2005年3月31日

更新日:3/31 20:13

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本日の担当:横井孝佳

(ナラヨシタカさん風に)お待たせいたしました! われらが、わ・れ・ら・が太陽の勇者、ミノルーニーこと菅沼実選手のブラジル武者修行出発が決まりました!!
じつは(「実は」と漢字で書くと「みのるは」と読めてしまうレイソルサポーターは多いはず)なんと明日4月1日。ビザの取得に時間がかかり、悶々と個人練習に明け暮れていた菅沼選手。この間、一番辛い思いをしていたのは本人でしょう。出発が決まった今日は、憑き物が落ちたように晴れやかな顔をしていました。
クラブ事務所へ挨拶に訪れた菅沼選手は、「ご心配をおかけしました。精一杯頑張ってきます」と一言。短い出発の辞に、並々ならぬ決意があふれていました。「近況を逐一メールで送ってね。『菅沼実のブラジル日記』始めようか」と提案したところ、「PC盗まれなかったらメール送りますね」とのことなので、皆様ぜひお楽しみに。菅沼選手はこの後、非公開練習が行われている柏の葉へ赴き、他の選手たちにも挨拶。その現場は見ていませんが、目撃した種蔵女史によれば「選手たちから笑いが起きていた」そうです。最後は拍手で送られたとか。
以前、小学生時代の菅沼選手を知る記者さんが当時の逸話を聞かせてくれました。「味方のGKからボールをもらった実くんが、監督さんに『行っていいですかぁ!』って聞くんですよ。するとドリブルで相手の10人を次々にかわし、最後はGKまでかわしてゴールを決めちゃったんですよ」。それはまるで、伝説の小野伸二11人抜きじゃないですか!と驚いた記憶があります。
日本と比べればブラジルの環境は厳しいでしょうが、将来のエース候補として、吸収できるものは全て吸収して帰ってきてほしいと願っています。
ブラジルへ渡る者あれば、帰ってくる者あり。U-20ブラジル遠征に参加していた小林祐三選手が帰ってきました。出発直前に負った足のケガで「少ししか出られませんでしたけど」と笑う顔からは、ケガも癒え元気を取り戻した様子がうかがえました。