2024年8月30日

明日はヴェルディ戦

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担当:大重正人

今週は西日本から台風が襲来し、ゆっくりとした速度、これまでとは異なる移動を続け、大きな被害が発生しています。引き続き風雨や災害などにはくれぐれもご注意ください。

パリオリンピックに始まった日本の夏休みは、あっという間に明日8月末日を迎えて終わりとなります。昨日、U-23日本代表として日の丸を胸に戦った細谷選手、関根選手、佐々木選手が、レイソルのメインスポンサー、日立製作所の丸の内オフィスを訪問しました。東原敏昭 取締役会長代表執行役、徳永俊昭 代表執行役執行役副社長、滝本晋 Deputy CHROに面会のお時間をいただき、細谷選手よりサイン入りユニフォームをお渡ししました。

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また、事前応募に当選された社員の皆様との交流会も開かれました。皆さん、レイソルのウェアやグッズを身につけて、花束贈呈など3人を歓迎いただき、サインや撮影の時間では「細谷選手、スペイン戦のあのゴール、入っていたと思います!」「土曜のヴェルディ戦、見に行きますので頑張ってください」と力強いお言葉も直接かけていただきました。これまでネルシーニョ監督らと何度か訪問させていただいたことがありますが、重役の方へのご挨拶以外で、このような催しをご準備いただいたのは私が本社に伺ってからは初めてのことでした。こうして多くの社員の方々、そしてスポンサー企業の皆様にご支援をいただいていることを選手たちも実感したことと思いますし、だからこそ明日のヴェルディ戦の勝利でお返ししたいです。

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昨日は、ちょうど日本代表発表の日。細谷選手には、日立の皆様からこの日一番の大きな大きな拍手をいただきました。「パリが終わったので、もうA代表しかないし、なんとかここに食い込んでいきたかった。その最初の代表で選ばれたのは本当に嬉しいです。W杯の最終予選で相手のレベルがまた一つ上がるし、そこで自分がどれだけやれるかは楽しみです。自分の特徴を出して、日本のために戦って結果を出したいです」。

パリでのアシストやゴール、そしてスペイン戦で見せた反転シュート。大きな勝利や敗戦の悔しさを持ち帰ってのレイソルでのプレーは、側から見ればまた一つ大きく成長し、堂々としたマオに見えましたが、「体自体は動いている感覚はありますが、でも結果というところにはもっと拘らないといけないし、もっとゴールを取れると思っているので、出来はまだまだだと思っています」。そして明日はキャプテンの古賀選手が出場停止。「自分自身初めてのことです」ということで、イコールレイソルにとって太陽がいないというのは非常事態と言わざるを得ませんが、「今までは太陽くんが引っ張ってくれた。太陽くんがいないからこそ、自分たちがやれるところを見せなければいけない」というエースらしい力強い言葉に期待を寄せたいと思います。

明日の日立台でのヴェルディ戦開催については、予定通り開催の方向で試合前夜も準備を続けています。チケットは95%以上売れており、ヨネックスサンクスデー、しろいホームタウンデー、ワークショップ、エア遊具など、夏休み最後のホームゲームで多くのイベントを準備していますが、もし急な変更があった場合は、速やかにお知らせいたします。公式Xを細かにチェックいただけますと幸いです。それでは明日、風雨にご注意の上でご来場くださいますのをお待ちしております。

★イベント一覧はこちら
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0831

2024年8月24日

明日はアウェイ広島戦

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担当:大重正人

2日前の天皇杯。この天皇杯では、主催者側から用意される過去の大会ハイライト映像が放映されます。そこには昨年の決勝戦の模様も当然ありました。最後のPK戦で、優勝とそうでない側の残酷なコントラストが映し出され、我々レイソルにとってはクラブの歴史の1ページ以上の重みと忘れられない記憶として、再び思い返しました。もう一度あのファイナルへ、という思いを持って臨んだ大事な一戦でしたが、立ち上がりまもなくの失点が最後まで響いて、ラウンド16で道を断たれました。

「やっぱりあの失点はもったいなかった。相手の圧力やセカンドボールのところは、あれぐらいやらなければいけないし、でも試合自体はレイソルの方がゴールや、勝つチャンスがあった」。スタンドから見守った犬飼選手もそう悔しさを漏らしました。立ち上がりの失点、多くのチャンスメイクにも関わらず、決定機を仕留められない。今年データ上は決して悪くない数字を残していながら、結果や勝点に結び付けられていない、そういう面が現れてしまったゲームになってしまいました。チーム全体で攻守両方でハードワークしてゴールを狙うという戦い方を、選手たちはしっかり理解して形にできているだけに、攻守におけるゴール付近での精度や集中をより高めていくことを追求していくにほかなりません。

明日対戦するサンフレッチェ広島は、今リーグで最も強く、好調のチームです。公式戦7連勝中、リーグ戦も5連勝中。リーグ最多のゴール数が示すようにシーズン当初からの攻撃力は、11得点の大橋選手が海外移籍しても陰りはなく、またこの5試合での無失点が3試合、わずか2失点と、攻守両面で隙がありません。「前に出てきて、人に対して強いというのはリーグの中で上位だと思うし、切り替えの速さというのが重要になってくる。そこを自分たちも意識して戦っていきたい。自分も相手の嫌がることをやって、ゴールを狙っていきたい」と細谷選手。共に水曜の天皇杯では主力選手が出場しています。残暑のなか、中3日で戦う厳しい状況は双方同じ、リザーブ選手を含めての総力で、90分間の後に相手を上回り、勝点3を柏に持って帰りたいところです。

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明日は、18:30のキックオフです。新しく建設された広島の新スタジアムに行くことを、今年の楽しみにされていたサポーターの方も多くいらっしゃると思います。素晴らしいスタジアムで、素晴らしいチームを相手に、選手たちがサポーターの皆さんの応援や期待に応える試合を見せてくれることを期待しています!明日もスタジアム、DAZNでの応援をよろしくお願いします!

最後にお待たせしております後半戦ポスターですが、来週末からの配布の予定です。実は、7月末柏まつりに合わせて配布できるように準備していたのですが、選手の移籍があったり、ACL組との対戦日程の確定を待って、このタイミングでの配布となりました。10人以上の選手が並ぶデザインです。長らくお待たせしましたが、また配布のお知らせを来週流しますので今しばらくお待ちください。

2024年8月20日

明日は天皇杯ラウンド16

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担当:大重正人

今日、新加入内定大学生のお知らせをしました。古澤 ナベル慈宇(ふるさわ なべる よしたか)選手、落合選手や熊坂選手らと同じ東京国際大学で活躍するFWです。182cm、86kgというがっちりとした体格の通り、非常にパワフルなアタッカーで、スピードは今のレイソル選手たちにも引けを取らないものがあります。

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2025加入での法政大学の中川選手、流通経済大学の中島選手、2026加入での東洋大学の山之内選手に続く、今季発表した4人目の内定選手となりました。さらに昨年内定発表している中京大学の桒田選手もいます。レイソルには多くのトップ選手を輩出してきたアカデミーがありますが、彼らのような別のキャリアを歩み特徴をもった選手、そして外国籍選手を加えて、チームを編成しています。今季の関根選手に続く、大きな飛躍を期待していただきたいと思います。

明日は天皇杯のラウンド16です。ここまで、いわてグルージャ盛岡、筑波大学に連勝。昨年のファイナル苦杯の雪辱を晴らそうと勝ち上がってきました。ヴィッセル神戸とは2年前に同じラウンド16で敵地で対戦、その際は終了間際に勝ち越しを許し、1-2で敗れています。ただ今回の舞台はホーム日立台、我々にとって大きなアドバンテージになります。井原監督は「神戸は去年のチャンピオンで力があるチーム。やはり大迫選手の攻撃が一番力があるが、彼が先発でなくともタレントが豊富で強烈。しっかり対策して臨みたい」。

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今季の2戦目では、木下選手のゴールで1-0と勝利しましたが「あれから当然積み上げがあるはず」と警戒を強めます。そして移籍ウインドー後の試合となりますが、手塚選手は鳥栖での出場があるためレイソルでの出場はできませんが、垣田選手は鹿島で出場なしのため、レイソルでも出場可能となります。中3日の連戦、真夏の厳しい暑さの中で当然チーム全員の力が必要となる総力戦。スカパー!での中継もありますが、ぜひとも日立台のスタジアムに駆けつけていただいて、ベスト8への道を全員でこじ開けましょう。アウェイ湘南戦のような力強い後押しを引き続きよろしくお願いします!

2024年8月16日

明日はアウェイ湘南戦

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担当:梶山由珠

今日は台風7号の影響で、公共交通機関の計画運休や商業施設の臨時休業が決定したり、一部地域では停電が発生するなど、大変な1日となりました。柏市にも大雨・暴風警報が発令され、市内近隣センターなどの施設は自主避難所として開設されているそうです。今現在柏の激しい雨風は比較的弱まっているように思いますが、これから深夜にかけてさらに風が強くなり、引き続き警戒が必要なようです。皆さんもくれぐれも気をつけてお過ごしください。

チームも天候を考慮して、今日はピッチで練習ができないことも想定しながら、昨日のうちに練習メニューを前倒し、2時間以上にも及ぶトレーニングを行いました。昨日は35度を超えるような暑さで選手たちにとってはハードだったと思いますが、湘南戦に向けて万全を期して、今日は当初の出発予定時刻よりも早く神奈川へ向けて出発しました。

明日対戦する湘南とレイソルは現在勝点1差。湘南は7月から天皇杯を含めて5勝1分、前節も首位町田を1-0で下し、J1で今最も好調なチームです。一方のレイソルは直近3試合で勝利がなく、中断明け初戦となった前節のガンバ戦は久々のクリーンシートで終えたものの、ゴールにはあと一歩及びませんでした。ただ、ガンバ戦を通して手応えや自信を得たという言葉は選手たちからも聞けたので、それを勝ちにつなげていくのみです。

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6ポイントマッチとも言える明日の湘南戦が重要なゲームと位置付けられることは言うまでもありません。犬飼選手は「ブレずに戦うことが大事。もちろんどの試合も気合は入っているし、大事な試合はどの試合も"目の前の試合"なので、いつも通り戦うことだと思います」と冷静に見据えながら、「湘南は走って、ハードワークをしてくるチーム。硬い試合になるかなとは思いますけど、うまく攻略できたら」と分析します。松本選手も「ホームでやった試合も押し込まれる展開が続いたりもしたので、いかにガンバ戦のように0-0で試合を進めて、チャンスがあったらそこを仕留め切るかが重要になる。まずは自分たち後ろの選手は、無失点を引き続き意識したい」と意気込みます。

そして湘南戦といえば、今季のホーム戦、昨季のアウェイ戦と細谷選手の決勝ゴールが蘇ります。パリオリンピックという大舞台を経験して柏に戻ってから最初のゲームだった前節も、全身を使ったボールキープや迫力ある反転シュートなど、ゴールこそありませんでしたが調子の良さがうかがえるパフォーマンスでした。初めて2トップを組んだ垣田選手とのコンビネーションももっと深まれば、さらにレイソルの攻撃は脅威を増すはずです。
細谷選手について井原監督も「まだ疲れ等はある中で、また一つ逞しくなったプレーを随所に見せてくれていたと思うし、パリに行く前よりも貪欲にゴールを狙う姿勢が見えた」と評価しています。今季はゴール数に伸び悩んでいるとはいえ、ゴール以外の部分でもチームへの貢献度が高いことは、レイソルサポーターなら誰もが認めると思います。それでもやっぱり彼のゴールが見たい。チームメート含め、彼を応援する誰もがそう思っていると思いますし、何より本人がそれを一番望んでいることでしょう。それが勝利に導くゴールだったらなお嬉しいですし、それを期待したいです。

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明日はレモンガススタジアム平塚にて19:00キックオフです。おかげさまでビジター側の立見自由席はチケット完売のようですが、まだ指定席には空きがあるようです。明日には天候も回復し、また暑さも逆戻りするようですが、ぜひ都合のつく方は現地平塚で、難しい方はDAZNから後押しください。明日もよろしくお願いいたします!

2024年8月10日

明日はガンバ戦

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担当:大重正人

明日は、レイソルにとっては、待ちに待った中断明け初戦となります。先日の水曜日、アウェイ浦和戦は試合前からものすごい雷雨により、試合1時間前のミーティングにて中止、延期が決まりました。選手たちはアップルームでストレッチやリフティングなど、それぞれ身体を動かし、試合後に提供される予定だった夕食をとってから、柏へと戻りました。この試合はチケットが3万枚以上発見されており、レイソル側も1500人近い来場が見込まれていて、この再開初戦を多くのサッカーファン、サポーターが心待ちにされていたことでしょう。この試合のチケットは、エージェンシーで販売されたものは一旦すべて無効となり、後日払戻のアナウンスがある予定ですので、それまで大切にチケットを保管ください。また代替試合は、レイソル、レッズ、リーグとの協議で決定されますので、こちらも今しばらくお待ちとください。

そして、明日が仕切り直しの一戦、ホームにガンバ大阪を迎えての試合です。チケットは、今朝までに全て完売に、多くの注目と期待を集めています。古賀キャプテンは浦和戦中止のあと「ガンバ戦に向けて準備できる日が1日増えたことをポジティブに捉えたいです」と、気持ちを切り替えて調整してきました。パリから戻ってきた3人にとっても、休養と調整のために、メリットのあるスケジュールになったのはプラスです。

細谷選手は「グループリーグは自分たちの思うようなサッカーはできていたので、 やっぱり一発勝負になってから負けてしまったところ、そういう勝負強さの面は、やっぱ代表として個人としてももっと上げていく必要はあるのかなとも思います。シュートは決められなかったけど、スペイン相手、世界相手でもやれるっていうことは十分確認できた大会なのかなとは思います。次はしっかりレイソルのためにゴールを取りたいですし、オリンピックに出た経験をしっかりリーグ戦で発揮できるように取り組んでいけたらいいかなと思っています」

関根選手は「チームとしてもいい入り方ができて、うまく3連勝することができて、予選突破することができたんですけど、 やっぱ準々決勝のスペイン戦は、相手の質が予選とは全然違ったし、そういうレベルの差っていうのをすごい痛感した大会になりました。個人としては、もちろん課題もたくさん見つかりましたが、ああいうレベルでもやれるっていう手応えも掴むことができた大会になったので、それは今後に繋がるいい大会になったのかなと思います。これからは、オリンピックで戦ったトッププレイヤーたちに自分が近づけるように、もっと成長しなければいけないっていうことを感じたので、チームで色々取り組んで、 もっとチームとしても個人としてももっと評価されるようになりたいと思います」

佐々木選手もレイソルへの合流初日からトレーニングをこなし、元気な笑顔を見せてくれています。その3人に対して、明日のガンバ戦キックオフ直前に、セレモニーを実施します。また、明日8月11日はセキの22歳誕生日です。満員の日立台で、勝利と誕生日の祝福ができる試合になりますように!

明日も日立台ホームゲートは16:15オープンです。プレゼント抽選会がある「三菱HCキャピタルDAY」、印西ホームタウンデー、この時期恒例の大人気企画「カードフェスタ」、大人から子供も楽しめるワークショップ『光るデコうちわをつくろう!』とイベントを準備しています。明日の天候は、今の所、大きな崩れはなさそうですが、台風の接近があったり、先日の埼スタのように予報から急変する場合もあります。暑さは引き続き35度を超える猛暑ですし、熱中症対策、雨対策、どうぞご注意の上、ご来場ください。チケットは完売ですので、ぜひDAZNでの視聴をお願いします。ご視聴いただくとチームの強化支援金につながりますので、どうぞ応援、ご協力をお願いいたします!

★明日のイベント一覧はこちら
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0811

2024年8月 6日

明日はアウェイ浦和戦

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担当:梶山由珠

世の中はオリンピックで賑わいを見せるなか、レイソルは中断期間中、選手やレイくんが柏まつりに参加したり、日立台の一般開放イベントを開催したりと慌ただしく過ごすうちに、あっという間にリーグ戦再開の日を迎えようとしています。

この夏、3人の選手がチームを離脱することになりました。高嶺選手は初の海外挑戦のため、ベルギー1部のKVコルトレイクへ完全移籍。「日本代表に選ばれたい」「海外でプレーしたい」という思いは以前から公言していましたし、本人からその思いを直接聞いたこともありました。これまで中盤を支えてきてくれた彼のシーズン途中での離脱はもちろんチームにとって痛手ですが、彼の強い意志を尊重して送り出す形となりました。彼の明るいキャラクター、負けん気の強さがレイソルにもたらしたものは大きいですが、新天地でもそれ以上の存在感を発揮してほしいですし、近い未来には日本代表でプレーする姿も見たいです。

武藤選手はJ3のSC相模原に完全移籍となりました。この3年間でのチームへの貢献度はピッチ内外で計り知れないほど大きく、「柏の9番」にふさわしい活躍で日立台を熱くさせてくれましたし、そのゴールやプレーの数々はサポーターの胸にもしっかり刻まれたと思います。特に2022年アウェイ京都戦の後半AT逆転ゴールは、私がレイソルに来てからの3年間で、最も忘れられないゴールの一つです。日頃から時に優しく時に厳しく、でもいつも明るくて、チームの最年長らしくお手本となる振る舞いをしてくれていました。私たちスタッフにも何かあれば気付きや意見をくれて、私たちも「武藤さんのためなら」と思わずにはいられない、そんな信頼の厚い存在でした。少なくともシーズン終了までは一緒に戦えるものだと思い込んでいたので、相模原への完全移籍を聞いた時は大変ショックでしたが、やはりもっとピッチに立ってプレーしたいという思い、地元を盛り上げたいという思いが、武藤さんの決断を後押ししたのだと思います。またいつか再会できる日まで、武藤さんがピッチで活躍する姿を見届けたいです。

そして山本桜大選手はJ2の栃木SCへ育成型期限付き移籍となりました。今季リーグ戦では9試合で途中出場の機会を得ましたが、より多くの経験を積むために、いくつかの選択肢の中から栃木SCへの期限付き移籍を決断しました。栃木といえば、1年半前に山田選手が在籍し、活躍した地でもあります。小学生の頃からレイソルで育ったオウタが新天地で素早く馴染めるのか少し心配ではありますが(笑)、オウタらしく物怖じせずに活躍する姿を見たいですし、成長してまた柏に帰ってきてほしいと思います。

そんな寂しいニュースが続いた後には嬉しいお知らせが。サガン鳥栖から手塚康平選手が完全移籍でレイソルに復帰することとなりました。SNSにも喜びの声が溢れていて、レイソルサポーターからの期待の高さがうかがえますし、「いつか柏に戻りたいと強く思っていました」という本人のコメントが何よりも嬉しかったです。実は、私は手塚選手が在籍していた時のことをあまりよく知らないのですが、あらためてプレー映像を見て、チャントにもふさわしい"エレガントなプレー"が今から楽しみでなりません。登録の都合で明日の浦和戦には出場できませんが、登録が順調に進めば週末のガンバ戦からはエントリー可能となります。昨日から練習にも合流し、見慣れた黄色いウェアでフルメニューをこなしていました。その模様はVLOGでぜひご覧ください!

フランスの地で大きな経験を掴んで帰ってきた細谷選手、関根選手、佐々木選手もさっそくチームに合流し、明日からリーグ戦が再開。初戦はアウェイで浦和と対戦します。中断期間前にレイソルは2連敗を喫したことで、中位を狙える位置から、降格圏まで勝点5差という危険な位置まで順位を落としています。前半戦の結果には誰も納得していませんし、この再開初戦がどれだけ重要かというのは選手たちもこの期間中に述べていました。近年敵地浦和では悔しい結果が続いてますが、昨年は期限付き移籍中で出場不可だった犬飼選手が今季はレイソルの一員として出場できますし、7月に加入した垣田選手もこの中断期間でよりチームにフィットしてくれているのも頼もしいことです。4月のホームでの対戦では木下選手が古巣相手にゴールを奪い、完封勝利をおさめました。あの日以来、レイソルは無失点ゲームがありません。浦和もこの夏さらに補強していて強敵であるのは間違いありませんが、「無失点にはよりこだわっていかなければいけない」と井原監督も示すように、あのホーム浦和戦にもう一度立ち返って、全員が90分間チームのためにハードワークして勝ち切る、そんなゲームが見られることに期待したいです。

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明日は19:30キックオフとなります。少し遅めのキックオフですが、仕事帰りの方も行きやすい時間帯かと思います。ご都合のつく方はぜひ現地で、難しい方はDAZNでぜひ後押しください。勝ちましょう!