明日はアウェイ湘南戦
担当:梶山由珠
今日は台風7号の影響で、公共交通機関の計画運休や商業施設の臨時休業が決定したり、一部地域では停電が発生するなど、大変な1日となりました。柏市にも大雨・暴風警報が発令され、市内近隣センターなどの施設は自主避難所として開設されているそうです。今現在柏の激しい雨風は比較的弱まっているように思いますが、これから深夜にかけてさらに風が強くなり、引き続き警戒が必要なようです。皆さんもくれぐれも気をつけてお過ごしください。
チームも天候を考慮して、今日はピッチで練習ができないことも想定しながら、昨日のうちに練習メニューを前倒し、2時間以上にも及ぶトレーニングを行いました。昨日は35度を超えるような暑さで選手たちにとってはハードだったと思いますが、湘南戦に向けて万全を期して、今日は当初の出発予定時刻よりも早く神奈川へ向けて出発しました。
明日対戦する湘南とレイソルは現在勝点1差。湘南は7月から天皇杯を含めて5勝1分、前節も首位町田を1-0で下し、J1で今最も好調なチームです。一方のレイソルは直近3試合で勝利がなく、中断明け初戦となった前節のガンバ戦は久々のクリーンシートで終えたものの、ゴールにはあと一歩及びませんでした。ただ、ガンバ戦を通して手応えや自信を得たという言葉は選手たちからも聞けたので、それを勝ちにつなげていくのみです。
6ポイントマッチとも言える明日の湘南戦が重要なゲームと位置付けられることは言うまでもありません。犬飼選手は「ブレずに戦うことが大事。もちろんどの試合も気合は入っているし、大事な試合はどの試合も"目の前の試合"なので、いつも通り戦うことだと思います」と冷静に見据えながら、「湘南は走って、ハードワークをしてくるチーム。硬い試合になるかなとは思いますけど、うまく攻略できたら」と分析します。松本選手も「ホームでやった試合も押し込まれる展開が続いたりもしたので、いかにガンバ戦のように0-0で試合を進めて、チャンスがあったらそこを仕留め切るかが重要になる。まずは自分たち後ろの選手は、無失点を引き続き意識したい」と意気込みます。
そして湘南戦といえば、今季のホーム戦、昨季のアウェイ戦と細谷選手の決勝ゴールが蘇ります。パリオリンピックという大舞台を経験して柏に戻ってから最初のゲームだった前節も、全身を使ったボールキープや迫力ある反転シュートなど、ゴールこそありませんでしたが調子の良さがうかがえるパフォーマンスでした。初めて2トップを組んだ垣田選手とのコンビネーションももっと深まれば、さらにレイソルの攻撃は脅威を増すはずです。
細谷選手について井原監督も「まだ疲れ等はある中で、また一つ逞しくなったプレーを随所に見せてくれていたと思うし、パリに行く前よりも貪欲にゴールを狙う姿勢が見えた」と評価しています。今季はゴール数に伸び悩んでいるとはいえ、ゴール以外の部分でもチームへの貢献度が高いことは、レイソルサポーターなら誰もが認めると思います。それでもやっぱり彼のゴールが見たい。チームメート含め、彼を応援する誰もがそう思っていると思いますし、何より本人がそれを一番望んでいることでしょう。それが勝利に導くゴールだったらなお嬉しいですし、それを期待したいです。
明日はレモンガススタジアム平塚にて19:00キックオフです。おかげさまでビジター側の立見自由席はチケット完売のようですが、まだ指定席には空きがあるようです。明日には天候も回復し、また暑さも逆戻りするようですが、ぜひ都合のつく方は現地平塚で、難しい方はDAZNから後押しください。明日もよろしくお願いいたします!