2005年3月12日

更新日:3/12 23:27

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本日の担当:横井孝佳

試合後のロッカールーム。選手たちは口々に、強風の中でのゲームの難しさについて話してくれました。今日の臨海は、風速何メートルぐらいだったのでしょうか? 私はメインスタンド内の記者室で速報を打っていましたが、時折スタンドがギシギシときしむほどの強風でした。
南選手が蹴ったパントキックが押し戻され、永田選手がヘディングクリアを試みて、風に押されて倒れてしまったシーン。「誰かクリアしてくれーって思いました」だそうです。風下だった前半のみ出場した中澤選手も「蹴っても蹴っても戻ってくるようで、怖かった」。
会見で早野監督がコメントしたとおり、「風上に立った後半に畳み掛けられなかったこと」が課題です。とはいえ、難しい条件下でよく頑張ったと言えるのではないでしょうか。特にクレーベル選手は前節よりもずっとフィットし、存在感を放っていました。初ゴールも決め、これからもっと活躍してくれそうです(あのゴールは大きかった。こんな言い方をすると叱られますが、去年のチームだったらあの時間帯に追いつけていなかったと思います)。
選手コメントにも入れましたけど、前歯が折れてしまった土屋選手。パキっと斜めに折れており、相当痛そうでした。でも歯のない顔には相当なすごみが。「今ならケンカしてもこの顔で勝てるよ」と笑うあたりに、土屋選手の真骨頂を見る思いがしました。