをお勧めいたします(チバテレビ視聴可能な地方にお住まいの方には)。明日はレディースデー、女性の方なら当日券が500円オフ、前売価格と同一のお値段でお買い求めいただけます。

本日の日中、クラブハウスへ入ったら、岡山選手が熱唱していました。大事な一戦を前にして、気負いはないようです。
その後大谷選手と小一時間話し込みました。明日の試合のこと、今シーズンのこと、これから先のことなどなど。今季は選手会長を務める大谷選手、まだ若手ですが、立場が人を育てると言いましょうか、クラブや他選手のことを非常に深く考えており、頼もしく思えました。
そこで確認し合ったのは、「今、レイソルはいい方向へ向かって動き出している。これからもその流れを停滞させることなく、選手は選手、フロントはフロント、それぞれの立場で最善を尽くしていこう」ということ。今年は昇格という、ある意味ではシンプルな目標に向かってまい進するのみですが、クラブはこの先、 10年、20年、100年とこの地にあり続けるのです。新生レイソルの黎明期である、今こそが大切なのだ、と。まあ、そんな堅苦しい雰囲気ではありませんでしたけど。

先のことはさておき、まずは明日の試合。今朝のミーティングで、スカウティング担当、夫婦揃って広報日記の愛読者である平川雅之コーチが口角泡を飛ばすように、ヴェルディの分析を話していました。今のヴェルディは、一時の不振を脱して非常に強くなっていると。
一筋縄では行かないでしょう。しかし、1万人を超えるレイソルイエローのサポーターの前で、太陽戦士たちがぶざまな試合をするはずがないと信じています。日立台はホームの利を最大限に発揮できるスタジアム。明日は絶対に勝ちましょう。私たちの力で、レイソルを勝たせましょう。ぜひご一緒に!

2006年6月 8日

更新日:6/8 23:0

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本日の担当:種蔵里美

マッチデープログラム「ヴィトーリア」のサポーターズヴォイスに多くのメールをいただきました!ありがとうございます。
このたくさんの「言葉」で選手たちをしっかり後押ししましょう!
今回のヴィトーリアは、「12000人」キャンペーンを生み出した岡山一成選手の表紙が目印。本人は神戸から戻ってきて早々、「1失点してしまったからなぁ」と反省を口にしていましたが、昨日も試合をドローに持ち込む得点をしっかりと決めてきてくれました。

午後12時半すぎに、「お疲れさまー」とバスから降りてきた選手たちの顔は疲労の色がさすがに濃かったです。でも疲れがあっても、なかなかそうも言ってはいられません。1時には全員揃ってミーティングを行い、そのままピッチに出てリカバーを行いました。
昨日試合を行ったばかりで、ヴェルディ戦に向けて修正点などは強く意識して臨めるはずです。あとは体をいかにリフレッシュするか。明日の午後の「レスト」でそれぞれの方法でいい休養をとってほしいところです。
土曜に対戦するヴェルディは4連敗のあとに3連勝。どうしてこうも調子を上げてきているチームとばかり当たるのだろう・・・とまた言いたくなってしまうのですが、事実ヴェルディは勢い付いています。互いにとって第2クールの波を決定付ける試合となることは確か。5月17日に行われた仙台戦のように、大事な試合を落とすことのないレイソルでいたいと思います。

それにしても、昨日の落合選手の出場は嬉しかった。
昨季の6月25日、鳥栖で行われた徳島戦以来、実に1年ぶりとなるトップ公式戦出場でした。ケガからの回復はそう簡単ではなく、良くなったりまた状態が逆戻りしたり。多少の痛みがあっても合流したい、ボールを蹴りたい、という思いの強さを持っていた落合選手にとっては我慢の時間が長かったことと思います。試合後のロッカーでもほんとに嬉しそうだった、とは帯同していた横井広報。昨日の出場時間は1分でした。その時間を増やすために、守備陣のポジション争い、ベンチ入りメンバーに入る争いがまたさらに激しくなっていきます。

2006年6月 7日

更新日:6/7 22:53

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本日の担当:横井孝佳

心身ともに疲れました…。アウェーで行われた神戸戦、先制されるも何とか追いついてのドロー。先ほどまでの激闘の舞台、今はしんと静まり返ったウイングスタジアムのベンチで広報日記を打ち込んでいます。
前半の序盤にチャンスがあったものの、それ以外の時間はほとんど神戸に押される苦しい試合展開。相手は中3日、レイソルは中10日で臨むという、有利な条件。しかし今の神戸は上り調子なうえに、首位のレイソルを倒して波に乗ろうという強い意気込みが感じられ、レイソルは気おされてしまった感があります。しかし、今日も後半終盤の得点で同点に。身体が動かなくなっても最後まで諦めない精神力、その点は、選手たちを褒めてやってください。

試合が始まる前はかなりわくわくしてたんですけど…。この試合でドゥンビア選手がデビューすることは、かなり早い段階から見込まれていました。彼のスピード、身体能力がどこまで通じるか、楽しみでしかたなかった。本人もコメントしているように、まだまだフィットしているとは言いがたいものの、今後に期待を抱かせるプレーもありました。鈴木達也選手がケガで戦列を離れている今、裏への飛び出しや相手を翻弄するスピードを発揮できるプレーヤーとして、石さんの期待も大きいようです。
そのドゥンビア選手、チーム内では「バネ」と呼ばれています。昨日、通訳の伊藤さんを介して「バネってどんな意味なの?」と聞いてみました。
ドゥンビア選手は、「僕もわからないんです、本当に。でも物心ついたころからバネって言われていたんです。僕の出身地の辺りでは、『ドゥンビア・セイドゥ』という名前はありふれていて、もし『ドゥンビアはどこだ』ってヨコイが聞いたとしても誰もわからないでしょう。でも『バネはどこだ』と聞いてくれれば、すぐわかるはずですよ」と。
「日本じゃバネって、スプリングっていう意味だよ。ぴったりだね」
と言ったら「そうなんですか」と喜んでいました。
次の試合こそ、彼が“バネ”のごとくピッチを駆け回る姿を見たいものです。

今日勝てなかったことで、次のヴェルディ戦は絶対に負けられない試合となりました(いや、全ての試合がそうなんですけどね)。開幕の湘南戦の後、そして先日の鳥栖戦の後を振り返ってみても、今年のレイソルは、勝てずに引き分けた試合の後、その悔しさをぶつけていい試合をする傾向があります。きっとヴェルディとの試合でもやってくれると信じています。チケットは残りわずか。ぜひレイソルイレブンの奮起する姿に、スタジアムでご声援をお送りください。

それにしても、今日は返す返すも気疲れしました。平日の神戸に駆けつけてくださったサポーターの皆さん、今この時間も、家路を急いでいる方がいらっしゃることと思います。どうか十分にお気をつけてお帰りください。
疲れた原因は、サーバが重かったこと(たぶんアクセスが多かったため)、電波状況が悪かったことで、速報がなかなかアップできなかったことも一因。今日の速報は、いつもよりテキスト量が少なくなってしまったことをお詫び申し上げます。
そういえば、今日は神戸への到着がギリギリになってしまって、神戸牛を食べられなかったのです。これも苦戦の一因でしょうか。神戸牛といえば、間近で見たモーヴィは、表情といい仕草といい、なかなか可愛いかった。ヴィッセルガールも(笑)。しかし、レイソルのノリには合いませんね。やはりレイソルには、レイくんのはしゃぎっぷりやサポーターのネタ(まさか村上ファンドで来るとは…)が似合っているなあ、と改めて思いました。そんな神戸の夜です。

2006年6月 6日

更新日:6/6 21:12

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本日の担当:種蔵里美

つぶらな瞳の長谷川悠選手とともに、毎週お世話になっているbayfm応援番組「レイソルオーレ」に行ってきました。
新人選手である長谷川選手はこれが初めてのラジオ出演。緊張しまくっていました。話すときに、独特の間を持っているんですね。音だけを聴いていると、「・・・はい」、「はい」、「そうです」と言葉少なめ。ちょっと無愛想?と思ってブースから覗いてみると、ニコニコの笑顔で答えている長谷川選手がいました。番組後半くらいから慣れてきたようなので、次回はもっと話してくれそうです。今年中にまたスタジオ生出演でチャレンジしたいと思います。

チームは試合前日の軽めのメニューを1時間ほどで終え、午後1時過ぎに神戸に向けて出発しました。神戸、東京Vを相手にした山場の2連戦。がんばってきてほしい。居残り組のスタッフとともに、出発する車にそう念を送りました。明日出発する横井広報の背中にも念をたっぷりと・・・。
さて先週の月曜に膝の手術を行って入院生活を送っていた柳澤選手は昨日退院、本日よりリハビリを開始しています。今日は鈴木達也選手や酒井トレーナーとともにピッチ上で軽くウォーキングをしていました。

今日は瀬戸選手より「名前決まったよー」と嬉しい報告もありました。
27日の札幌戦の朝に生まれたばかりの、三人目のお子さん。春樹の「樹」をとって「直樹」と名づけたとのことです。
「真っ直ぐな子に育つようにね。イシと一緒なんだけど、石川直樹も酒井直樹も軽く超えるサッカー選手にするから(笑)」と言っていました。上のお兄ちゃん2人も端整な顔立ちでかわいいのですが、三兄弟が日立台に揃って遊びに来てくれる日が楽しみです。

最後に、毎回のお願いになりますが、週末の東京ヴェルディ1969戦に向けてマッチデープログラム「サポーターズヴォイス」に皆さんのメッセージをお寄せ下さい!!
試合当日、ロッカーに到着した選手・スタッフも目を通しています。木曜日の午前中いっぱいまでに、トップページの右上「お問合せ・ご意見」→「広報サービスに関するメール」からお送りください(ペンネームご希望の方はその旨お書き添え下さい)。マッチデーに載せきれなかったメッセージは当日の場内放送「バモスレイソル」でご紹介させていただきます。
お待ちしています!

2006年6月 5日

更新日:6/5 20:56

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本日の担当:横井孝佳

広報業務を種蔵女史に任せて、お休みをいただいていた横井です。ご迷惑をおかけしました(旅行に出かけた先が霧島市っていうのがなんともレイソル)。
さて、そろそろレイソル欠乏症に罹患している方も多いことと拝察いたします。ようやく明後日にはヴィッセル神戸とのアウェーゲームです! チームは10日間の準備期間を与えられ、神戸戦とその次の東京V戦に向けて、入念な調整を施してきました。次戦に向けたミーティングも、通常は1回のみのところ2度にわたって行い、ヴィッセル対策を頭に叩き込みました。
言うまでもなく、神戸、ヴェルディとの連戦は非常に重要。第2クールの山場と言っても過言ではありません。初戦の神戸は、第1クールでやぶれた相手。苦手意識をつくらないためにも、勝利しかありえないのです。
そんな重要な試合を前にして、しかし私は、楽しみで仕方ありません。楽観しているというのではなく、なんと言いますか、「絶対にいいゲームをしてくれる!」感がチームに横溢しているのです。気負いも油断もなく、肩の力が抜けた状態で闘志を燃やしている、という雰囲気。今日の練習を見ていても、そんないいムードが感じられました。明後日は三ノ宮で神戸牛を平らげて(去年これやったら4-0で大勝!)、ウイングに出撃します。

話は変わりますが、先ほどまでスタジアムのピッチで、北嶋選手の長男大地くんと遊んでました。もう、むっちゃくちゃかわいいんですよ、大地くん。「ソウジャソウジャディーエゴソウジャ」とディエゴ選手や、「きーめてくれ」と谷澤選手のコールを歌うは、ぴったん(北嶋選手のHP読者ならおなじみ、パパの愛称です)のゴールやって、と頼むと、両手で胸を叩く仕草(草津戦のゴール後にやったアレ)を再現するは。大地くんは3歳、今がかわいい盛りですね。暗くなるまでボールを蹴って、パパが「もう帰ろう」と抱きかかえると、「もっとサッカーするぅ!!」と大泣き。
考えてみれば、Jリーグの試合を開催するピッチを独り占めして遊ぶなんて、大地くん、かなり贅沢かも。そしてそんなことができるのがまた、レイソルのファミリーっぽいところでいいよなぁ、と、ホーム側ゴール裏スタンドの向こうから響いてくる大地くんの泣き声を聞きながら思ったことでした。

2006年6月 4日

更新日:6/4 12:27

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本日の担当:種蔵里美

次節ホームゲーム・東京V戦のチケット売れ行きが好調です。
因縁の対決、岡山選手の「12000いきましょー」ノルマに加えて、昨日はサポーターの有志の方々が柏市内でヴェルディ戦に向けてチラシ配りをしてくださっていたとのこと。これはもう、なんとしてでも「前売券完売のお知らせ」をリリースしたいところです。
当日行われる「レディースサンクスデー」や「ようこそ!後輩デー」などのイベント効果もこの売れ行きに少しでも影響していると嬉しい限りです。
レディースサンクスデーの準備は現在着々と進行中。女性150人に黄色いお花をプレゼントする企画には、リハビリ中の鈴木達也選手が協力してくれることとなりました。「力不足じゃないですかね」と心配していましたが、レイソルきってのブライトスマイルを持つ鈴木選手ですから女性のみなさんを元気にしてくれること間違いなしです。ぜひご参加下さい。
また、残席のない席種も出ていますので、チケットのご購入はお早めにお願いします。

さてチームは3日後に迫ったアウェー・ヴィッセル神戸戦に向けて、スタジアムで紅白戦形式の練習を行いました。
紅白戦に出られない選手がピッチ脇に出るほど、層が厚くなったレイソル。様々な組合せ、ポジションを試していました。
速くて、踊るような独特のステップを持つドゥンビア選手や永井選手が「キレキレじゃん、うの」とつぶやいた宇野沢選手など、調子を上げてきている選手も多数。選手が揃ってきたなかで、新たなステージが始まりつつあります。
リーグ戦が煮詰まる秋に向けて、「6月、7月、8月がとにかく正念場」と石崎監督や南選手はよく口にします。運動量が求められる石崎サッカーで暑い時期にどれだけ走りきれるか、2度目、3度目の対戦となってくる相手にどう勝ちきるか、苦しい時期が訪れたときにチーム・サポーター・フロントが一丸となってどう乗り越えるか、この3ヶ月にかかっているのだと。
そのスタートとなる6月7日の神戸戦。明るく楽しい雰囲気を保ちつつも、程よい緊張感が高まっています。

2006年6月 3日

更新日:6/3 19:40

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本日の担当:種蔵里美

急遽筋トレのみのフィジカルメニューとなった午前中(通常は筋トレ&ランニングのメニューが主流)。外での練習を見学されようとご来場いただいた方々には大変申し訳ありませんでした。
「外に出てこんからよ。申し訳ない」と、朝早くから午後練習のためにマーカーを配置していた石崎監督も気にしていました。
選手たちは9時半スタートと10時半スタートの2グループにわかれ、徳弘アスレチックトレーナー指導のもと、スクワットからベンチプレス、腹筋など様々なメニューを順番に行いました。体はきつくとも、筋トレルームは終始明るいムードです。

そんな明るいムードそのままに、今日は午前中からスカイパーフェクTV「Jリーグナイト!」(6月8日放送予定)の取材を受けました。
各J2クラブにスポットを当て、選手の素顔やコメント、練習風景などを紹介するコーナーです。ワールドカップ期間中にJ2にスポットを当ててくれる素晴らしい企画なのです。何事にも真剣に応じてくれる真面目なフランサもやっぱり真剣な表情で、ちょっと眉間に皺を寄せながらインタビューに答えていました。
全J2クラブが協力するこの企画。「他クラブの内容に負けるな!」と張り切っていたのが中澤選手。選手にカメラを預ける部分があるのですが、ビデオカメラを手にトレーナールーム、ピアノ、ロッカー、リラックスルーム、筋トレルーム、とネタを探し回っていました。こんなときやっぱり盛り上げてくれる。頼りになる副キャプテンです。中身は・・・どうだったんだろう。モノマネは似ていたのでしょうか。

試合のない土曜日は久しぶり。午後は多くの見学者が見守るなか、スタジアムでボールを使ったトレーニングを行いました。シュート練習で温かい拍手が自然発生的に生まれるのはいいものですね。チームも見ていて気持ちのいい雰囲気を出していました。
トレーニングが始まる前、石崎監督はこう選手たちに語りかけました。
「こういうところで、どんどんアイディアを試していこう」
ヴィッセル神戸戦までの日数を考えれば、今日はいわば週前半的メニュー。攻撃面において互いのアイディアをすり合わせ、それをより多く試合に出していく。ヒントを与えながらも「プレーを選択するのは選手だよ」というメッセージが、場面ごとにゲームを止めて指示を出す石崎監督から伝わってきました。

明日は午前9時半から練習を行います。神戸戦まであと3日。お時間のある方はぜひ見学にいらしてください。

2006年6月 2日

更新日:6/2 20:43

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本日の担当:種蔵里美

パッパラー河合さん、深夜のコンビニ巡りに誘導してしまってすみません。なんとかしてもう一度見られる方法、なにかないでしょうか。
お肉&お好み焼きパーティーから一夜明けた今日、フロントは昨日の後片付けの残りをちゃちゃっと済ませてからデスクワークをスタートさせました。
チームは昨日に引き続き、練習前にビデオミーティングを。今週は、ピッチ上でもより多くの話し合いが行われている印象があります。「チーム内、クラブ内、サッカー内外にかかわらずコミュニケーションを大事にしていこう」と石崎監督からも選手たちに向けて話がありました。それは積極的にポルトガル語や日本語を覚えようとするドゥンビア選手や新加入選手にとっても、リハビリから復帰してきてチームのやり方をこれから吸収していく選手たちにとっても、非常に重要なことです。ピッチ外でコミュニケーションが図れた昨日のシュハスコは、絶妙なタイミングだったと思います。お好み焼きをみんなのためにひたすら焼いていた石さんも「こういうのは、わしもすごくいいことだと思うんだよな」としみじみおっしゃっていました。シーズン終了後には、みなさんともぜひ!

30分間のミーティングのあとは、縦を狭くしたコートでゲーム形式のトレーニング、シュート練習などを行いました。ディエゴ選手のズシーンと重いシュートがびゅんびゅん飛んでおりました。
午後は急遽、若手選手のみで練習を行うことに。ケガ人が戻ってきてチームの層が厚くなってきたとともに、こうした若手のみの午後練習も増えていきそうです。
別メニュー調整の選手たちも順調にリハビリを進めています。根引選手、山下選手、近藤選手は引き続きピッチ上でのウォーキングやランニング、筋トレなどを行っています。鈴木達也選手も外でのウォーキングを始めました。骨折した箇所に負荷がかかりすぎないよう調整しながら、ウォーキング→ジョギングと進めていきます。「日焼けしやすい体質なんですよ」という鈴木選手、あっという間にまた真っ黒に戻りそうですね。

最後にお知らせを。
6月25日(日)の第4回後援会会員チケット先行販売にあわせて、会報誌「ドーセ」を制作中です。今日はそのドーセに掲載するインタビューを一気に4本収録しました。今回お届けするのは小林祐三選手インタビュー、ルーキー紹介(長谷川悠選手)、そして岡山選手×谷澤選手の対談。「レイソルを支える人々」は鈴木康仁GKコーチ編。祐三選手、長谷川選手は時間を大幅にオーバーしながらいろいろと語ってくれました。どの話が切り取られるのか、原稿があがってくるまで私も楽しみです。6月下旬にみなさんに配送される予定です。ぜひお楽しみに。(レイソル後援会に入会されていない方は、今からでも入会が可能です)

2006年6月 1日

更新日:6/1 23:9

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本日の担当:横井孝佳

レイソルに新たな戦士が加入しました。深津康太選手。地元千葉県出身の21歳、大谷選手と流通経済大柏高校の同級生だったという過去を持つセンターバック(FC東京から神戸へ期限付移籍している近藤祐介選手とも同学年)。昨年は水戸ホーリーホックへ期限付移籍しており、永井俊太選手とも親しいわけです。もちろん、昨年まで水戸のコーチを務めていた高勝竜コーチとも。その高コーチによれば「潰し屋タイプのディフェンダーだね。まだまだ伸び代がある将来性豊かなプレーヤーだよ」とのこと。
その深津選手、今朝、クラブ事務所を訪れて挨拶をしてくれました。「昇格に向けて頑張ります」と、短い挨拶でしたが、意気込みを見せてくれました。
また本日、中谷選手の完全移籍を発表しました。中谷選手はようやく全体練習に合流。戦力になりたくてもなれなかったこれまでの日々、最も忸怩たる思いを抱いていたのは当の本人なのは間違いありません。相当うれしいはずです。ミニゲームでは本職のサイドバックとして、機敏な動きを見せてくれました。これからまだまだ続く長き戦いの中で、きっと重要な戦力になってくれるはずです。

さて、先ほどフォトギャラ夜の部をアップしましたが、ご覧いただけましたでしょうか。
久しぶりのシュハスコパーティー。レイソルのシュハスコは、肉を群馬県のブラジル食材店から取り寄せる本格派なのです。赤身が締まった牛肉に岩塩をすり込んで炭火で焼くシュハスコは、それはそれは美味しいのです。
石さんの気合入り広島風お好み焼きも絶品。フォトギャラ(今となっては昼の部)でご紹介したとおり、昼食時間からレストラン「ピアノ」の厨房にこもって、キャベツを千切りしてましたから。粉を薄く丸く鉄板にのばし、それを蓋にしてキャベツを蒸し焼きにするのがポイントなのですね。キャベツが甘く、唸るほど美味しいのです。(余談ですが、J:COMのレイソル応援番組『レイソルタイム』のプロデューサー、ミツル氏と、番組で「石さんのお好み焼き講座」やったらどうだろうって話してるんですけど、皆さん観たいですか?)

しかし料理もさることながら、選手、スタッフ、フロントの皆が語り合い、笑いあい、ネタを披露し合い、交流を深めることにこそパーティーの真の目的があるのです。実際、ふだんなかなか顔をあわせない選手とフロントスタッフも、垣根を越えて語らいあい、ずいぶん心理的距離が縮まった気がします。なんか、本当に、いいなあ、と。とうこくりえさんのマンガではありませんが、去年(まで)の辛い日々が脳裏をよぎって、今日のこの光景が心から素晴らしいものに見えたのです。皆さんともご一緒したいですね。昇格決まったらやりましょう!