2014年10月31日

互助

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担当:河原 正明

 今日の午後、太田選手と鈴木選手が学校訪問「レイソルしま専科」で柏市立松葉第一小学校を訪問しました。
 二人とも昨シーズン開幕前にチームに移籍加入。以来、公私ともに仲が良いのです。先日のアウェイ鹿島戦では鈴木選手が後半に退場してしまいましたが、チームのピンチを救ったのは残り6分で途中出場をした太田選手のゴールでした。翌日の新聞には「親友を助けるゴール」などと書かれていましたが、サッカーでも互いに助けあうことが出来ている関係なのでしょう。

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 二人を見ているとともに向上し合い、自分のためが相手のためになり、相手のためが自分のためになるような振る舞いをどんな時、場所、相手にでも見せているなと感じます。
 今日児童へ披露した話も、申し合わせたかのように「チャンスを掴むために」というものでした。たまたま訪れるチャンスを掴むために、その一回を逃さないように日常から心がける。それは二人のサッカー人生にも置き換えられるかもしれません。児童たちとボールを使ってのふれあいでも息の合ったところを見せていました。短い時間でしたが、温かみのある言葉と態度で接した二人との時間を大切に思ってもらえればと思います。

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 話はずいぶんと遡りますが、去る4月にアメリカの"Yahoo Sports"のスタッフがJリーグを特集しに来日しました。桜が満開の日立台での練習風景、そしてセレッソ戦を取材した模様がサイトにアップされました(ずいぶんと経っていますが・・・)。
http://sports.yahoo.com/video/soccer-overtaking-baseball-japan-022445427.html
「あの時取材を受けたかも!?」というサポーターの方、ぜひご覧ください。なお、英語版のみとなりますのでご了承ください。

 明日の土曜日は試合前日で公開練習となります。あいにくの雨模様の予報ですが、日曜日には天気が回復しそうです。明日も4連勝をかけて挑む選手たちを励ましに、そして翌日はスタジアムでご声援をよろしくお願いいたします!

2014年10月30日

ポジティブに

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担当:大重正人

今日は非公開、朝の澄んだ空気のなか、ヴォルティス戦へのトレーニングが続いています。ナビスコカップ敗退から、残り7試合で21ポイントを獲るという目標は、3連勝によって継続し、3位のチームと勝ち点3差まで迫るという好機が、さらにモチベーションを大きく高くしています。全体練習後、布部コーチが工藤、木村、大島の3人のフォワードを呼び寄せ、個人トレーニングを続けていました。そこにネルシーニョ監督も加わり、熱のこもった指導が続いていました。

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今回のマッチデープログラムは、桐畑選手のインタビューです。9月23日の鳥栖戦以降、8試合連続して先発フル出場を続けています。「でも自分が一番だなんて思ってないし、毎日の練習が勝負です。スゲさんはいつも100%だし、イナさんや航輔もいるし、いい緊張の中でやっています」。2011年以来の出場が続いていますが、「あの時は勢いだけというか、チームというより自分のことで必死。11分の1以下にならないようにしようって、それだけでした」。あれからケガを乗り越え、アレックスコーチからの新しい指導法もあって「下がらず、勇気をもって前に出る」ことをピッチで少しずつ発揮し、「こうしたいと思うことがプレーに出せるようになった」そうです。

「アウェイでは勝ててないから、絶対に勝ちたい。ホームではずっと負けてないから、絶対負けられない。そういうモチベーションが今につながっている。勝った瞬間のホイッスル、本当に最高なんすよ!何度でも聞きたいです」。彼のスタイルは本当にポジティブです。というかどんなことがあっても、ポジティブでありたいと努める姿勢がすばらしい。そうやってチームの雰囲気をいつも高めてきたんだと思います。そしてポジティブな気持ちにさせてくれる仲間がそばにいます。ナビスコ準決勝第2戦のあとの話もありました。「タニくんが長いメールをくれたんですよ。ほんと凄いキャプテンです」。そんな一節一節、本当に伝えたいことばかりなんですが、日曜のマッチデープログラムやモバイルレイソルのインタビューにて、キリの思い、レイソルへの思いを存分に感じ取ってもらえたら嬉しいです。

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最後に、カレンダー発売のお知らせです。以前よりご予約いただいていた方は11月1日(土)より、また通常販売は2日(日)からスタートします。選手たちも自分の写真写りが当然気になるようで、ああだこうだと、国籍問わず入り混じって自分のページをチェックしていました。告知のモデルには橋本和選手が協力してくれました。その感想は、、、「まあ、ぼちぼちですね~」。彼らしい、ほんわかした関西弁でした笑。下記リンクより販売要綱をお確かめのうえ、ぜひ号購入いただければと思います!
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/013034.html

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2014年10月29日

"セレソン"への道

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担当:河原 正明

 昨日クラブからもアナウンスしましたが、エドゥアルド選手がブラジルU-21代表に選出されました。来月10日から中国の武漢で開催されるU-21の国際大会に参加します。この代表は母国開催の2016年リオ・オリンピックを目指すチームです。FCバルセロナのラフィーニャなど欧州でプレーする選手が中心ですが、唯一アジア圏から選ばれました。

 「今までにないくらいに幸せを感じています」と練習後に取材で答えたエドゥアルド選手。いつ知らせを聞いたのか尋ねたら、こんなエピソードを披露してくれました。
(代理人)「今回、柏レイソルの"Dudu"という選手がセレソン(ポルトガル語で「代表」)に呼ばれたけど、彼は何歳だ?」
(エドゥアルド選手)「24歳です。」
(代理人)「そうか、じゃ21歳のドゥドゥは・・・」
(エドゥアルド選手)「・・・俺です!!」

 鳥取、栃木時代は登録名が"ドゥドゥ"だっただけに、実は現地ブラジルの報道でも、「先日鹿島戦で得点をしている」とドゥドゥ選手と混同されていたようです。
 「リストに書いてあるフルネームを見て安心しました」と笑わせてくれましたが、「家族は新聞やラジオの取材を受けました。家族だけでなく、小さな町から初めての代表選手なのでみんなが喜んでくれている」と母国でも大きな話題となっているようです。ちなみに今回は"Dudu"が代表での登録名です(レイソルサポーターにとってはややこしいですが)。

 「去年、日本に来てJ2の鳥取でプレーして、今年は栃木でスタートして夏にレイソルに移籍してJ1でプレーできた。そして今度は代表入り。この1年の大きな変化に本当にビックリしているよ」。来日後ステップアップをし続ける自身の状況に驚きながらも「日本にいても代表スタッフに見られていることが判った。目の前のチャンスをモノにしたい!」と意気込みも十分です!フル代表への道、その第一歩となります。が、本人はいたって冷静。「その前にまずはレイソルの試合が大事」と次の徳島戦にだけ照準を合わせています。

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 今日の午後、栗澤選手と工藤選手が学校訪問「レイソルしま専科」で松戸市立馬橋北小学校を訪問しました。6年のクラス担任の先生はレプリカユニフォームを着用、児童もレイソルのユニフォームやTシャツ、そうでない子は修学旅行で着たお揃いの黄色いTシャツで熱烈な歓迎を受けました。松戸市新松戸出身の栗澤選手にとってはご近所でした。
 昨日の広報日記でもご紹介しましたが、月曜日に福島県相馬市で「スポーツこころのプロジェクト」で学校訪問をした直後だけに、刺激を受けた選手たちもいつも以上にモチベーション高く取り組んでいました。

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 児童たちも両選手からのメッセージを真剣にメモを取っていました。児童から「2人の夢は何ですか?」と尋ねられると工藤選手は「今シーズン全試合出場をしているので、残り4試合もケガなく出場してとゴールをたくさん決めたい!」、栗澤選手は「40歳まで現役選手を続けたい!」と力強い宣言も飛び出しました。

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 その後のふれあいの時間では3クラス90名の児童と楽しくレクリエーションを行いました。ちなみに栗澤選手は帰りの車中で「もう一度やりたいね!」と再登板を熱望。貴重な時間は選手たちもさらに意欲的にしてくれたようです!

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 最後に、今日、学校訪問をした工藤選手が出演したJsportsのサッカー番組"Foot!"が今夜初回放送です。コメンテーターのチェーザレ・ポレンギさんとのサッカートークです。
 今ならスカパー!に加入していなくても、CS放送が受信できれば無料視聴が可能です。再放送含めて以下の日時に放送されますのでぜひご覧ください。

10/29(水) 午後10:00-10:30 J SPORTS 2
午後10:30-11:00 J SPORTS 1
深夜0:30-1:00 J SPORTS 2
10/30(木) 午前7:00-7:30 J SPORTS 2
午後0:00-0:30 J SPORTS 2
10/31(金) 深夜0:15-0:45 J SPORTS 2
11/1(土) 午前9:15-9:45 J SPORTS 2

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2014年10月28日

相馬市を訪問

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担当:大重正人

昨日のニュースでもお知らせしましたが、選手たちが東日本大震災の被災地を訪問しました。スポーツ界が一丸となって東日本大震災で被災した地域の子どもたちを支援する活動「スポーツこころのプロジェクト」に参加し、日本サッカー協会や日本プロサッカー選手など関係各所のご協力をいただいて、今回実施することができました。

ベガルタ戦を終えて仙台に一泊。翌朝、仙台から福島県の太平洋側を陸路南下し、相馬市へ向かいました。国道6号線などを通りながら2時間弱の道のり。この国道6号は柏市内を通っていて、土浦、水戸、日立、いわき、と北上すれば、相馬市まで一本の道でつながっています。しかし福島第一原発の事故の影響により、一般車両が通行可能になったのは、震災から3年半が経った先月の9月15日、つい最近のことです。いまだ二輪車は通行できません。同じく柏を通る高速道路の常磐道、JR常磐線も不通区間があり、いまなお復旧工事が続く現場がありました。

南下する6号線。「この道路の左側までは水没したそうです。塩分を含んだ水田での稲作はむずかしい状況です。イチゴの栽培が盛んな地域なのですが、ビニールハウスはこのように道路の右側へ移設されています」。たしかに車窓から見る景色、左手と右手は少し風景が違っていました。運営に携わってくださった協会の方が、ほかにも東北や福島の現況を教えてくださり、復興への道が険しいこと、まだまだ日本全体へ伝わっていない現状があることを深く感じさせられました。

ただ、この地域で生活をする皆さんの一日一日は、それ以外の地域と同じように進んでいます。それほど大きな被害はなかったという中村第一小学校は、ちょうど近年新築されて「木のにおいがして、本当にいい学校ですね。こんな学校に通いたかったよ」と大谷選手や栗澤選手がうらやましがるほどの校舎で、1年から6年までの活発な小学生の皆さんが元気に学んでいました。

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5年生の2クラスを中心に、今回のふれあいが行われました。まずは1時間目、湘南や草津で活躍された元選手の高田保則さんのリードにより、まずは体育館での「遊びの時間」。1組は菅野、栗澤、大谷の3選手。2組は狩野、増嶋、高山の合計6選手が担当。それぞれ、金髪先生、クリ先生、タニ先生、ケンチャン先生、タッチャン先生、カオルン先生と親しみやすいニックネームで、身体を動かしながら緊張をほぐし、コミュニケーションを図る授業でした。

2時間目は、それぞれ教室に戻っての「夢先生」の授業。1組は金髪先生ことスゲ、2組はケンチャン先生ことケンタが、スーツに着替えての真剣な授業を行いました。仙台入りする前に2人ともノートにびっしりと伝えたい内容を書いてきました。それを前夜のホテルで、深夜遅くまで書いては直し、話しては直しを繰り返し、「なんて言えばいいんだろう?小学5年生にもわかりやすく言葉で伝えるのって本当に難しい」と相当に悩みながら、授業の準備を続けてきました。

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金髪先生は「夢を叶える秘訣」をテーマに、とにかく熱く燃える熱血先生タイプで。ケンチャン先生は「好きなことに出会う大切さ」「感謝」をテーマに、やさしく問いかけるお兄さん先生タイプで、30分ほどの初授業を終えました。スゲは「いろんな大事なことを気づかされた時間でした。やっぱり笑顔でいることが一番だし、純粋な気持ちを感じられた」。ケンタは「子供たちの素直な反応が嬉しかったです。ケガを治して、一日も早く復帰したい」と緊張が解けての達成感を口にしていました。

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そのほかの選手たちは、1時間目は低学年の子供たちとグラウンドで、2時間目は体育館で高学年とふれあい。「もうみんな可愛くて」と選手たちはすぐに打ち解け、そのあとは各教室に分かれて、給食の時間を楽しみました。その模様、選手と子供たちのこぼれるような数々の笑顔をたくさんお伝えしたいのですが、順を追って、またお伝えできればと思います。

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サッカー選手として、サッカークラブとして、自分たちに何ができるか。サッカーを通して、ひとりの人間として。今回携わった選手、スタッフ全員が感じ取り、また逆に相馬のみなさんからいっぱいの笑顔やエネルギー、パワーをいただきました。今回大谷キャプテンを中心とした選手たちの意向を形にしてくださった、選手協会やサッカー協会の皆さん、そして我々を温かく受け入れてくださった中村第一小学校の皆さん、貴重な時間を過ごすことができて、本当にありがとうございました。

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2014年10月27日

3位まで3点差

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担当:大重正人

三連勝です。しかも三試合続けて、90分を過ぎての決勝ゴール。劇的な幕切れに、ユアスタまで駆けつけたサポーターは大きな歓喜に包まれました。ここ二試合のヒーロー、太田選手のゴールはなりませんでしたが、持ってる男の右足には今日も幸運が乗り移っていました。

セットプレーのチャンス、テツのキックは大きなカーブを描いてペナルティエリアへ。待ち構えていたのは渡部選手でした。前半にセットプレーから抜群の高さを誇るヘッドで先制点を奪うと、同点濃厚の92分に再び大仕事。「テツのボールがファーに来るのは分かっていて、目の前にスペースがあるのが見えた。ハイボールに勝つ自信はあったし、モンチャンのところに行って良かった」。

そのレアンドロ選手が、むずかしい浮き球を見事なトラップで落とし、ゴール右隅へ流し込みました。「うちはヘディングが強いが多い選手ので、折り返しのボールが来るだろうと思い、少し外れた位置からセカンドボールを狙っていました」と仲間を信じ、ストライカーの大きな働きを見せました。

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残留争いのベガルタの底力、迫力もすごく、特に後半は終始耐える時間が続きました。ユアスタのサポーターの応援もすごく、常に押し込まれているように見えましたが、負けじと大挙仙台へ駆けつけてくれたレイソルサポーターの後押しもあって守備陣がゴールを割らせず、チーム全員で勝ち取った3連勝。これで順位は6位へ、そして上位が軒並み勝ち点を伸ばせず、3位鹿島、4位川崎までなんと3点差にまで迫りました。残り4試合、大きな希望をもって戦える11月となりました。

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そして昨日行われたJユースカップで勝利したレイソルU-18。グループ2位となり得失点差でなんとか上位5クラブ内に入り、決勝トーナメント進出が決まりました。プレミアリーグとの二冠をめざす戦い、トップチームと合わせて引き続き応援よろしくお願いします。

2014年10月25日

自力と天運

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担当:河原 正明

 今日は朝からにぎやかな日立台でした。トップチームは明日の仙台戦に向けてトレーニングを行いました。その隣ではU-10を対象とした「レイソルカップ」が開催されていました。浦和、大宮、横浜、川崎といった関東圏だけでなく、名古屋やC大阪、松本なども参加、合計12チームが集まりました。レイソルU-15も通常練習をしていましたが、練習前はトップチームの練習を見ながらウォーミングアップをしていました。

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 トップチームは午後に仙台へ移動しましたが、今度はスタジアムでU-18の公式戦、Jユースカップ予選リーグ ザスパクサツ群馬戦が行われました。
 4チーム3試合の予選グループ、レイソルU-18は鹿島、そして山形、群馬と同グループ。中でもプレミアリーグでも戦う鹿島との初戦は最大の山場でしたが、アウェイで1-3の敗戦。
 勝ち抜けは11グループの2位チームで、上位5位以内に入る必要があります。2勝1分 勝ち点7のチームもあること、また大量得点の勝利で得失点差で大きく上回るチームもあります。よってまずは2連勝、勝ち点6でかつ大量得点が必須。あとは運を天に任せるのみです。

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 前半からホームの利を活かし、シュート9本と攻め続けるも堅い守りの前に奪った得点は1。しかも、後半5分にはミスからカウンターで痛い失点をします。思ったより日差しも強く暑かったことで、運動量が少なくなる選手たち。
 それでもようやく後半20分、サイド攻撃から勝ち越しゴールを奪うことに成功します。その後も選手交代で打開を図りますが、じりじりと時間が過ぎていきます。得点が欲しいのですが、打てども打てどもゴールは決まらず。このまま2-1だと予選突破が厳しくなります。しかし、アディショナルタイムに最後の猛攻。2分と3分にゴールをねじ込んで4-1で勝利しました。3試合2勝1敗の勝ち点6、得失点差+6。予選突破なるかどうかは明日の他会場の結果次第です。果たして運命やいかに。

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 その裏で、大谷選手と中村選手がそごう柏店で開催されました柏市商店会連合会主催のイベント「柏のにぎわいSHOW店街!柏商業祭」でサイン会に参加しました。大谷選手は残念ながら、明日の仙台戦は警告累積4枚で出場停止、イベント出演をお願いしたところ快諾してくれました。
 公式戦前日のイベントとあって告知が直前となりましたが、多くのお客さまが来場されたそうです。山積みの色紙もあっという間になくなりました!短い時間でしたが、ご来場いただきましてありがとうございました。
ちなみに大谷選手はイベント終了後にスタジアムで後輩たちの試合を観ていました。

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 明日はユアテックスタジアム仙台でのベガルタ仙台戦です。ネルシーニョ監督は「いつもロースコアで拮抗した試合になる」と話していましたが、直近2試合の対戦結果はスコアレスドロー。実は監督が就任後9戦してわずか1勝と「苦手な」相手ですが、残り5試合で勝ち点を60と目標を掲げるチームは、きっと大きな壁を乗り越えられるはずです。
 すでに多くのレイソルサポーターの方にチケットをお買い求めいただいているようです。明日もスタジアムで、そしてスカパー!観戦でご声援をお願いします!

2014年10月24日

連勝の勢いで

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担当:大重正人

アントラーズ、ガンバとリーグ上位を争う強敵を連破。ナビスコ敗退で心配されたモチベーション低下はまったくの杞憂に終わり、3年連続タイトル獲得してきた底力をレイソルの選手たちが見せています。ナビスコHOMEのサンフレッチェ戦から数えれば3連勝中。リーグ戦の順位は7位に上がり、目標であるACL出場圏の3位フロンターレまで勝ち点6差。大きな目標を見失うことなく、戦いを継続できています。

またしても難敵です。ベガルタ仙台の敵地ユアスタに乗り込みます。J1再昇格後の2011年以降、リーグとナビスコ合わせて9試合の対戦がありますが、澤選手の劇的ゴールで勝った1勝のみ。以来7試合未勝利の3敗4分け。引き分けはすべて0-0のスコアレスで、決着がついた4試合もすべて1点差。互いに激しい守備と球際の競り合いを怠らない、辛抱の試合が繰り返されています。今回もおそらく1点を争う接戦が予想されます。元レイソル、なじみ深い鎌田次郎選手と石川直樹選手が大きく立ちはだかります。

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レイソルはこのところ、新しく出場機会を得た選手の奮闘が目立ちます。GK桐畑選手にはじまり、ドゥドゥ選手、輪湖選手、キムチャンス選手、中谷選手、そして2試合連続ヒーローの太田選手。これまでチームを支えてきた選手に新しい力を加え、シーズン終盤の一番苦しい土壇場でチーム力を発揮しています。今回はキャプテン大谷選手が累積4枚警告で出場停止、それでも代わりにピッチに立つ選手がやってくれると信じています。

その大谷選手は、明日イベントに参加します。柏市商店会連合会主催の「柏商業祭」が土日2日間、そごう柏店10階で開催されます。地元柏のたくさんのグルメを味わえる催しですが、そこでレイソル選手サイン会が行われます。13時30分からそごう10階の特設会場で先着100名様に整理券が配布されますので、タニに会いたい方はぜひご参加ください。
https://www2.sogo-gogo.com/wsc/519/N000059240/0/info_d

それと同時刻になってしまいますが、日立台のスタジアムでは公式戦が行われます。U-18チームの「Jユースカップ」。グループリーグ最終戦の草津U-18戦が14時キックオフです。ここまで1勝1敗のレイソル、決勝トーナメント進出へは勝利はもちろん、1点でも多くの得失点差をつけるミッションもあります。メインスタンドを開放いたしますので、多くのゴールが生まれるような後押しをお願いいたします。

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2014年10月23日

貫く

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 久々の連勝。しかし休みはなく、3日後の仙台戦に向けてリカバリーをする選手とベンチ入り、試合出場を目指す選手たちと2班に別れてのトレーニングを行いました。

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 今日、誕生日を迎えたのは小林選手。クラブハウスで後輩の高校生、大島選手がバースデーソングを歌い先輩や仲間たちから祝福を受けていました。プロ2年目の今シーズン、5月の新潟戦で念願のJリーグデビューを果たすと出場時間を延ばし、先日プロA契約を締結しました。
 年齢的にはオトナの仲間入りをしましたが、そのプレースタイルはサポーターの皆さんも良く知るところ。ボールを持って前を向いたときにスタジアムから期待感に満ちた空気が送られる選手です。プロとしてもようやくスタートラインに立ったばかり。思いきりの良さは若さの特権、遠慮なくピッチで暴れて欲しいものです!

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 昨晩は冷たい雨にもスタジアムは熱く沸いていました。今日も興奮さめやらぬ、というのは戦った選手たちも同じです。
 Jリーグ初出場で完封勝利に貢献したDF中谷選手は「やっぱり眠れませんでした。(お祝い)メールもたくさん来ましたし、眠れたのは2時過ぎです」と明かしました。プロサッカー選手として人生に一回だけのデビュー戦ですから無理もないでしょう。

 これで今季はGKの除く全てのフィールドプレイヤーが公式戦に試合出場したことになります。ネルシーニョ監督が常日頃話していますが「その選手を起用するのは準備が出来ているから」。若手だとか、外国籍選手だから、レイソルアカデミー出身だとかは関係なく(もちろんアカデミー出身選手の数は多いのですが)就任以来「勝つために、調子の良い選手を起用する」哲学は一度も変わりません。
 今シーズン残り5試合も、公平な目で見て選ばれた選手がピッチで躍動する姿を見続けられそうです。まずは、次のベガルタ仙台戦です。対戦成績で近年一番相性が良くないのは実は仙台。公式戦6試合勝ちなし、ユアテックスタジアム仙台は鬼門の一つでしょう。先日も首位浦和をホームに迎えるも、大量4得点の猛攻で撃ち勝ちました。
 しかし、我々も先日のカシマスタジアムでアウェイの苦手意識は払拭されたはずです。日曜日はぜひスタジアムで、またスカパー!観戦でご声援をお願いします!

2014年10月22日

ガンバを止める

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担当:大重正人

リーグ戦12試合日立台無敗のレイソルか、7連勝中のガンバか。ともに負けない矛と盾の対決は、最後の最後に決着し、1-0でレイソルが完封勝利。選手とサポーターが一体となった日立台の強さを存分に見せつけることができました。

今日のハイライト、まずはデビューを果たしたルーキーでしょう。DF中谷進之介選手、10月17日にU-19アジア選手権の北朝鮮戦でPK負けを喫し、早すぎる帰国に悔しさを隠しきれませんでした。ただ、残念なことばかりではありませんでした。鈴木大輔選手の出場停止もあり、プロ初出場のチャンスがタイミングよく巡ってきたのです。たまたまの幸運だけではありません。それまでの努力と成長をネルシーニョ監督は見逃さず、日立台という最高の舞台で抜擢しました。

「われわれの大事な仕事の一つに、若い選手や出場機会のあまりない選手に対して、それぞれの選手のクオリティを尊重して接することがあります。結果、小林祐介や秋野、今日の中谷、輪湖も含めて、チャンスを待っていた選手がいつでも出られるように準備をしてきました。彼らをチームが必要としたときに彼らが力になってくれるのは、チームにとって非常に大きな力だと思います。中谷の起用に関しては、鹿島戦が終わった後、チーム事情から中谷の名前が頭に浮かびましたし、代表から帰ってきてすぐに彼とも話をして出場する可能性について伝えていましたし、選択としては困らないセンターバックとしてのクオリティを持っていますので、試合に出て当然だと思っています」。中谷選手起用への質問に対しての監督のコメントでした。

「だいぶ緊張してました」と試合後には安堵の笑顔がありましたが、「タフになった」というアジアでの4試合で得た自信はプレーにもあらわれ、大変堂々としたものでした。レイソルアカデミー仕込みのパスセンスと展開力を発揮し、そして球際のファイトは、ガンバの宇佐美選手に対しても臆することない戦いぶりでした。「小学校の時からずっと夢見ていました」という日立台のピッチでデビュー戦初勝利、さらに初レッツゴーカシワの音頭。弱冠18歳、忘れられない最高の初陣となりました。

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そして試合を決めた、90分の男、太田徹郎選手です。アントラーズ戦に続く2試合連続決勝ゴールは、今日もアディショナルタイム直前の「90分」のゴールでした。ネルシーニョ監督は後半開始から橋本&キムチャンスコンビを早くも投入し、サイドの活性化を図りました。0-0で拮抗した状態でキープし、「いつ、テツを出すのか」と切り札投入を皆さんも待っていたことでしょう。呼ばれたのは84分、それから5分ほどでの大仕事でした。

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「いいところにボールが転がってきた。工藤が競ったところで、自分のところに来そうな気がした。もう少し強いシュートを打ちたかったんですが、、、」と鹿島戦の反省を取り返そうという一撃。その前、レアンドロ選手が2度に渡って、相手を食いつかせ、クロスを入れたキムチャンス選手を完全にフリーにプレーも素晴らしかった。また前半から宇佐美選手を封じ、パトリック、倉田といったフレッシュなアタッカーに対しても身体を張って守り続けていた増嶋、渡部、中谷の最終ラインとGK桐畑選手の奮闘。それらすべてが、テツのゴールによって大きく報われました。

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7連勝のガンバを止められるのは「日立台」しかないと密かに思っていました。平日のナイター、雨が降り続き、しかも10度台まで気温が下がる大変なコンディション。それでも日立台まで参戦くださって、選手たちに最後まで走り続けるパワーを与えてくれたのは、間違いなくサポーターの皆さんです。今日もすばらしい試合でした、応援ありがとうございました。

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2014年10月21日

笑顔の素

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担当:河原 正明

 今季のホームゲームも残り3試合。明日のガンバ大阪戦は今季最後のナイトゲームですので、午後練習もおそらく今季最後となるかと。雨も止んだ日立台には多くのサポーターの方が練習見学に訪れていました。

 「選手たちは明るい雰囲気ですね!」とサポーターの方に話しかけられましたが、その中心にいたのはドゥドゥ選手。待望の来日初ゴールは想像もしない形でしたが、先発出場が続き、本領発揮といったところでしょうか。練習中もジョークとおしゃべりが絶えないドゥドゥ選手、それもブラジル人が「あいつはホントに明るいヤツだよ!」というくらいですから、周りの選手たちも自然と笑顔になります。

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 鹿島戦のゴール後のパフォーマンスも、以前の取材で「応援歌が日本の有名なコメディアンのだと教えてもらったんだ。YouTubeで見てみるよ!」といっていたのですが、本当に見ていたのですね(笑)。
 「人を笑わせることが大好き」と言って憚らないだけに、サポーターの皆さんも笑顔に、という思いからのパフォーマンスだったのでしょう。
 明日のMDP"Vitoria"の表紙はドゥドゥ選手とレアンドロ選手の笑顔のツーショットです。今度は自らのゴールとダンスでみんなが笑顔になれますように!

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 笑顔になるだけでなく、「勇気をもらっている」と桐畑選手が話すのは自らが招待する中学生が試合を見てくれること。先週の水曜日に桐畑選手は柏市立高柳中学校を訪問。明日のガンバ戦のチケットを手渡し、試合後に笑顔で写真を撮ることを約束していました!有言実行、頼みますよ。

 現在7連勝と絶好調の2位ガンバ大阪ですが、実は最近の対戦成績はレイソルが5勝1分で6試合負けなし。いつもガンバには苦しめられている印象ですが、ホーム日立台で迎える強敵に対して良いデータと信じましょう。
 試合時の天気予報はくもり、雨は夜には上がりそうですが、冷え込みが予想されます。チケットも一部売り切れや残数が少ない席種もありますが当日券も販売します。ぜひ、暖かい格好でお越しいただき、熱いご声援をお願いします!

2014年10月20日

今度は柏で

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担当:大重正人

今日の食堂ピアノ、お昼過ぎに行くと、中村航輔選手と中谷進之介選手がランチをとっていました。「自分でもはっきり分かるぐらいに焼けました」と、ミャンマーの日差しを浴びたコウスケの褐色の肌。シンノスケにも「おかえり!」と声をかけたものの、やはり心苦しさがありました。日立台に戻ってくるには、まだ早かった。

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U-19アジア選手権、準々決勝での北朝鮮戦。1-1からのPK戦を落とし、日本サッカー界が待ちわびたU-20ワールドカップの出場は、またしても勝ち取れませんでした。「自分としてはいいプレーができていたんですが、、、」とシンノスケも悔しさと無念さを滲ませていました。2人とも全4試合に先発出場し、ディフェンスの中心としてチームをけん引。その経験は「今度はレイソルで」。残り6試合にレイソル初出場をめざしての再スタートを切りました。

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今週はミッドウィーク、水曜に試合があります。得意のホーム日立台で迎え撃つは、ガンバ大阪です。現在リーグ7連勝、中断明けのリーグ14試合を12勝1分け1敗と驚異的なペースで優勝戦線に加わっています。先週、マッチデープログラムのインタビューを受けた秋野選手も「いま、Jリーグで一、二を争う好調なチーム」と強敵を警戒します。宇佐美選手、パトリック選手と屈指のFWコンビがいますが、やはりチームの中心は遠藤選手でしょう。同じボランチで、パサーのアキも「トラップが本当にうまく、どこにでもパスを出せる場所にボールをおける」とそのプレーを注視。派手なプレーではなく、ひとつひとつの何気ないプレーやパスにこそ、その凄さを実感しています。

ただ、好調の相手にみすみす気持ちよくプレーさせるわけにはいきません。遠藤選手はもちろん、前線から最終ラインまでボールコントロールに長けた選手がそろうだけに、レイソルらしい激しい守備を90分間続けることはもちろん、そこから好調のFWレアンドロ選手を起点にゴールを陥れたいところです。鬼門中の鬼門だったカシマスタジアムで、しかも数的不利からの逆転勝利。このアウェイ勝利の勢いを、今度は「連勝」につなげたい。ゴールデンウィーク以来、連勝がないだけに、日立台でのこのチャンスを逃してはなりません。

2014年10月19日

イベントデー

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担当:河原 正明

昨日の鹿島戦の激闘から一夜明けました。今日の午前気持ちの良い秋晴れの中、トップチームの選手たちはリカバリーとトレーニングを行いました。「帰りのバスの雰囲気も明るかったですよ」というのも当然でしょう。

その雰囲気を持って、午後に2箇所でイベント参加してきました。まずは白井市役所で行われた恒例の「白井市ふるさとまつり」。こちらは初参加となる藤田選手と、昨年に続き2度目となる秋野選手が参加しました。秋野選手の出身はお隣の印西市ですが、ご近所ということもあってどうしても、と名産品の梨の試食会に続いて白井市から熱いリクエストが届きました。

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藤田選手は、昨年11月に負った大ケガもあり、タイミングが合わず久々のイベント参加。「俺、顔は「しろい」じゃなくって「くろい」ですけど」という自己紹介ネタを事前に仕込むも理由あって封印した模様でした。

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トークショーとジャンケン大会で会場のお客さまと触れ合ったのですが、「『昨日の試合を観に行きました!』って人が多くてビックリしました」。直接労いと感謝の言葉をもらえたら試合の疲れも吹き飛びますね。

もう一つは今回初となる我孫子市の「あびこショッピングプラザ」でのトークイベント。こちらは増嶋選手、橋本選手、桐畑選手が参加。昨日の試合に出場し、勝利時ピッチ上にいた3選手が揃って登場となりました。こちらも大変多くのお客様が集まりました。

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本当はトークショーだけ参加の予定でしたが、選手たちが「ビンゴ大会もやりましょう!」と壇上で急遽決定。桐畑選手が得意のトークで増嶋選手、橋本選手とともに会場を沸かせていました。ご来場いただいた方に喜んでもらえてよかったです。

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気分転換も今日だけ。明日、明後日の2日間で現在7連勝と絶好調の2位ガンバ大阪戦に向けての準備を行います。ようやく敵地で掴んだ勝利、これを活かすためにもホームで連勝を目指します。チケットもまだ販売中です。今季最後のナイトゲームですが、ぜひスタジアムでご声援ください!

2014年10月18日

アウェイ鹿島で勝利!

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担当:大重正人

唯一のタイトルの可能性が消えたなか、それでもまだリーグ戦は7試合残っています。「アウェイで勝つ」。今のレイソルの最大のモチベーションかもしれません。しかし、これまでどのスタジアムよりも難攻不落だったカシマスタジアム、そして目下3位のアントラーズが相手。そんな状況でも、勝利を信じてやまないサポーターが今日も大挙駆けつけてくれました。その前で味スタのようなふがいない戦いは見せられない。今を諦めない全員の気持ちが、最後の最後に実を結びました。

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工藤選手の言葉です。「今日は失点しても、チーム全体の醸し出す雰囲気がこれまでと違っていた」。気を落とさず戦い続けたところ、前半終了間際のラストプレーでレアンドロ選手の同点ゴール。これには本当に勇気づけられました。しかし優勝争いに加わるアントラーズの執念は後半からさらに増し、続けて許したセットプレーからゴールを割られてしまいます。そこでもなお怯みませんでした。「いつも監督から諦めずにやりきれと言われていて、レアンドロが出してくれたボールを追い続けた。すぐに同点に戻せて、チームとして気持ちを立て直すゴールになった」。ドゥドゥ選手が相手のGKが先に追いついたボールに飛び込むと、腰のあたりで跳ね返したボールが、そのままゴールネットへ向かって転がり込みました。

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「あんなこと、1年に一回あるかどうかのゴール。テツのゴールだって。。。」大谷選手ですら今日のゴールをどう表現してよいかわからない、そんな様子でした。なんとかしたいという鈴木選手のアタックが結果的に退場となってしまい、10人になってからも、栗澤選手の気迫と運動量が相手の勢いをせき止め、反撃の糸口を見出しました。シュートキャッチした桐畑選手の切り替え速くロングスローが太田選手へ。ボールをしっかりキープし、工藤選手への縦パス。左サイドのレアンドロ選手へ展開する間に、スルスルとゴール前は進出した太田選手へラストパスが渡ります。1対1になった太田選手のシュート。GK曽ヶ端選手の正面に飛び、もうダメかと思いました。「打った瞬間はミートせず『やばい!』って思いましたが(苦笑)、サポーターの声援で決まったゴールでした」と日立台の柏熱地帯のようだった黄色一色のスタンドへ向かうように、ゆっくりとゴールラインを乗り越えました。

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ネルシーニョ監督にとってもカシマスタジアムは印象深き場所となったでしょう。2009年にレイソルに来て、初めて采配を振るった場所。2011年、リーグ戦でのカシマスタジアム初勝利、この時も10人での勝利、後半すべてを10人で守り切りました。去年はACL圏内へ総力死力を注ぎこんでの完敗。勝利できなかったことへの悔しさのあまり身を引くことを決意したのもここ。改めて監督の勝利に懸ける執念と覚悟を思い知らされました。そして3年ぶり勝利も、数的不利を覆しての劇的な逆転でした。

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残り6試合。来たる22日水曜日は、Jで一番の好調チーム、ガンバ大阪を迎え撃ちます。目下リーグ戦7連勝の強敵です。絶対の自信を持つ日立台、平日のナイターですが、ぜびご参戦をお願いいたします。今日も心強いご声援、選手への後押しを本当にありがとうございました。

2014年10月17日

今季最後の連戦へ

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担当:河原 正明

 先週は国際試合週に併せてJ1リーグは1週休みに。その間にナビスコカップ準決勝、天皇杯準々決勝、J2リーグ戦が行われました。リーグ戦も佳境に迫ってきましたが、明日からレイソルにとっては今シーズン最後の3連戦が始まります。
 「最終節の新潟戦まで、我々はJ1リーグで戦うプライドを1戦1戦示していくべきだ、と選手たちに伝えた」とはネルシーニョ監督。
この連戦で対戦するのは、3位鹿島、2位ガンバ大阪、そしてベガルタ仙台。ホーム、アウェイ関係なく厳しい戦いとなることが予想されます。

 鹿島アントラーズは、今シーズン日本代表MF柴崎選手やDF昌司選手といった若手の活躍が目立つチームのひとつ。加えて「ボランチの2枚が効いている。特に小笠原選手のパス出しには警戒が必要」とネルシーニョ監督は名指しでベテラン選手への注意を促しました。  「鹿島は組織力もあり、個人だけでなくチームとしての戦いが出来ているチーム。明日も非常に厳しい戦いになる」口をギュッと一文字に結んで覚悟をもって戦うと話す指揮官でした。

 ベテランといえば、夏に加入した元レイソルのジョルジワグネル選手。まさかこんなにすぐに日本のピッチで再会するとは思っていませんでした。鹿島でも左サイドでの起用が多いです。
 同サイドで対峙するであろう選手の一人は藤田選手。「ジョルジの怖さ、左足の威力を一番知っているのはレイソル。スキを見せたらシュートを打ってくる。やらせてはいけない」。
 鈴木選手も「ジョルジはあまりあがってこないとは思うけど、ただ自由にさせるとクロスやミドルシュートがある。"一発"をもっていますから」とかつての仲間を尊重しつつも「自分たちにも上位チームと直接対決で勝ち続けることでさらに上の順位を目指せる」と意識高く試合に挑みます。

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 その鈴木選手は、日本代表の親善試合が行われたシンガポールから帰国、メディアの取材に応じました。ブラジル戦に出場、初キャップを記録したものの「代表で試合に出られた、というよりも時間が短すぎた。追加召集でも関係ないと練習から取り組んでいただけに、悔しい思いしかしていない」。無念をポジティブな力に変え、ぶつけるのはピッチ上で。個々の戦いの先に、しっかりと青いユニフォームも見据えています。

 さて、U-19日本代表はこの時間、来年開催のU-20ワールドカップの出場権をかけて北朝鮮代表と戦っています。GK中村選手、DF中谷選手も先発出場しています!必勝なるか、日本から応援したいと思います!

 明日は14時キックオフとなります。応援ツアーもたくさんのお申し込みありがとうございました。現地でもご声援よろしくお願いします!

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2014年10月16日

ここから

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担当:大重正人

ニュースページにてお知らせしましたが、秋野央樹選手と小林祐介選手が、9月中に公式戦450分出場をクリアしたことで、このたび、プロC契約選手から「プロA契約選手」となりました。「C」とか「B」とか「A」とか、サッカー界以外の方にとってはなじみが薄く、少々複雑な契約制度があるのですが、下記JFA、Jリーグサイトに規約が掲載されていますので、よろしければご一読ください。

https://www.jfa.or.jp/jfa/rules/download/03/04.pdf
http://www.j-league.or.jp/aboutj/player/contract-system.html

2人の出場記録、出場分数を算出していると、チームとして、個人として、この2年本当にいろんな大会に出場したことが分かります。「450分」に加算される試合は、代表戦やACLが含まれ、さらにスルチャンまで含まれるということは初めて知りました。そういった数々の試合で経験を積んできた2年間です。

プロ選手のスタートを切って、ひとつの目標となるのがこの450分出場。それでも、ここはまったくゴールではありません。秋野選手には喜びよりもより一層の責任感をひしひし感じています。「A契約になれたことは嬉しいですが、これから、より責任を感じてプレーしないといけない。そして、ひとりのサッカー選手として、ひとりの人間として、もっと成長し、レイソルに貢献していきたいです」

そして2人は、レイソルアカデミーの出身。近年、多くのトップ昇格選手がいますが、育成組織としてはプロ選手を生み出すだけでなく、トップチームでレイソルの中心となる選手を輩出してこそ、よりその意義や価値が高まるものです。小林選手は「下の子たちには、ピッチの中でも外でも、これからもっと見られるようになると思います。簡単なところでは挨拶もそうですし、いろんなところでしっかりした姿を見せないといけない。僕たちは工藤くんたちを常に見て育ってきましたが、今度は自分たちがそういう立場になり、『小林選手みたいになりたい』と下の子たちに思ってもらえるような選手にならないといけない」と気を引き締めます。同期の木村選手、また明日、世界大会への切符を懸けて大一番を戦うU-19日本代表の中村&中谷選手もいます。厳しいプロでの戦い、競争を勝ち抜いて、レイソルの将来を担っていってもらいたいです。

秋らしさが深まってきましたが、19日日曜日に開催されるイベントに、選手たちが参加します。
まず毎年お招きいただいている「白井市ふるさとまつり」に、藤田選手と秋野選手が参加。14時20分ごろからの登場です。そして「あびこショッピングプラザ」には15時ごろから増嶋選手、橋本選手、桐畑選手の3人がトークショーを行います。時間的に掛け持ちは難しいところですが、ご家族連れなどで、ぜひお集まりいただければと思います!

2014年10月15日

学校へ行こう!

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担当:河原 正明

 早いもので今シーズンもあと2ヶ月弱。レイソルのトップチームにとって残す公式戦は、リーグ戦7試合のみとなりました。2日間のオフを取り、久々に日立台でトレーニングを行いました。

 毎年秋が近づくとクラブ宛に増えてくる依頼があります。それは学校訪問です。今日は2006年からクラブが実施している学校訪問事業「レイソルしま専科」で柏市立風早北部小学校を渡部選手、高山選手の専修大学卒コンビが訪れました。
 渡部選手は4回目、高山選手はレイソルでは初の学校訪問となります。いつもなら前日に打ち合わせを行うのですが、2日間のオフとなりぶっつけ本番に。やや不安だったのは本人だけではありませんでしたが(汗)「4時間以上かけて書き上げた」(高山選手)原稿を手にいざスタートです。

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 サッカーなら前半開始から全速力で駆け上がれるのですが、トークとなると緊張からかそうはなかなかうまく行かなかったようです。小学校で始めたサッカーの話、そして高校時代、川崎フロンターレでユースからトップチームに上がれなかったこと。そして進んだ大学で、再び夢に挑み現在に至る話を披露。「大人になるまであっという間でしたが、いろんな人と出会い、たくさんの事を学んだ。たとえ今はわからなくても、大きくなってからわかることもあるので、人の話をよく聞いて欲しい」と自らの半生を振り返ってアドバイスを贈っていました。

 渡部選手は経験があるので落ち着いたもの。トークでも先輩としての威厳?を見せてくれました。渡部選手が実は高校3年生の時にレイソルへ練習参加していたことは知る人ぞ知る話ですが、その時はプロサッカー選手にはなれませんでした。夢を断たれて大学に進んだもののサッカーには身が入らなかったこと。しかし、仲間のある一言でもう一度プロを目指すことに。家族や友人に支えられた経験談を語ると、児童たちも真剣に聞き入っていました。

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 渡部選手は高山選手の一学年先輩です。「同じ大学で練習していた二人が、似たような道を辿ってプロになり、今、同じチームでプレーしている」縁もあります。息はぴったりの二人は、質疑応答の時間をはさんで、実技披露、そして児童を交えたサッカー対決で本領発揮。特にサッカー対決では接戦となり大変な盛り上がりに。気づくと予定終了時間を大幅に超えていました。

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 一方、初参加の高山選手は「どうなることかと思いましたが、子どもたちに助けられました。(100点中)50点」と厳しい自己採点でしたが、児童も楽しそうにふれあっていたのが印象的でした。渡部選手は「またみんなから元気をもらえました!」と充実した時間だったようです。

 なお、今日の模様はガンバ大阪戦のスカパー!中継内の「レイソルラボ」で放送予定です。また、その他地元情報紙やサイトにも掲載される予定となっています。掲載日が決まりましたらお知らせします!

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2014年10月12日

逆転ならず

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担当:大重正人

今季、たくさんの勝利を見てきた日立台のホームゲーム。なかでも2つのレッズ戦やフロンターレ戦は、選手のプレーはもちろん、スタジアムの応援の雰囲気も含めて、日本中に胸を張れる日立台の試合だったと思います。今日も、それらに匹敵するかそれ以上の内容だったかもしれません。ただ今日は90分のゲームではなく、180分のゲーム。試合に勝ったのに、勝者になれない。ここで力の限りを出し尽くして闘った選手たちと、声を枯らし手拍子で応援してくれたサポーターみなさんの頑張りが、報われるものになってほしかった。勝ちたかったし、勝たせたかった。なかなか心の整理がつきません。

2-0という、目指していたスコアを手にしてからが、本当のキックオフでした。激しいコンタクトがアドバンテージで流されるのか、イエローカードになってしまうのか。選手たちにとってはとても難しい状況だったと思います。結果的にレイソルは前半だけで3枚の警告をもらいながら、ハードに闘い続けました。その迫力で相手の混乱を呼び込んで、レアンドロ選手のすばらしいゴールで、この戦いを振り出しに戻しました。

あの失点があるまでに、3点目を奪えるチャンスがあり、一体となった後押しのムードが充満していました。しかしJリーグを連覇しているサンフレッチェの踏ん張りは敬意に値するものでしたし、そこで決めきる強さが今日のレイソルには一歩足りませんでした。取れる時に取らないと、相手に反撃の芽を与えてしまいます。「いいゲームだったのに、自分が。。。」ミックスゾーンで囲まれた桐畑選手は言葉に詰まり、無念さから上を向いてこらえるしかありませんでした。

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「0-2の状況から、今日はみんなよくやった!」と声をかけてあげたいし、試合後ピッチへ贈られた拍手は、そういう皆さんの思いが詰まっていたことでしょう。でも、プロは結果がすべて。「どうしてホームでこれだけのゲームができるのに、アウェイでできないのか」。監督や選手たちからも、第1戦の結果を後悔する言葉がありました。今日のような試合ができれば、間違いなくファイナルに進めたでしょうし、リーグ戦も上位につけているはずです。そして今年はその後悔が、次への結果に残念ながらつながっていないのが現状です。今日奪えなかった得点、防げなかった失点、繰り返さないように。今季、レイソルに残された試合は7試合、まずは来週アウェイのカシマスタジアムで。今日喜べなかった分まで、サポーターに勝利を届けてほしいと思います。今日の応援と敗戦の悔しさ、絶対に忘れてはいけません。

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最後に、明日のJユースカップは、予定通り14時開催の予定です。台風が近づく中、雨の予報ですが、スタジアムメインスタンドにてご観戦いただけます。お気をつけてご来場ください。

2014年10月11日

反発力

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担当:河原 正明

 決戦まであと20時間を切りました。ナビスコカップ決勝進出のために残された時間はホームでの90分間+30分の延長戦、そしてPK戦。まずは2点を奪うことが必須となります。
 トップチームは非公開で練習を行いました。ネルシーニョ監督は練習後に取材に応じ、「(逆転進出に)不可能はない。ミッションインポッシブルではないと思います」と言下に言い放ちました。まずは失点をしないこと、そして複数得点での勝利が求められますが「明日も拮抗した試合展開になるだろう。同じミスを繰り返さないことが大事。でも、ホームでは鳥栖、マリノス、甲府、神戸に川崎と複数得点をあげて勝っている」とその根拠を示します。「中でもマリノス戦や川崎戦には3点以上取っている、それが本来の力」と自信は揺らぎません。

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 どのような心構えで挑むのか。指揮官は「明日は常に熱くなりながらも冷静に精神を研ぎ澄ませ、相手のスキを突くことを選手たちに求めたい」と諭します。まるで居合のように。90分間絶えず敵の殺意を感じ、敵を威圧し、刀を抜く一瞬にして勝を制する。ピリピリとした時間が続く中、じれずに耐えて相手の仕掛けをしのけば勝機を見出せるでしょう。

 それを可能にするのはホームの力。言うまでもなく、日立台だからこそ選手たちが伸び伸びと力を発揮する"力"が特に今シーズンは強く存在しています。
 明日のマッチデープログラムは工藤選手のインタビューを掲載しています。
 「ホームで第2戦を戦えるのは非常に心強いです。サポーターとともに決勝進出を決められる状況はモチベーションになるので、後押しをして欲しいです」。
 木曜日の広島戦、相手は数的有利でもエースを常に狙ってきました。何度倒されても、そのたびに牙をむいて立ち向かっていく。敗戦濃厚な試合の中にあっても、彼の戦い抜く姿勢に確かな希望を見ました。

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 もうひとつ別の思いもあります。それは仲間を決勝戦に連れて行くこと。
 今、代表でチームを離れている鈴木選手や遠くミャンマーで戦う中村選手や中谷選手。そして負傷で長期離脱中の狩野選手。準々決勝第1戦のマリノス戦、工藤選手は自らのゴール後に指で「14」を作って狩野選手を励ましました。
 「大輔は去年(ケガで)出られなかった。自分も天皇杯決勝に出られなかったから、その気持ちがよくわかる。だから決勝に連れて行きたい」。10月5日の試合後にクラブハウスで交わした約束を守るために。勝利を目指すエースの想いをお読みいただいた上で、スタジアムでご声援をお送りください。

 最後に新商品販売のお知らせです。レアンドロ選手が着用してくれたのは「ニットマフラー(ワイド)」と「マジックグローブforスマホ」です。朝夕は冷え込む季節になってきました。試合観戦のお供にぜひ!

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 心配された天候も、明日は何とかもちそうです。泣いても笑っても今シーズンの日立台でのナビスコカップはラストゲーム。大逆転劇をその目で見届けてください!

2014年10月10日

背水の陣

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担当:大重正人

昨日のサンフレッチェ戦の直後、U-19アジア選手権の初戦に、中村航輔選手と中谷進之介選手が出場しました。立ち上がり、いきなりのPKで失点し、また後半には直接FKで勝ち越され、守備陣の2人にとっては悔しい初戦になってしまいました。グループリーグで2位以上にならなければ、U-20ワールドカップ出場決定戦=準々決勝に進めません。明日のU-19ベトナム代表戦はまさに背水の陣です。最終戦の日韓戦に望みをつなぐべく、日本時間18時キックオフの試合にもご注目ください。CSなどテレビ朝日チャンネルで有料生放送されます。

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レイソルのトップチームは、今朝広島を発ち、午後3時から日立台でトレーニングを行いました。第1戦を0-2で落とし、ホームで逆転するには、90分で3-0勝利、2-0勝利なら延長戦、というのが逆転勝利へ可能性を見いだせるシナリオでしょう。相手に1点を許せば、アウェイゴールルールでレイソルは4ゴールが必要になりますから、大変厳しくなります。

まずは無失点で進めること。そして「前半早くに1点を先制したい」という工藤選手の言葉もあったように、1-0の状態が続けば理想ですが、もしくは0-0で後半を迎えても、まだまだチャンスがあるはずです。「キリのストップが繋いでくれた」と選手みな、桐畑選手のビッグプレーを称えましたが、「キリのストップがあったから、決勝に進めた!」という結果を残してこそ、キリの好守の価値がより光り輝きます。明日は非公開練習となりました。集中を高め、今季一番のビッグマッチに挑みます。

またU-18チームも背水の陣を迎えます。Jユースカップのグループリーグ第2戦、13日月曜日に日立台スタジアムで、山形ユースと対戦します。先週の初戦、鹿島U-18戦を1-3で落とし、残り2試合を連勝しなければ、決勝トーナメント進出はない状況です。今季からレギュレーションが替わり、11グループの首位と、2位の上位5チームしか、生き残れません。勝利はもちろん、得失点差にもこだわれなければいけません。本日観戦のご案内をホームページに掲載しましたが、あいにく台風が接近し、もっとも影響を受けるのが試合当日となりそうです。開催に際してもし緊急の変更事項があれば、ツイッターなどで速やかにお知らせしますのでご注意ください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012960.html

番組のお知らせです。J:COM千葉エリアにてで放送中の「東葛調査隊」にて、先日レイソル後援会の活動が取材されました。普段のホームゲームでは、場内各所にてブルーのシャツを着られたボランティア皆さんの姿をお見かけでしょう。座席へのご案内、配布物のお渡し、エコキャップの回収、座席清掃など、先週の台風のような悪天候でも変わりなく、多くのご協力をいただいて試合運営が行われています。本当にいつもいつもありがとうございます。そんな皆さんの活動に、MCのお二人が潜入調査!その模様が来週13日月曜から放送されます。エリアによって時間が異なりますので、J:COMサイトよりご確認ください。
http://www.myjcom.jp/var/rev0/0043/0998/timetable_chiiki.pdf

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2014年10月 9日

あと67時間後

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担当:河原 正明

今日の広島は、日曜日の柏とは正反対の快晴。広島駅を降りると暑いくらいでした。
トップチームは昨日の広報日記にもありましたが、代表組とケガ人を除く全選手が広島に移動、チーム一丸で今日の試合に臨みました。

日曜日の試合は大雨の中疲労困憊なドロー。両チームとも消化不良ぎみだっただけに、仕切り直しの2連戦が始まりました。

ネルシーニョ監督は「いつも広島と戦う時は拮抗した試合展開」と表現していましたが、ミラーゲームだけあって互いに「ミスの探り合い」(栗澤選手)ジリジリする展開が続くなか、時折牙をむくかの鋭い攻撃で覇を競い合います。
均衡が破れたのは41分、少しバランスを崩した一瞬のスキを突かれて放たれたパスに飛び出した佐藤選手に決められて先制を許してしまいました。

「一瞬の気の緩み、もったいなかった」(ネルシーニョ監督)。ところが、後半から反攻を狙うも後半わずか3分にエドゥアルド選手が2枚目のイエローカードで退場してしまいます。エドゥアルド選手は必死の抗議をしますが判定は覆るはずもなく、戦況はとたんに厳しくなります。指揮官はすかさずここで4バックの布陣に指示を出します。
そこに付け入るスキが無かったか、有ったのかという議論になりますが、結果は直後に追加点を許します。

前回アウェイでの対戦では似たような展開から堰を切ったように失点を重ねましたが今日は違いました。
「チーム全体がこれ以上やられないと粘り強く戦えた」(栗澤選手)。レイソルはしっかりと守ってからの逆襲に活路を見出します。交代出場のドゥドゥ選手や大島選手、もちろん工藤選手らも最後まで得点を求め果敢に挑み、相手のファールを誘い、FKのチャンスでチャンスを作りました。大島選手から工藤選手へのスルーパスもシュートをフィンセーブで防がれますが、「あれは狙い通りでした」(大島選手)とあと一歩まで迫ったのも事実です。
「まだあと90分ある。試合は終わっていません」(ネルシーニョ監督)。その言葉通り、ホームでの第2戦が待っています。

チームは明日、柏に戻り日曜日の再戦に備えます。
中2日、67時間しかありませんが、連覇でタイトルを手にするかは選手たち自身にかかっています。そしてどうぞ、ホームで逆転し」決勝進出を決めるべくサポーターの皆さんもスタジアムでご声援くださいますようお願いします!

2014年10月 8日

Wビッグマッチ

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担当:大重正人

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広島へやってきました。この「ネルシーニョレイソル」になって、何度目の前々泊遠征になるでしょうか。「試合前日の移動をなくして、できるだけいい状態で試合に臨みたい」という姿勢は一貫して変わらず、勝利に向けて最善の準備をするという徹底ぶりを、レイソルは学びました。そして2011年以来、広島でのアウェイ戦は、3勝1分1敗と好成績を残してきました。今回のナビスコカップ準決勝でも「180分の戦いの前半」といえども、これまで同じように結果を残し、第2戦のホームへ繋げなければいけません。

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今日は、秋野央樹選手の誕生日でした。アキ、おめでとう!!! ホテルでの昼食時に、柏と同じようにフルーツゼリーでお祝いしました。ハタチとなったのは同期で木村選手に続く2人目です。今月23日には小林祐介選手も20歳の誕生日。そして同期4人のなかで、最後に誕生日を迎えるのがGK中村航輔選手です。同学年ながら、彼だけ早生まれということで、代表では秋野選手たちとはひとつ下のカテゴリーでも活躍してきました。

その集大成となる、U-19アジア選手権。日本代表は明日初戦を迎えます。「SOCCER PUSH UP」「J論」と立て続けに彼の紹介記事が公開されました。才能豊かにこれまで順調に成長してきたジュニア年代、一転して相次ぐ不慮のケガに見舞われた近年を乗り越えて、ついについに大舞台に背番号1をつけて立ちます。彼を知るサッカー関係者、メディアの皆さんからは本当に大きな大きな期待を集めています。

スカパーなどCSのテレビ朝日チャンネル(要有料)では、下記の通り生放送があります。
「日本×中国」10/09(木)20:55~23:10
「日本×ベトナム」10/11(土)17:55~20:10
「韓国×日本」10/13(月)17:55~20:10
コウスケも、同じくレイソルから参加中のシンノスケも「民放やBSじゃないんですね、、、」とちょっと残念そうでしたが、明日は19時からのナビスコ広島戦、そして21時からU-19中国戦と、テレビでご観戦の方はアウェイで戦うレイソル戦士を見逃せない木曜となります。

もちろん、平日夜にも関わらず広島まで駆けつけてくださるサポーターの皆さんには、感謝してもしきれません。その黄色いユニフォームと歌声は必ず選手たちの五感に届いて、戦いへのエネルギーへと燃え上がります。ファイナルへの大事な初戦、Eスタで共に戦いましょう!!

2014年10月 7日

いざっ、広島へ!

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担当:河原 正明

 一足早く決戦の地へ。トップチームは木曜日の広島戦に向けて日立台で最後のトレーニングを行いました。午後にクラブハウスを出発、空路広島へ向かいました。

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 2年間で9度目の対戦。しかも4度のアウェイ戦は全て平日のナイトゲーム。チームは万全を期しての前々泊に加え、試合後も後泊する3泊4日のスケジュールです。それでも「クラブがこうして準備をしてくれる。いろんな人の想いも受け取って戦わないといけない」(大谷選手)総力戦であることを覚悟して敵地に向かいます。

 日曜日の試合後、鈴木選手が突然の日本代表召集となりました。一方、広島も水本選手、塩谷選手と守備の要2選手が代表入り。試合のポイントは「互いに代表選手の穴をどう埋めるか。レベルの高い選手が抜けても、モチベーションが高い選手が代わり入るはず。そこはチーム対チームでカバーして戦わないと」と大谷選手。前回、広島でのリーグ戦は先制するも5失点で逆転負け。「相手はホームだから積極的に来るだろう。今度は受身になってはいけない。先制した(リーグ戦)前半のような試合の入り方をしたい」と細心の注意を促します。
 自身が決勝進出戦への思いが強いのは「去年は(出場停止で)出られなかったから」。「大輔も去年(ケガで)決勝戦は出ていない。だから決勝戦で待っていたい」キャプテンだけでなく、選手全員の仲間への思いを形にするのは自らの脚にかかっています。
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 なお、明日は広島県内でのトレーニングになります。日立台での練習はございませんのでご了承ください。

2014年10月 6日

台風の中でも

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担当:大重正人

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日曜のサンフレッチェ戦の前から降り続いていた台風による雨は、夜から朝にかけてますます強くなりました。日立台のピッチ、ベンチ脇の人工芝部分は雨水がたまって池のように。この荒天を予測して、昨日のうちに広島戦先発選手はオフが決まり、今日は静養に努めました。ただ日立台2試合連続完封の桐畑選手は今日もGKトレーニングに参加、それ以外のフィールド選手も、豪雨と水浸しのピッチを避け、室内でしっかり汗を流しました。

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2011年のJ1優勝により、翌年に新設されたトレーニングジム。こうした日にも活用できるのは、本当に大きいことです。ダッシュやフットワークなどフィジカル系の練習が十分できるスペースがあり、また陸上やテニスコートのようなタータントラックがあり、2人が同時に20メートルほどはダッシュできるレーンになっています。天候など急なアクシデントが起こっても、プラン変更が可能なこの日立台の環境を、続くナビスコ準決勝の結果に反映しなければいけません。

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お昼過ぎ、柏エリアの天候は急速に回復し、まぶしいほどの太陽、青空ものぞいてきました。ただ特に今年は大きな災害が起こっていますし、身の回りのご安全にどうぞお気をつけください。

チームは明日の午前練習を終えて、前日練習を現地でおこない、木曜日の第1戦に臨みます。そして12日日曜日は、2年連続のファイナルを懸けて、ホーム日立台での第2戦です。チケットは引き続き発売中です。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012846.html

またその試合に来場された方には、「ご来場者様限定!決勝チケット最速抽選販売」に参加のチャンスがあります。当日配布されるチラシに書かれたクーポン番号でお申し込みができます。その他の先行、一般販売の日程については下記Jリーグサイトに掲載されていますので、ぜひ心づもりをお願いいたします。今年はJリーグ優勝を決めた埼スタで、ナビスコ戴冠を!その前に、まずは12日準決勝第2戦へのご参戦をよろしくお願いします!
http://www.j-league.or.jp/yncup/2014/ticket/final/

2014年10月 5日

雨中の激戦

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担当:大重正人

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今日は、クラブメインスポンサーの(株)日立製作所、また日立グループ各社のご協力による「HITACHI DAY」を開催、東原敏昭執行役社長が来場されました。そして日立台にご来場、ご声援いただいたサポーターの皆様、本当にありがとうございました。台風18号の接近で明朝から降り続いた雨。30度を超えた2日前から一転して、今日は16.3度。配布されたイエロービブスを雨具の上に着用する方も多く、冷たい雨を浴びながらも90分最後まで応援歌を歌い続け、選手たちを力強く後押ししてくださいました。風邪などひかれないよう、今夜は温かくしてお休みください。

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「今日は1stプレーが一番のピンチでした。あそこでやられなくて、本当に良かった」。3試合続けて先発したGK桐畑選手の言葉。ピッチ状態を確かめるようにウォームアップをしていた選手たちでしたが、実際の試合のなかで起こったことは、非常に予測が難しいものでした。前半6分、サンフレッチェ右サイドからのクリアボールが、レイソルの自陣深くまで飛んでいきます。レイソルのCB鈴木選手と増嶋選手の間を、FW佐藤寿人選手が抜群のタイミングで抜け出します。桐畑選手が「伸びるのか、止まるのか。その判断が難しかった」を振り返りましたが、最初のバウンドは伸びて、2つ目のバウンドが止まって、佐藤選手にとっては最高の、レイソルにとっては最悪の状態でした。飛び出したキリの鼻先で放たれたシュートは、わずかわずかにポストの外。肝を冷やすというのは、まさにこのことでした。

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「ロングボールを蹴って蹴られて、そのあとのセカンドボールをどっちが先に拾うかという勝負」。大谷選手の言葉通り、チームとしてやるべきことがより明確になり、警戒心も強まりました。自陣にボールがある状況は何が起こるかわからない状態。とにかく大きく蹴り出し、そのあとのボールへアタックする。互いが理想とするパスサッカーが見られないのは、プレーヤーとしても見る側としても、大変口惜しいことでしたが、互いに「ファイト」するという点では、激しく闘いあった90分でした。特にGK、最終ライン、ボランチの選手たちは常に危険と隣り合わせのなか、メンタル的にもよく我慢したゲームでした。もちろん勝ち点3を取れなかったことは反省しなければなりません。いかに広島の堅い守備をこじ開けるのか。次は3連戦の第2ラウンド、第3ラウンドが待っています。ナビスコカップ準決勝、広島での前日練習を経て、第1戦に臨みます。

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試合後、喜ばしいニュースが飛び込んできました。鈴木大輔選手が日本代表に選出です!「追加召集ですが、自分にとっては大きなチャンス。全力を尽くして戦う気持ちでいっぱいです。レイソルでのプレーと同じく、自分の長所である対人の強さやボールを奪う守備でアピールできればと思います」と第一声。古巣である新潟・ビッグスワンでの試合、また同僚だった酒井高徳選手、田中順也選手との再会も楽しみにしています。もちろん、大事な試合を控えたレイソルを離れることに複雑な思いもあります。でも「タイトルを懸けた厳しい戦いですが、仲間を信じて行ってきます」というダイスケ。レイソルの代表として気持ちよく送り出し、ブラジル戦が行われるシンガポールへぜひ吉報を届けましょう!!ガンバレ、ダイスケ!!!

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2014年10月 4日

運天果報

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担当:河原 正明

 明日から始まる広島との3連戦に向けて、今日は日立台でトレーニングを行いました。気温はやや高めながらも秋らしくカラっと爽やかに晴れて気持ち良い天気。今日の練習はリラックスをしながら体を動かすことを目的としているならば、その成果は選手たちの表情を見れば明らかでしょう。
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 レイソルにとっては短期間で同じ相手と3連戦は初となりますが、この人は違いました。「3連戦はあります。最高で4連戦までありますよ」。さらりと言ってのけたネルシーニョ監督に取材陣も驚きの声があがりました。サンパウロFCを率いていた時にコリンチャンスと4戦連続で戦ったことがあるそうです。
 「試合が進むごとに拮抗する傾向になる。選手も順応するし、チームも直近の対戦を分析して対策をしてくる」とやはりやりにくいことは認めたものの、「戦術的には(後の対戦は)質が上がっていくと思うので、個人の局面での質と勝負がポイントになる」と経験から予想をしています。
 その上で「前回の対戦(J1リーグ16節 ●2-5)はアウェイでミスが多く失点を重ねてしまった。ミスを犯さないこと、敵よりも自分のチーム」と手綱を締めることを忘れませんでした。
 決戦まであと約20時間、常に「勝利のために全力を尽くす」ことを自身の哲学として指揮してきただけに、指揮官が熟考し、選んだ戦術・メンバーを信じて応援いただければと思います。

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 明日の試合は「HITACHI DAY」。ご来場時に応募された方から抽選でサイン入りユニフォームや試合球などのプレゼントが当選します。応募方法はpdfでダウンロードできる専用の応募用紙にご記入の上、試合開始までにHITACHI DAYテント(KASHIWA CIVIC PRIDE GATE付近)に投函ください。たくさんのご応募お待ちしております。
 また、エルゴラッソの「ヤマザキナビスコカップセミファイナル号外」を会場限定で配布します(ホーム側のみ)。数に限りがありますのでお忘れなく!

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 クラブでは初となる「カロリーオフセット」に協力した商品も販売します。認定NPO法人TABLE FOR TWO International(以下、TABLE FOR TWO)、クラブスポンサーであります(株)ローソン様と協力して行うものです。これは体を動かすことや、健康を意識した低カロリーの食品を食べることでセーブされたカロリーをTABLE FOR TWOを通じて、開発途上国で必要な学校給食や畑の整備費として寄付するプログラムです。
 今回はクラブスポンサーのローソン様と提携してカロリーオフした「豆腐ハンバーグときのこあん弁当」、「玄米マンナンきのこごはんおにぎり」をスタジアム場内売店で限定販売いたします。売上げの一部がフィリピン共和国での農業支援に寄付されます。ぜひ、こちらの商品もご購入ください。

 トップチームは明日が試合ですが、土曜日の今日はアカデミーの公式戦が行われました。U-18が参加するJユースカップ、予選グループの初戦は鹿島アントラーズユース。8月末にプレミアリーグで対戦したばかりですが、今季はクラブユース選手権予選でも対戦しているので今季4度目の顔合わせでした。
 結果は残念ながらアウェイで3-1で敗戦を喫しました。残り2試合は10/13(月・祝)に山形と25日(土)に群馬といずれもスタジアムでホームゲームとなります。そのアカデミー選手、下平U-18監督が明日のスカパー!中継ハーフタイムに放映の「レイソルラボ」に登場します。ぜひこちらもご覧いただき、またスタジアムでご声援をお送りください。

 チケットは席によって残席がとても少なくなっております。あいにくの天候が予想されますが、ぜひ、スタジアムで雨を吹き飛ばすほどの熱い応援をお願いします!

2014年10月 3日

夏戻る

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担当:大重正人

今日は、10月3日。すっかり秋に入りました!と言いたいところですが、信じられないほどの暑さになりました。千葉県内の各地は軒並み30度を超え、10月の観測史上最高気温を記録した場所も6地点ありました。非公開トレーニングを終え、黙々とランニングする近藤直也選手を選手みんなで待っていました。今日はドゥーの31歳バースデーでした!

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※クリック、タップすると大きな写真も見られます

この暑さもあってか、宮本主務のケーキチョイスは、涼しげなフルーツゼリーがカムバック。記念写真では、アイスバケツほどではありませんが、スクイーズボトルのウォーターシャワー気持ちいい(?)ぐらいの陽気。空の青さ、ピッチのグリーン、カラー補正しなくてもこれほどの発色が出るのは、10月には本当に珍しいことです。それぐらいの太陽の光が心地よく降り注いでいました。ドゥーは先日FC東京戦のイエローカードで累積4枚目となり、広島戦はあえなく出場停止です。ただすぐに広島との第2、第3ラウンドがありますから、今日は長めのランニングでしっかり調整。DFライン最年長として円熟の31歳、まだまだレイソルを支え、引っ張って行ってくれることでしょう!おめでとう、ドゥー!

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そんな暑い暑い日にはちょっと向かない話題なのですが、、、
季節は10月。秋冬モデルのグッズが5日から発売になります。ニットマフラー&キャップの告知で、選手たちが協力してくれました。モデルはこの人、、、

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「日焼けしすぎてて、似合わなくない?」なんてヤジも飛んでいましたが、彼ほど黄色が似合う人もいないと思いませんか!?増嶋選手による「胸に手を当てて!」という指示どおり、素敵な笑顔でポーズをとってくれました。半袖の練習ウェアではあまりに季節感がなかったので、お風呂上りにもかかわらず、わざわざパーカーに着替えてくれたテツ。「汗がヤバイです」と言いながらも快く協力してくれてありがとう!!

その他大人気のミッキーマウスグッズ「タオルマフラー」はKAMO柏店(すでに発売中)、スタジアム、オンラインショップにて販売。またもう一種別のマフラーはKAMO柏店限定販売です。明日までは今日の陽気が続きそうですが、日曜からは秋らしい天気に戻りますので、ぜひぜひお買い求めください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012928.html

2014年10月 2日

時を待つ

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担当:河原 正明

 昨日、日本サッカー協会から10月の国際親善試合に向けた日本代表選手が発表されました。残念ながら今回はレイソルから選出された選手はいませんでした。また韓国代表も過日発表されましたが、キムチャンス選手の招集はありませんでした。
 今朝の新聞は日本代表の話題ばかりですが、日立台ではトップチームが静かに非公開での練習を行いました。

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 フル代表ゼロは残念かもしれませんが、現在U-19日本代表に参加中の中村選手と中谷選手以外の全ての選手がナビスコカップ準決勝に出場できるということでもあります。続く広島との3連戦、まずは初戦のリーグ戦が非常に大事です。
 2011年には仙台と7月に3試合、そして昨年の広島と5月末から7月上旬にかけて中断期間を挟んでの3連戦を戦いました。2011年の仙台との連戦は当時どの選手も「やりにくかった」と振り返っていましたが、特に3戦目のアウェイでの試合は両チームとも堅い守りでスコアレスドローとなりました。
 広島の印象について工藤選手は「リーグ連覇中の強い相手。3試合を考えた駆け引きもある。(3試合続くので)手のうちは隠しようがないが、勝ちにこだわっていきたい」、大谷選手は「同じチームとこれだけ短期間で3連戦は経験なく非常に難しいと思う。リーグ戦での戦いは失点を重ねてしまったが、自分たちの戦い方には手応えもあった。そこをホームで上手く発揮できればいいゲームができると思う」とホームの利を生かす戦いに気持ちを高めています。広島とのしのぎを削る3連戦まであと3日となりました。
 チケットは席によっては残数が少なくなっております。ぜひ、ホームでの広島2連戦に熱い声援をお願いします。

 その10月5日(日)の広島戦では「HITACHI DAY」を開催しますご来場時に応募された方から抽選でサイン入りユニフォームや試合球などのプレゼントが当選します。   
 応募方法はpdfでダウンロードできるプレゼント応募用紙にご記入の上、試合開始までにHITACHI DAYテント(KASHIWA CIVIC PRIDE GATE付近)に投函ください。たくさんのご応募お待ちしております。

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2014年10月 1日

想いを届ける

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担当:河原 正明

 アジア大会に参加していたU-21日本代表 秋野選手が一昨日開催地の韓国から帰国しました。今日から練習参加しましたが、疲れも見せずに精力的なプレーを見せていました。
 今大会では3試合に出場。秋野選手にとって大会初戦はグループリーグ第3戦、ネパール戦。前半終了間際にレイソルU-18の先輩、山中選手(千葉)が負傷し、左SBのポジションで途中出場。その後の2試合は負けたら終わりの決勝トーナメントで左SBで先発フル出場を果たしました。しかし、結果はベスト8で韓国に惜敗。2大会連続の金メダルとはなりませんでした。
 大会を振り返り「結果が全て。すごく悔しいです。本当なら昨日も試合なので、今ここにいてはいけない」と練習後の取材で答えた秋野選手。実はオフの昨日もクラブハウスに来ていましたが、「クラブチームで試合に出られないと、次の代表では呼ばれないから」と強い危機感を持っています。
 この世代は2016年のリオ・オリンピック世代。「オリンピックでメダルを獲って、ボクたちの代がワールドカップに出る」と言葉は冷静に、しかしハートは熱く語る秋野選手。悔しさを糧にクラブ内の競争に再び身を投じます。

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 さて、今年も千葉県赤十字血液センターとタイアップして、選手を起用した献血啓発ポスターが完成しました。今回は4選手が登場。「その想い届けよう!」をテーマに作成されました。
 このポスターは県内各所で掲出されるだけでなく、柏・松戸の献血ルームでは献血にご協力いただいた方で、ご希望される方先着700名様にポスターをプレゼントするキャンペーンも今日から実施しています。
 スタジアムでは毎ホームゲームに大谷選手がVTRで献血を呼びかけていますが、これから冬場にかけて献血者が減る季節になります。興味を持たれた方はぜひ献血へのご協力をお願いいたします。
 詳しくは千葉県赤十字血液センターホームページをご覧下さい。
 http://chiba.bc.jrc.or.jp

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