2022年4月29日

鳥栖戦

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担当:大重正人

セットプレーでの連続失点で2点ビハインドとなってしまうと、当然試合は厳しくなります。鳥栖の川井監督からは試合後にセットプレーを強みにしたいというお話がありました。一方レイソルもロングスローに対する準備をして警戒を強めてはいましたが、結果的に失点を喫しました。組織的にも個人的にも、ここは克服しなければならない課題です。これでやられてしまったら本当にもったいないことですし、拮抗した試合をものにするためにセットプレーで抑え、セットプレーで獲るということは突き詰めていかなければなりません。

ただ、セットプレー以外の内容面を見ても相手が優勢でしたし、鳥栖が攻め込んでいたからこその絶好位置からのセットプレーでした。偶然というより、必然的な失点とも言える2点でした。レイソルとしては、相手のビルドアップに対する守備がはまらず、また自分たちのビルドアップもなかなかうまく運ばない。1-4というスコアが示す通りの完敗でした。

試合をもとに戻すチャンスはありました。後半から投入された武藤選手、北爪選手が推進力をもたらし、敵陣での時間が増えていたタイミングでの追撃のゴール。武藤選手のシュートを細谷選手がコースを変えてゴールへ流し込みました。その数分後、今度は細谷選手が力強いシュートを放ち、GKの手をはじいたボールに武藤選手が飛び込みましたが、無情にもゴールの上へ。

「あのビッグチャンスを決めていればという、悔しい想いがあります。流れ的にもあれを決めていればかなり変わった。もっともっとレイソルの流れにできた」。当然のことながら、両チームにとってこの試合で一番の分水嶺で、悔やみきれない気持ちを口にしました。ただ、膝の手術による治療を決断し、ほぼ当初の予定どおり2か月ほどでの復帰。そしてこの初戦でメンタル的にも沈みかけていたチームを数分で勢いづけるプレーを見せてくれました。

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渾身のガッツポーズと、手を叩いて鼓舞する姿。そして連敗の最中ではありますが「チームが勝っていたときは、チームを見ていて前向きに自信を持ってプレーできていた。一丸となって監督の求めることをやれていたという経験やイメージは残っているはずなので、負けて自信を失うことがないように若い選手たちに声をかけていきたいと思っています」。1-4という敗戦の直後、もちろん悔しい想いがあるなかでも、まっすぐに前を向いて、自分の言葉でしっかりメディアに向けて力強い言葉を発してくれた。J1で勝つことの難しさを知っている彼だからこその言葉でした。武藤祐樹という選手が、レイソルにもたらしてくれるものは本当に大きくて、ここで下を向いていられない、と思い返させてくれました。

そして「柏に関わる人を喜ばせられるようにゴールを決めたい」。そう言い切る彼を信じて、選手たちを信じて、どうか引き続き応援していただきたいです。今日はネルシーニョ監督が復帰し、ベンチで采配を振るいました。この想定外の出来事を乗り越えて、懸命にチームは戦っています。アウェイ広島、ホーム浦和→ガンバ、ルヴァン予選突破がかかる京都戦と引き続きの後押しをどうぞよろしくお願いいたします。今日は冷たい雨の中、勝利で応えられず申し訳ございませんでした。ご声援ありがとうございました。

2022年4月28日

明日は鳥栖戦

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担当:大重正人

厚別での奇跡的な勝利を、今度はリーグ戦へ。勢いを持って、連敗ストップがかかった大事な鳥栖戦に挑みます。川崎戦、京都戦と前半に先制点を相手に与え、苦しい試合運びを強いられただけに、小屋松選手は「プレッシングを受けたときの外し方や、点がなかなか入らないときにどう我慢して失点を減らしていくか。前半で失点をしてしまうことが多いので、前半はゼロに抑えて後半に立て直していくところが、これからのシーズンを戦っていく中で重要になります」と現状の課題を挙げています。

一方でルヴァンカップで出場機会を得て、そして連勝してきた若手中心のチーム、選手たちも控えています。札幌戦はもちろんですが、その前のアウェイ鳥栖戦、3-1で快勝した試合は、ここ数年サガンとの試合で結果が出ていなかっただけに、大きな勇気を与えるものでした。この2試合で合計4つものアシストをマークした椎橋選手の活躍も光りました。「リーグ戦で連敗していて、僕らルヴァンカップに出ているメンバーはアピールするぞと。普段出ている人たちも尻に火がつくじゃないですけど、お互い競争意識が出て活気よく練習できたのかなと思います」と、チーム内の競争激化や手応えを話してくれました。

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サガンとは今季ルヴァンで1勝1分ですが、リーグ戦とは異なるメンバー構成でした。カップ戦でも落ちない運動量とポジショナルフットボールを融合した、組織的で質の高いサッカーを展開していましたが、おそらくこれまで以上のクオリティを明日の試合で見せてくることでしょう。それに負けない走りや球際の攻防で、まずは劣らないことが勝利への最低条件です。さらに明日は雨予報で、ロングボール主体のサッカーも予想されますし、セットプレーの重要さも増すことでしょう。3連敗はできません。ハードに戦い続け、なんとしても勝ち点3を取らなければいけません。

今年、レイソル創立30周年を迎え、準備してきたことをお知らせしています。グッズのラインナップには、30周年記念ロゴが入ったものを多数企画、販売しています。モバイル関連&デスクマットは明日4/29までの受注です。またグラスセットの受注もスタートしています。
https://www.reysol.co.jp/news/goods/

5/14のガンバ大阪戦を「30周年記念マッチ」に。そのイベントの一つとして、昨日ライトアップイベント「イエローサンシャインナイト」開催をリリースしました。今季から照明灯をLED化したことで、即時消灯点灯ができるようになりライトを使った演出をやろう、と昨冬の工事着手時点から社内スタッフでずっと話し合ってきました。ガンバ戦当日には10000名様に黄色く光るケミカルライトを配布、また特製ペンライトも販売いたします。

また、明日4/29からは柏駅東口のビジョンで、これまでの感謝をお伝えするCMムービー1ヶ月間放映いたします。5/2までは先日SNSで公開した内容とほぼ同じですが、5/3からは編集を加え、ナレーションも入ったムービーに差し変わります。5/14の記念マッチ、このコロナ禍の中でも久しぶりに日立台を満員にして素晴らしい試合を行いたいという告知CMでもあります。1時間に6回、10分お待ちいただければご覧になれますので、ぜひお立ち寄りの際は、昔の思い出に浸ったり、この街にJリーグがあるという喜びを改めて感じ取っていただけたら嬉しいです。
https://www.reysol.co.jp/news/home/034895.html

明日の鳥栖戦のチケット、「オーダースーツSADA マッチデー」などイベントのお知らせはこちらよりご確認ください。天候が良くないかもしれませんが、ぜひ選手たちの諦めず戦う姿をどうか後押しください。ご観戦をお待ちしております!
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0429

2022年4月23日

ルヴァン札幌戦

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担当:大重正人

札幌のホテルで見た朝の情報番組。自分の星座占い、おひつじ座は最下位の12位でした。今日は良くない1日になるのかな、、、忘れ物とかしないように用心して過ごさないといけないな、なんてちょっと憂鬱になった朝でした。

厚別競技場の風の強さは有名です。予想通り、今日も強い風が吹き抜けて、しかも冷たく寒い。手がかじかんで、手袋を持ってこなかったことを後悔しました。前半、レイソルが風下になり、とてつもない向かい風で、蹴れども蹴れども、ボールが飛ばない。しかも曲がりながら押し戻されるので、真っ直ぐに前進することができない。「今日はきれいなサッカーができない日だった」とサヴィオ選手。前半14分に失点。冷たい雨も降ってくるし、選手たちは本当に難しい立場に立たされていました。それでも前半を1点で凌いだ。あの苦しい状況で、よく踏ん張ったと思います。

さあ後半になれば風上だ、チャンスが増える。選手たちもそう声を掛け合っていましたし、さあまずは同点に、そんな思いでピッチサイドにいました。ところが、風は前半ほどではありません。いや、ほとんど吹いてないんじゃないか。待てども待てども、強い風が吹く気配がありません。とんだ貧乏くじを引いた日だと恨めしく思いました。

とはいえ、前半の逆風から解放された選手たちはボールを運び、裏のスペースを狙って蹴り込んだり、徐々にコンサドーレのゴール前に迫ります。ただ相手のボール回しも巧みで、また長身の中島選手をターゲットにしてセカンドをつなぐ戦法も効果的でした。時間はあっという間になくなって、気づけば後半40分ぐらいになっていました。そんな時、前半のような冷たい風が吹き始めました。レイソルの背中を押すように。そんな矢先のアディショナルタイムの奇跡でした。

58分に投入され、チームの攻撃のギアを上げていたサヴィオの右足が炸裂します。まずは93分、ゴール前の混戦から、椎橋選手のラストパスを受けてシュート。DFの足元をすり抜けて、菅野選手が守るゴールをついに揺らします。ここで喜びすぎることなく、すぐに拾い上げ、もう1点を取りに行ったチーム全員の切り替えが素晴らしかったと思います。その1分後、またしても椎橋選手のアシストを受けて、今度は浮き球をジャンピングボレー。非常に難しいバウンド、高さのボールを「幸い上手くボールにミートすることができた」。絶妙のコースへ飛んで、あっという間に試合をひっくり返してしまいました。後のことは、すごい興奮と高揚感とで、正直あまり覚えていません。

劇的な勝利の後、ピッチでの雄叫び、サポーターとの歓喜、最後にロッカーに戻ってきたサヴィオを迎えるチームメイト。そして記念撮影。彼らの笑顔が、何よりの私たちの喜びです。

サヴィオは「私が点を獲ったから全て私の手柄ということではないし、チーム全員が諦めずに戦ったからこそ、結果として2得点を挙げることができた」とチームメイトとともに掴み取った勝利だと強調しました。岩下選手は「今日は後半途中から入った選手たちが試合のテンポを上げてくれたからこそ、逆転勝利につながったと思う」。また「前回の札幌戦では逆転負けしていた」とあの悔しい敗戦を繰り返してはいけないという思いが、鳥栖戦に続いて、彼らには色濃く残っていました。「逆にチャンスというか、やり返せるとは後半話していた。その中で結果が出て嬉しいです」。

グループのもう1試合は、鳥栖が京都を破り、どのチームにも突破のチャンスがある大混戦となりました。レイソルの突破条件は、5/18の京都戦に勝つか引き分けで自力プレーオフステージ進出が決まります。敗れて勝ち点8に留まった場合、鳥栖が札幌に勝てば、直接対決の成績でレイソルが勝ち上がり。鳥栖vs札幌が引き分けだと、札幌が勝ち上がりになります。

ここからリーグ戦が続きます。この勝利がチームに大きな勢いをもたらしたと言えるように、4/29鳥栖戦はまた大事な試合となります。ぜひホーム日立台で勝利を分かち合えるよう、ぜひスタジアムへお越しください。今日も遠く札幌まで応援ありがとうございました!

サヴィオもおひつじ座、4月15日生まれでしたね笑
逆風を打ち破る、素晴らしい勝利の1日をありがとう!

2022年4月22日

明日はルヴァンアウェイ札幌戦

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担当:梶山由珠

京都戦から一週間が空き、明日はルヴァンカップ第5節。アウェイでの札幌戦に挑みます。
同じCグループで延期となっていた試合、グループステージ第3節札幌vs京都が先日水曜日に行われました。結果は4-1で札幌が勝利、Cグループはさらに混戦を極めています。レイソルは勝ち点5で現在3位。勝ち点7で並ぶ札幌と京都を追いかける位置につけています。各グループから上位2チームのみがプレーオフステージに進めますから、残り2試合となった今、レイソルは引き続き勝利のみが求められる状況にあります。

札幌といえば前回ホームでの対戦時、前半での2-0リードから逆転された苦い記憶のある相手。ですがあの試合を教訓に、第4節鳥栖戦では前半に2点を先取したあとも守備だけに徹することなく、後半も好機をつくって追加点を奪い、勝利を掴むことができました。
「失点後に慌てずラインも下がらずに我慢できたことは、チームとして札幌戦での敗戦を活かせた(北爪選手)」。「札幌戦の教訓を活かして、1点は失点してしまったが、そのあとも下がらずに前へ出て行けたことが勝因だった(上島選手)」。札幌戦での経験があったからこそ掴めた勝ち点3だったと、鳥栖戦の試合後に選手たちは振り返っていました。

ここまでルヴァン杯で堂々の4得点。ルーキーイヤーにして現在得点ランキングトップタイを走る、升掛友護選手のコメントです。

「鳥栖戦は、若手だからダメなんじゃないかとは思われたくなかったし、自分達もやれるぞという姿を見せたかった中で、ハードワークして自分達が主導権を握れた試合だった。年齢の近い選手が多くてやりやすかったのもあるし、その中でもシイくん(椎橋選手)とかがいると頼りがいがあった。若手と経験値のある選手が融合してやれたのはすごく刺激的で、その中でも勝てたのはみんなの自信につながったと思う。今リーグ戦では厳しい試合が2戦続いていて、次のルヴァン杯で今の状況を変えるという意味でも重要な試合になる。自分ももっとレイソルに貢献できるようにと考えた時に、札幌戦ではゴールという形で自分を示したいし、チームとしてもここから波に乗れるようなきっかけを作りたい」。

また、ここまでの自身のパフォーマンスを振り返り、「自分の中ではまだ最大値のパフォーマンスはできていない。本当はもっと出来るし、今相手に対策されたとしてもまだまだ跳ね返す力はあると思っている。ここからもっと最高のパフォーマンスを出していけるように日々考えて試合に臨んでいる」と力強く語った升掛選手。とても18歳とは思えないような堂々とした口ぶりでした。あどけなさの中に秘める、負けん気の強さ。きっとこれからもピッチ上で、底知れぬ力を発揮してくれることでしょう!

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札幌戦は明日13時キックオフ。会場は札幌ドームではなく、札幌厚別公園競技場となります。
フジテレビONE、フジテレビ動画配信サービス「FOD」、スカパー!動画配信サービス「SPOOX」にて生中継です。
※「スカパー!サッカーセット」をご契約のお客様は、CS307(フジテレビONE スポーツ・バラエティ)とCh.585(スカチャン5)でご覧いただけます

グループステージを突破するためには勝利を逃せない一戦。そしてリーグ戦にもつながるような、良いきっかけが掴めるように。明日もそれぞれの場所から後押しをよろしくお願いいたします。

現在、当クラブスポンサーの柏髙島屋ステーションモールでは、例年ご好評をいただいております『ステモ柏レイソル応援Week!』が開催されています。指定のレストランやカフェで対象メニューをご注文いただくと、選手やレイくんの「オリジナルうちわ」をもれなくプレゼント!詳しい店舗の情報や、どの店舗で誰のうちわが手に入るのかなど詳細は、下記URLよりご確認ください。
https://www.takashimaya.co.jp/kashiwa/stemo/feature/?id=3759
そのほかお買い上げ抽選会も行われます。期間は5月8日まで。柏駅へお越しの際はぜひステモをご利用ください。

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柏駅といえば、昨日公式サイトでもお知らせした通り、柏レイソル創立30周年の記念動画を4月29日(金・祝)~5月29日(日)の一ヶ月間、柏駅東口ビジョンで放映することになりました。場所は、柏駅「みどりの窓口」を通り過ぎて、ダブルデッキに出てすぐ、左手にある大きなビジョンです。(昨年の夏に新しくできたそうです)
レイソルの30年間の歩みを振り返る60秒のムービーで、期間中は毎日6:00〜24:00の間で1時間に数回流れます。
1日に約40万人が乗降する柏駅前でのビジョン放映。一人でも多くの人の目に触れることで、日立台へ来たことのない方や遠のいてしまった方が、また足を運んでいただくきっかけにもなればとも思っています。通りかかった際にはぜひ気にかけてみてください。
また、創立30周年記念マッチ当日(5月14日G大阪戦)にも90秒バージョンのムービーを放映します。こちらもどうぞお楽しみに。

最後に、ホームゲームチケット販売のお知らせです。
4月24日(日)より、アソシエイツ会員様向けにリーグ後半戦ホームゲーム8試合が対象となる「ハーフシーズンチケット」を販売いたします。ホーム最終戦までのお席が必ず確保でき、1試合あたりの価格が通常会員価格よりもお安くお買い求めいただける、お得なチケットです。また、ご購入いただいた方にはオリジナルショルダーバッグをプレゼントします。まだ試合日程やキックオフ時刻が未定の試合もありますが、後半戦は全試合参戦を目指したい!という方にはオススメです。年間シートをお持ちでないアソシエイツ会員の方は、この機会にぜひご検討ください。
https://www.reysol.co.jp/news/ticket/034893.html

来週の4/29鳥栖戦、それから5/8浦和戦、5/14G大阪戦(創立30周年記念マッチ)、5/18京都戦のチケットも発売中です。アソシエイツ会員専用サイト、ローチケ、ローソン・ミニストップ店内Loppiにてお買い求めください。
https://www.reysol.co.jp/ticket/ticket-guide/

2022年4月17日

京都戦

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担当:大重正人

0-2.内容的にも完敗という結果に終わりました。前半、後半とも立ち上がりの出鼻を挫かれる失点でリズムを終始つかめないままの90分間でした。前半の失点は、相手のゴール前、GKまでプレスをかけて追い詰めたものの外されて、前がかりになって生まれたスペースへ飛び出した京都のカウンターを防ぎきれずの失点。2点目はセットプレーからの密集戦でクリアできず、こぼれ球を押し込まれました。カウンターとセットプレー。相手にとってはこれ以上ない展開ですし、我々がやりたかったことをすべてやられたという敗戦でした。

今日、ベンチで指揮をとった井原ヘッドコーチから上がったのは「球際とか戦うところ、そういう部分で今日はほぼ完敗だった。それが0-2という結果に現れてしまったので、サポーターに申し訳ない結果に終わってしまった」。これこそ、自分たちが何より大事にしなければいけないことで、そういうハードワークができていたからこそ、ここまでの勝ち点16があります。今日も決してすべてできなかったというわけではありませんが、そこで相手を上回らなければ勝利を得ることができません。自分たちが大切にしてきたこと、勝つために必要なこと、改めてチーム全員が思い知ったはずです。

川口選手は「今日は相手の強度やインテンシティの部分で完全に後手を踏んでしまった。そこは今までうちが強みとして今季戦えていたところでもある。そういう部分をしっかり自分たちであらためて、自分たちの良さを次の試合からまた発揮できるように準備していきたい」と試合を振り返りました。

自分たちがやるべきことを見つめ直すきっかけにして、もう一度自分たちに厳しく、あえて言えば、去年J1で15位だったチームで、もっともっと力をつけていかなければJ1で勝ち、生き残っていくことはできないと。でも、今日の敗戦でこれまでの16ポイントが失われたわけではありませんし、つかみかけてきた自信を手放す必要はありません。やるべきことを果たせば、結果はついてくる。チームのために相手より走り、90分間戦い続けることです。

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この日に向けて、レイソル選手会が、このクラブ30周年記念イヤーでの感謝をサポーターの皆さんへ伝えたいと、横断幕を準備していました。このホーム日立台で勝って、笑顔でありがとうの思いをお見せしたかったと思います。今日は叶いませんでしたが、もっともっと走って、次こそ勝利を共に分かち合えるように、彼らは今以上に戦っていきます。今日は残念な結果に終わりましたが、生まれ変わろうと懸命の選手たちを引き続き後押し下さい。今日はスタジアムやDAZNでの応援、ありがとうございました。

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2022年4月16日

明日はホーム京都戦

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担当:大重正人

4月頭から始まった怒涛の5連戦も、明日でいったんラストに。リーグ戦とルヴァンカップ、またアウェイ3連戦という厳しい日程のなか、ここまで4試合を3勝1敗と好調をキープできているレイソルです。特に先日のアウェイ、ルヴァン鳥栖戦は、ネルシーニョ監督の負傷、不在というアクシデントもありながら、平均年齢21歳という若きイレブンが臆することなく実力を発揮してくれました。前へ強く出ていくという姿勢が見えましたし、迷いがなかった。これまで監督から受けてきた指導が身になり、彼ら自身も「自分たちはやれる」と自信を深めたのではないでしょうか。

若い選手たちに、負けていられないと、試合を見守った選手たちはそう強く思ったことでしょう。明日日曜19時からホーム日立台での京都サンガF.C.戦です。2月、ルヴァンカップでの対戦は1-1のドロー。曺貴裁監督のチームらしく、出足鋭く、トランジションの速さ、最後まで落ちない走力と闘争心、J2を勝ち抜いてきた実力を見せられました。そして、その試合で不在だったピーターウタカ選手が、目下J1得点王。2年前のオルンガ選手のように、前線でDFと駆け引きして裏のスペースに狙いをつけ、1対2の数的不利でもなんのその。スピードとパワー、テクニックがあり、抜群の決定力を誇ります。

レイソルも、ここまでリーグ最少失点の堅守を誇ります。DFリーダーの高橋祐治選手にとっては、アカデミーからトップへと「自分を育ててくれたクラブです」と、古巣との対戦となります。「僕が京都を離れてから、対戦する機会がなくて、今回が初めての試合になります。京都のサポーターの皆さんには自分が成長した姿を見せたいですし、今は何よりチームの勝利が欲しいです。今年、ホームでのリーグ戦は全部勝っていますし、ホームの力を受けてぜひ勝ちたいです」と心強いコメントを残しています。

またドッジ選手は、あす4月17日が26歳の誕生日です。「私にとっては特別な日で、自分が愛しているサッカーをプレーして祝うことができる1日になります。私が求めているのは勝利というプレゼント。そのためにも全身全霊を懸けて戦っていきます。これまでは試合への移動中や宿泊中ということはありましたが、実は誕生日に試合をするのは私のキャリアで初めてのことです。誕生日に勝利を手にできれば、最高の1日になると思います」。このレイソルで初のバースデーマッチを迎えるというのも我々にとって光栄なことですし、チームメイトとこのホーム日立台のサポーターの皆さんとともに勝利をつかみ、ドッジの特別な記念日をぜひともお祝いしましょう!

彼のマッチデープログラムインタビューやパーソナル質問動画はこちらからご覧ください!

明日の当日券販売やイベント、グッズ販売のお知らせはこちらです
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0417
4/2磐田戦でご好評をいただいて「レイソルギャラリー」を引き続き開催します。前回のものに少し展示物を追加しております。そして戸嶋選手からのアイディアで、選手たちがホワイトボードに書いたサポーターの皆さんへの直筆メッセージを展示します。中央に大きく書かれたのは30周年記念ロゴ、これは高橋祐治選手がフリーハンドで書いてくれました!さすが、滋賀の手塚治虫!小さく署名もありますので、ぜひご確認を(笑)。前回参加された方も初めての方も、柏熱地帯のインフォメーションで整理券を受け取っていただき、ぜひ足を運んでいただければ嬉しいです。日曜ナイトゲームではありますが、スタジアムへのご来場をお待ちしております!

2022年4月14日

ルヴァン鳥栖戦

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担当:大重正人

まず、ネルシーニョ監督の負傷について、ファン・サポーターの皆様には大変ご心配をいただくとともに、多くの温かいお見舞いの言葉をいただいてありがとうございます。月曜日のチームトレーニング中にアキレス腱断裂という重傷を負い、すぐに入院、翌日に手術を行いました。当然ながら大きな衝撃や動揺がグラウンドに走りました。ただ、監督はグラウンドから運ばれる中でも「イハラ、クリ。このあとやることはわかっているな」と、何よりもまずその後のトレーニングのことを気にかけていたそうです。鳥栖戦の勝利のあと、布部GMと電話で話す時に聞こえた監督の声は、いつも通りで、この勝利の喜びが乗っていたように感じました!やっぱり監督にとって勝利が何よりの良薬でしょう。今後のことについては、決まり次第、またお知らせして参ります。

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井原ヘッドコーチが指揮をとって迎えたルヴァンカップの4戦目。ともに敗れると予選突破が苦しくなるサガン鳥栖との直接対決でした。連戦の中、ともにリーグ戦とは異なるフレッシュなメンバー。それが故に、この出場のチャンスを生かしたいという強い思いが見えて、立ち上がりから非常にスピード感があって、強度の高い試合がずっと続きました。序盤は押し込まれる時間もありながら、しっかり耐えると、レイソルはユース出身選手を中心としたビルドアップや、1トップのアンジェロッティ選手が相手に囲まれながらも体を張って起点となり、徐々に攻撃のチャンスを増やしていきました。

試合が動いたのは、前半18分でした。アンジェを起点にして攻め込むと、左サイド田中選手からのフィードのクリアを拾って、最後は鵜木選手の足元へ。ダイレクトで合わせて先制点、これが嬉しい嬉しいプロ初ゴールになりました。「自分のゴールで勝てたことがすごく嬉しいです。シイくんが絶対ヘディングで落としてくれると思っていたし、自分がフリーだったので、落ち着いて流し込むだけだった」。土曜の川崎戦では途中出場するもなかなか持ち味を発揮できず、試合後の難しい状況でお願いしたメディア対応もいつもの明るいフミヤではなく、申し訳ない思いもありました。それゆえに、今日は堂々とヒーローインタビューを頼むことができて、本当に嬉しかったです。「攻撃も自分が絡めて、カウンターでのパスもよく出せていたし、守備でも90分間走り続けてやれたので良かったと思う。ルヴァン杯でいいプレーができたので、リーグ戦に向けて自分が優勝に貢献できるように、レギュラーメンバーに食い込めるように、また練習から頑張っていきたい」

2点目は34分。敵陣で相手のビルドアップの乱れを突くと、ショートカウンターで抜け出した升掛選手がGKと1対1に。足の間を見事に抜いて、ルヴァン3試合連続の4ゴール目、ゴールランクトップを未だ快走しています。「自分と同じ年代の選手が出ていて、すごく刺激になって、その中で自分がゴールという形でレイソルに貢献できてよかったです」。

前半で2-0という最高の展開でしたが、彼らは先日の悔いや課題が色濃く残っていました。ホームの札幌戦で2-0から2-3にされてしまったこと。この日キャプテンマークを巻いて若手選手を引っ張った上島選手も「札幌戦で逆転された経験が今日のメンバーには強く印象付いていたので、下がらずに行こうと後半に入った。その教訓を活かして、1点は失点してしまったが、そのあとも下がらずに前へ出て行けたことが今日の勝因だったと思う。勝利に値するゲーム内容、メンタリディだったと感じている」。

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プロ初出場だったルーキー土屋巧選手も「タクミくん(上島)が自分の後ろにいてくれたので、安心して思い切ってプレーできました。2点差というのはサッカーでは一番危ないということも分かっていたし、チーム全体でも気を引き締めていた。後半の最初は相手に流れが行き、なかなか難しい状況で下が失点をした後にうまく1点を返したことがよかった」。升掛選手ら、同期入団の仲間たちが先にピッチに立つ中、この日に懸ける思いは人一倍強かったことでしょう。「自分だけ出場機会がなかなか得られない状況でした。でも、そこを焦らず自分なりに頑張って、こうやって出場機会を得ることができて、その中での勝利だったので心の底から嬉しいです」

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サガンという、今リーグで最も走れるチームに対して、レイソルの選手も互角に渡りあえていました。この日の先発11人の平均年齢が21.36歳、18人合計でも22.28歳と非常に若いチームでした。ユース出身選手も多くいる中、これまでのテクニカルなレイソルユースのイメージをいい意味で覆すような運動量、インテンシティの高さがありました。ネルシーニョ監督体制となり、トップチームで通用する選手をいかに輩出していくかというアカデミースタッフの新しい取り組みの成果でもあります。今季から、水曜の試合がない週には、若手選手だけの2部練習も続けてきました。色々な努力が実っての結果でしょうし、アンジェのハードワークが最後にゴールとして実ったのもチームとして喜ばしいことでした。そんな若手の中で最年長だった北爪選手が最後の最後まで走りまくっていたこと、その背中や姿勢が若手選手に力を与えていたと思います。

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これでレイソルは4試合で勝ち点5で2位に。ただ札幌vs京都が未消化のため(4/20開催)、まだ2位以内の可能性は残しつつも、マストウィンの状況は続いています。次節は4月23日土曜日、アウェイでの札幌戦です。

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2022年4月12日

明日はアウェイでルヴァン鳥栖戦

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担当:梶山由珠

明日はYBCルヴァンカップ グループステージ第4節、アウェイでのサガン鳥栖戦に挑みます。
ルヴァン杯ではここまで2分1敗といまだ未勝利。ただ、レイソルが属するCグループ(札幌、京都、鳥栖)は試合数にバラつきがあるものの、他のグループと比べると勝ち点の開きはほとんどありません。明日勝利すれば、まだ十分にグループステージ突破への可能性を残すことができます。

ルヴァン杯については、ネルシーニョ監督が「若手選手が実戦で経験を積む場として非常に有益な機会」と位置付けていた通り、ここまでの3試合中2試合はリーグ戦とは異なった若い選手を中心としたメンバーで挑んできました。ルヴァン杯でチャンスを掴んだ選手が活躍することで、周りの選手たちも刺激を受け、よりチーム内競争が激しくなる。その積み重ねがチームの底上げにもつながっています。

先日の川崎戦では、岩下選手や鵜木選手、升掛選手らルヴァン杯で力を発揮してきた選手たちが、1点ビハインドの状況で投入されました。しかし、失点を重ねることはなかったものの、流れを変えるまでには及ばず、0-1で敗戦。特に後半は決定的なチャンスを作らせてもらえず、悔しさが強く残るゲームとなりました。
この試合で今季リーグ戦初出場を果たした鵜木選手は「川崎のように前からプレッシャーをかけてくるチームに対して、相手を剥がせるようなチームにならないと、他のチームにも勝てない。もっと成長していかないと」と悔しさを滲ませていましたが、「川崎はルヴァン杯で対戦してきたチームより、プレースピードがひと回りもふた回りも速かった」とも話していました。あれだけ緊張感のあるゲームの中で、そういったスピード感を肌で感じることができたというのは、非常に貴重な体験ですよね。実戦だからこそ得られた感覚なんだろうなと思います。川崎戦で得た課題や悔しさを糧にして、この先もっと成長した姿を見せてくれるはず。スタジアムを湧かせてくれるような鵜木選手のプレーに、今後も期待しましょう!

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明日の対戦相手はサガン鳥栖。鳥栖とは先月、3月26日にホーム日立台でルヴァンカップでの一度目の対戦をしたばかりです。まだ記憶も鮮明ですが、前回対戦時はレイソルがなかなか思うようにボールを運べず先制点を許し、後半から徐々にいい攻撃の流れを作って終了間際の升掛選手のゴールで追いついた、というゲームでした。多くの課題が出たゲームでしたが、ここでの課題を修正し、のちの磐田戦、セレッソ戦の勝利につなげてきたという意味では、前回の鳥栖戦はターニングポイントだったと感じます。
ただ、明日の試合は、グループステージを突破できるか否か、その明暗を大きく分ける一戦です。是が非でも勝ち点3が欲しい状況。これまで以上に、結果にこだわらなければなりません。
鳥栖もレイソルと同勝ち点で並んでいますので、お互いにグループステージ突破を懸けて、勝ちにいくハードなゲームになると思います。明日の試合に出場する選手たちには、どうかそれぞれが持てる最大限の力を発揮して、チームを勝利に導いてほしいと願います。

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明日の試合は「スカパー!」およびスカパー!の動画配信サービス「SPOOX」での放送・配信となります。平日ナイトゲームになりますが、現地やテレビなどでの後押しをよろしくお願いいたします。

最後にホームゲームチケット販売のお知らせです。
5月ホームゲーム3試合(5/8浦和戦・5/14G大阪戦・5/18ルヴァン杯京都戦)のアソシエイツ会員先行販売を4月10日より開始しています。今週土曜4月16日12時からは、一般販売もスタートします。過日お知らせした通り、5/14G大阪戦では『柏レイソル創立30周年記念マッチ』も開催しますので、ぜひローソンチケットまたはローソン・ミニストップ店内Loppiにてお早めにお買い求めください。
https://www.reysol.co.jp/news/ticket/034839.html

2022年4月10日

川崎戦

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担当:大重正人

1点差で肉薄したとも言えますし、1点が遠かったとも言えるような試合でした。勝つチャンスがなかったわけではありませんでしたが、

    チャンスを仕留めるところ、最後のゴールを守り切るところでフロンターレの王者らしさを見せられた1-0の敗戦でした。ここ数年、クオリティの高い完成されたサッカーで当たり前のようにして華麗に勝ってきた一方で、パスとか攻撃とか以前に、走る、球際で戦う、攻守の切り替えを怠らない、そういったベーシックな部分があってこその強さだったんだと改めて思い知らされた気持ちです。

    川崎がこの2試合勝利していなかったこともあってか、よりそういった面が強調されていたようにも思います。だからこそ、余計に強かった。センターバックの谷口選手、細谷選手のスピードにもアンジェロッティ選手の高さにも対応して、レイソルは自由にさせてもらえませんでした。さすが日本代表、J屈指のDFでした。マオには、こうした日本最高峰のDFを乗り越えていくようなFWになってほしいと願います。

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    立ち上がり、フロンターレのエンジンがかかる前のビッグチャンス、小屋松選手が決定的な場面を作り出しただけに悔しい思いでいっぱいでしょう。前半終了間際の時間帯でこの日唯一のゴールを与えてしまったこと。中村選手は「マルシーニョ選手のスピードはわかっていましたし、45分間はしっかり対応できたが、残りのワンプレーで個で打開されました。僕の責任で負けたと非常に感じています。この試合に懸けていましたし、何がなんでもという思いでした。とても悔しいです」と潔く認めました。

    こうした勝負を分ける局面をものにするか失うか。もっともっと拘らなければ、川崎のような強敵を上回れませんし、上位に行けるかどうかの一つのスタンダードを身をもって思い知ることができたと、今日の惜敗をポジティブに捉えたいです。もちろんネルシーニョ監督も「プレーのインテンシティ(強度)は今日も出せていた」と中2日中3日がつづいた連戦の最中での選手たちの頑張りを認め、今後につながる内容だったと評しました。悔しい負けを共有したサポーターの皆さんからも、戦い抜いた選手たちの奮闘が伝わっていたと思います、大きな激励の拍手をいただきました。まだまだこれから、もっとよくなるように。引き続きの後押しをお願いいたします。

    最後に、試合の話ではありませんが、今日フロンターレのスタッフさんとご挨拶させていただいた中で、思いがけない「再会」がありました。その女性の方は「むかしレイソルの広報日記に載せていただいたことがあるんです。私、大津祐樹選手の学校の後輩で。練習見学に行った時にエナメルバッグを持っている姿を撮っていただいて、すごく嬉しかったんです」。
    https://blog.reysol.co.jp/koho/post_393.php

    日立台に戻って昔の日記を検索してみると、すぐに出てきました。2008年のちょうど今頃、4月5日のことでした。14年前の出来事を大切に覚えていただいていたことがとても嬉しく思いますし、レイソルやサッカーを介して、今こうしてお会いできて、同じサッカーファミリーの一員として同じ場所で働けていることに驚きや感謝の気持ちでいっぱいです。これからも一期一会を大切にして、この日立台での一日一日を過ごしていきたいと思います。

    2022年4月 8日

    明日はアウェイ川崎戦

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    担当:梶山由珠

    昨日お知らせしましたが、5月14日(土)ガンバ大阪戦において『柏レイソル創立30周年記念マッチ』を開催することとなりました。
    当日はご来場の皆様により楽しんでいただけるように、普段のホームゲームとは違ったイベントや演出を実施する予定です。中には初めての試みとなるものもあります。日頃から支えてくださる皆様へ感謝の気持ちをお届けできるよう、スタッフ一同試行錯誤しながら準備を進めていますので、詳細をお知らせできるまでもうしばらくお待ちください。

    そして記念マッチ開催に伴い、5/14G大阪戦限定でアソシエイツ会員を対象に『30周年記念ユニフォーム付きチケット』を販売いたします。同チケットは、5/14G大阪戦の会員先行チケット販売と同様に、4月10日(日)12:00〜会員専用サイトおよびローソン・ミニストップ店内Loppiにて販売開始。観戦チケットとセットで価格的にもお得ですので、まだお買い求めでない方はぜひこの機会をご利用ください。
    発券の際は、通常のチケットとユニフォーム引換券の2つが発券されますので、サッカーショップKAMO柏店または4/17京都戦以降のホームゲーム会場(柏熱地帯コンコースグッズ売店)にてユニフォームとお引換えください。
    https://www.reysol.co.jp/news/goods/034862.html

    さらに、30周年記念ユニフォームは本日4月8日(金)より通常販売を開始しております。取り扱いは、レイソルオフィシャルオンラインショップ(https://www.reysol-online.jp/)、サッカーショップKAMO柏店、スーパースポーツゼビオ モラージュ柏店・セブンパークアリオ柏店の4箇所のみです。ただし、サイズによっては在庫が無かったり、店舗によって取り扱うサイズ展開が異なりますので、その点はご注意ください。
    こちらの通常販売では、アソシエイツ会員でない方もお買い求めいただけます。
    https://www.reysol.co.jp/news/goods/034865.html

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    さて、本題です。明日はアウェイで川崎フロンターレとの一戦に臨みます。
    今季の川崎も王者としての強さを発揮していましたが、ここ2試合勝利がありません。特に前々節セレッソ戦での1-4大敗は、Jリーグ全体に大きな衝撃を与えました。それでも前節の磐田戦では、後半33分に先制されながらも、アディショナルタイムに同点ゴールを挙げて意地を見せ、連敗を回避しています。
    対するレイソルは現在2連勝中。前々節の磐田戦、前節のセレッソ戦ともに最後まで全員がハードワークして勝ち点3を手にしました。とはいえ中2日、中3日での連戦。疲労の蓄積を考慮し、セレッソ戦後の移動や練習は、リカバリーを最優先したスケジュールとなりました。

    昨日オンライン取材に応じた大南拓磨選手は「皆がアグレッシブにインテンシティー高く戦えている。試合を通してうまくいったことが自分たちの自信につながっていると思う」と手応えを口にしました。前線からの守備がハマっていることについては、「『無理すんなよ』ってこっちが思うくらい、全員が最後までハードワークしてくれている。DFとしても頭が上がらない」と、皆でサボらずに戦えていることで、好調を維持できていると話してくれました。

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    リーグ戦でここ3試合、途中出場を続けているルーキーの升掛友護選手は「試合に出たら自分の特徴を出したいという気持ちがあったけど、サヴィオ選手から『自分で仕掛けるだけじゃなくて、守ったり、ボールをキープしたり、チームのために戦うことも大事だよ』とアドバイスされた」とのこと。国籍や年齢の垣根を超えて、選手個々でも密にコミュニケーションが取れていることも、今のチームのポジティブな要素だなと選手たちの話を聞くたびに感じます。

    明日の川崎戦はJ1で唯一の土曜開催。上位対決ともあって、注目を集める一戦になると思います。
    上位対決とは言えども、高橋祐治選手や大南選手の言葉にもありましたが、レイソルは「チャレンジャーの気持ち」で挑みます。明日19時キックオフ。等々力で、DAZNで、3連勝を懸けて王者に立ち向かう姿を見届けてください。明日も熱い応援、よろしくお願いいたします!

    2022年4月 6日

    セレッソ戦

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    担当:大重正人

    「前半から結構攻められていて90分通して耐える時間が長かった。チーム全体で耐えた結果、なんとか1点を守り切って勝てた」。ディフェンスリーダー、高橋祐治選手は懸命に掴みとった勝利をこう振り返りました。とはいえ、真っ向勝負でしっかり守り切った試合でもありました。どうしようどうしよう、やばいやばい、そんな選手たちの焦りや動揺はほとんど感じなかったのも事実です。レイソルもセレッソも、リーグ戦上位を争う好調同士。セレッソは前節、王者フロンターレから4得点を奪うなど、強烈な印象を残しています。前線からのハードワークと鋭いカウンター、これはレイソルも信条とするところ。中2日の厳しい日程でも、互いがスタイルを貫き、一瞬も気の抜けない好ゲームが続きました。

    両チームにいくつか決定機があった中で、勝負を分けたのは、レイソルのカウンターでした。自陣でのピンチから一転。大南選手が大きなストライドで抜け出すと、ボールはサヴィオ選手へ。往年のMVP、レアンドロドミンゲス選手を彷彿とさせるようなドリブルで敵陣へ突き進みます。2人3人とDFが迫ってくる中、相手の動きを読み切った裏への長いドリブル。この「裏街道」で一気に局面を打開しました。最後の砦、ヨニッチ選手を誘き寄せると、中央でフリーになった細谷選手へ。「サヴィオがいい仕掛けで突破してくれて、自分のことも見てくれていた。ラストパスを受けて、GKの位置を見て落ち着いて流し込むだけだった」。FWなら決めて当たり前、もちろんそうですが、GKの正面に行ったり、枠の上に外れたり、シンプルなシュートを落ち着いて決めた若きストライカーは、今日の勝ち点3を導いたヒーローの一人になりました。

    ただ、マオはこうも言っていました。「チーム全員でしっかりハードワークして最後まで戦えていたと思うし、チーム全員に感謝したい」。監督も「今日のゲームにおいて言うと非常に守備陣が貢献してくれて、守備から攻撃でのいい循環を今日のゲームでも作れていた」と守備陣の働きを大きく評価していました。「セレッソはサイドバックから自分たちの背中に入れてくるボールを狙っていた」と古賀選手。マオのように、若く粋の良い若手FWが豊富な運動量でどんどん走り込んできました。それに対しユウジは「とにかく自分たちも負けないように走るだけでした。自分たちが引いてしまうと前の選手がプレッシャーに行けなかったり、ラインコントロールで駆け引きしないと相手に自由にやられてしまいますから」。1点をリードして、引いてスペースを埋めたくなるところでも、勇気を持って押し上げたからこそ、前線のプレス、中盤のセカンドボール奪取につながりました。

    今日は1試合だけの先行開催で暫定的はありますが、勝ち点16まで伸ばし、順位表の一番上に「柏レイソル」の名前があるのは本当に誇らしいことです。もちろん課題もあって、ユウジもタイヨウも「もっと自分たちがボールを持てる時間を長くしていきたい」とも話しています。次節は、王者フロンターレ戦。今の自分たちの力がどれだけ通用するか、発揮できるか。これ以上の相手はいません。土曜もアウェイ戦、等々力で一緒に戦ってください。今日は火曜ナイター、しかもロングアウェイの中、200人ほどのレイソルサポーターの心強い応援がありました。勝利を届けられて何よりです。引き続き後押しをどうぞよろしくお願いいたします。

    2022年4月 2日

    磐田戦

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    担当:大重正人

    レイソル創立30周年記念、漆黒のユニフォームを着用しての初ゲーム。前半開始からレイソルが主導権を握り、敵陣でのパスワークで攻め込む時間が続きました。攻め込む内容のまま、カウンターでの失点も抑え、2-0ぐらいのスコアで勝てたら、と試合を見守っていました。果たして、その通りの結果に。「今年のベストゲームではないか」とネルシーニョ監督が称えるのもうなずける、内容と結果の伴った快勝。この節目の試合、やっぱり勝ちたかったですから、選手たちの奮闘とサポーターの後押しが実り、とてもうれしい気持ちでいっぱいです。

    ジュビロの5-4-1の守備陣形に対し、レイソルがボールを運んで、アタッキングサードへ何度も攻め入りました。カウンターのチャンスもありました。あと一押しというところだった、前半41分。三丸選手が見せてくれました。攻守両面のバランスを取り、あえて黒子に徹している感すらあるミツですが、このチャンスはすばらしい突進、ドリブルでの仕掛けから相手とのコンタクトに勝ち、エンドライン付近までえぐっての正確なクロス。ネルシーニョ監督は「サイドバックと違い、ウイングバックでは高い位置をとって相手を脅かすような攻撃性が求められるし、また守備面での役割もある。非常にタフなポジションを、ミツは今日だけでなく、今シーズン非常にいい働きをしてくれている」と大きく称えました。

    再三のチャンスで惜しくもゴールできていなかったサヴィオ選手が頭で押し込んで先制点を奪います。「ヘディングでのゴールは、実は初めてです」とプロキャリア初の出来事に、サヴィオから笑顔もこぼれました。ただ「今日はラストパスをミスした。あのような肝心な時にうまくパスを通せば、味方がGKと1対1になる決定機になっていたと思う。そこは修正していかなければいけない」と反省の弁もありました。サヴィオはもっともっと真価を発揮してくれるはずです。

    次のゴールがどちらに入るかで、結果は全く分からなかった試合でもありました。だからこそ後半早々の7分の2点目が大きくものをいいました。縦パスを受けた細谷選手が身体をはって展開し、右サイドでフリーの中村慶太選手へ。「慶太さんでしたし、いいクロスが上がってくると思っていた」という戸嶋選手が大外から飛び込んでくると、ボレーシュートを打ってくださいといわんばかりの優しいクロス。しっかりミートしてゴールネットを揺らしました。「相手を突き放す1点が獲れてよかった」というサチの大きな仕事でした。普段はクールなサチがゴール裏に向かって熱くガッツポーズを繰り返したのも印象的でしたし、最高のアシストをくれたケイタに向かって駆け寄り、抱き着いたシーンは、今年のレイソルの好調や結束を象徴する場面でした。

    すばらしいオーバーラップを見せた大南選手が交代し、流れが変わってもおかしくないところでしたが、途中出場の上島選手がカバーし、今日も高橋祐治選手とGKキムスンギュ選手は終始安定した90分間でした。彼らだけでなく「レイソルの方がハードワークしていた」という相手、伊藤監督の言葉通り、全員の運動量やスプリント、球際のファイト、今日は最後のタイムアップまで献身的で足が動いていました。改めて、内容と結果の伴った、すばらしい勝利の一日でした。

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    今日は少し肌寒い日でしたが、サクラのSNSイベント、展示ギャラリー、記念ユニフォームや懐かしいオールドユニフォームを着た方も多くいて、30周年記念に合わせたこの日の催しに、多くのサポーターの皆さまがご参加いただいて、この記念日を盛り上げ、楽しんでいただけたことと思います。この日立台で、サッカーを思う存分楽しんでいただけるような試合を、これから1試合でも多くお見せできればと思います。記念ユニ月間は5月末まで続きますので、引き続き多くのご来場をお待ちしております。今日もご来場、応援をありがとうございました!

    2022年4月 1日

    明日は磐田戦

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    担当:大重正人

    今から30年前、1992年の4月1日。日立製作所サッカー部を母体とし、Jリーグ加盟を目指すための「日立スポーツ」が発足しました。翌93年3月に「日立FC柏レイソル」と、今のレイソルというチーム名、愛称が名付けられ、この2022年まであゆみを進めてきました。優勝もあり、降格もあり、いい時代もそうでない時代もありました。サポーター、ホームタウン自治体、スポンサー、これまで何万という方々にレイソルを支えていただいてきました。感謝をし尽くしてもしきれないほどの後押しをいただきました。改めまして御礼を伝えたいと思います。

    新しいスタートの日、明日はホームにジュビロ磐田を迎え撃ちます。昨年はJ2を制覇、このJ1でも互角以上の戦いを見せており、さすがチャンピオンチームという戦いを続けています。遠藤選手、杉本選手という代表経験のある大黒柱を中心に、元レイソルの大津選手も健在。GK三浦選手はいろんなチームで経験を積み、今やJ1クラブの守護神に。日立台のグラウンドで見せていた抜群の左足のキックにさらに磨きをかけています。目下リーグ得点王、右サイドの鈴木選手は、小中とレイソルアカデミー所属。2018年の川崎時代にはアディショナルタイムに決勝点を入れられた苦い記憶と勝負強さを思い出します。

    一つ、レイソルU-18の酒井直樹監督から聞いたお話を。ジュビロの伊藤彰監督が大宮アルディージャで育成指導者をされていた10年以上前のこと。レイソルと大宮でよく対戦があったそうです。当時レイソルにいたのが古賀太陽選手。今のパスセンスの片鱗を子供時代から発揮していて、対戦相手だった伊藤監督にも評価いただき、太陽のパスをまるで体操の技の名前のようにして『タイヨウ』と呼んでいたそうです。試合後には「今日も『タイヨウ』にやられたよーなんてそんな会話をアキラさんとよくしましたよ」と懐かしんでいました。互いにキャリアを積んで、大人になってからまた対戦することが明日実現すれば、また夢のある話です。

    大南選手にとっては、初めての古巣ジュビロとの対戦となるでしょうか。マッチデープログラムのインタビューでは「成長した姿をジュビロのスタッフ、サポーターに見せたい気持ちもありますが、自分というより、どんな形でもいいから勝ちたいです」と今のレイソルを象徴するチームプレーや献身精神を表しています。ここから4月の連戦が始まります。中2日、中3日での5試合。アウェイ3連戦もあります。監督の言うように「総力戦」。今のチームは、誰が出ても同じように戦える、そんなチームになってきています。まず4月の好スタートを切りたい一戦です。

    明日から、30周年記念イベント、施策をスタートします。まず選手たちはブラックの記念ユニフォームを着ての初ゲームとなります。上空からの日立台がプリントされ、またブラックの上にイエローが映えるデザインになっています。グッズ販売では、記念ロゴがデザインされたステッカー、またガチャイベントでも記念デザインの選手アクリルスタンドが販売されます。また展示イベント「レイソル30thギャラリー」を開催、これまでのユニフォームや優勝カップ、ポスターなどを展示しています。こちらは整理券制になりますので、まず柏熱地帯のインフォメーションへお越しください。

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    当日券販売やイベントのお知らせはこちらからご確認ください。まだチケットに余裕があります。さくらのSNSイベントもありますので、さくら咲く日立台へぜひお越しください!
    https://www.reysol.co.jp/game/results/2022/0326.php