2006年5月29日

更新日:5/29 0:32

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本日の担当:横井孝佳

気づいたらもうこんな時間だった…。これから日記をアップいたします。お待たせいたしまして申し訳ございません。

さて、今日はサテライトの水戸戦。会場の水戸市立競技場まで、黄色い社用車ワゴンR号で、沿線の方々にレイソルをアピールしつつ行ってまいりました。
じつは何日も前から、今日の試合が楽しみだったのです。なぜならドゥンビア選手のデビューが見込まれたから。練習ではその快足ぶりや瞬発力を目にしていただけに、試合でどれほどやれるのか、興味津々でした。
結論から申し上げれば、今後がますます楽しみになりました。1点目のオーバーヘッドは電光石火。2点目のドリブルは後半ロスタイム、足が止まりかけた相手DF陣を翻弄するキレキレぶり。スピードと瞬発力に加えて、スタミナもかなりあるようです。
本人は「疲れました。でも最後の最後まで得点を狙う姿勢を持っていたし、今までもそうしてきたから、去年コートジボワールで得点王のタイトルを取れたんです。これからもその姿勢を忘れずにやっていきたい」と話してくれました。欲を言えば、もっとピッチコンディションがいい状態で見たかった。
ドゥンビア選手を楽しみに見ていたのは石さんも同様。「スピードがあって、DFの裏へ飛び出したり積極的に勝負を仕掛ける、面白いプレーヤーだな。今は(同じタイプの)鈴木達也がいないし」と試合後に語ってくれました。
なお、タイムアップ前にピッチに座り込んでしまったドゥンビア選手。トレーナーの荒川さんは「お祈りを始めたのかと思った」そうですが、相手選手との接触プレーで傷んでいた模様です。しかし得点を狙っている間は痛みを忘れていた、と。ゴールを決めたあと、痛みが出てきたそうです。

ドゥンビア選手に注目が集まった今日の試合ですが、同様に興味深かったのが落合選手。昨年の夏以来となる公式戦出場です。「いつ以来だか覚えていないくらい久しぶりです。これから試合に出て、どんどん(調子を)上げていきたい」と笑顔でした。でも写真を撮ろうとすると「それはトップの試合に出るまで待って!」と隠れてしまうシャイさは相変わらず。
中澤選手も本日復活。「プレーは全然納得できないけど、やれたってことが大事だしうれしい。やればやるほど気持ちが入ってきた」と表情に疲れを浮かべながら話してくれました。石さんは落合選手と中澤選手について「二人ともよくやってくれた。落合は前半、すごくよかった。聡太は予定よりもちょっと引っ張っちゃったけど」と合格点を与えていました。

忘れてならないのが、ユースの須藤選手と山本選手。石さんも高く評価している二人です。今日はU-18の清川コーチも観戦。「周りお選手がいいから、須藤のプレーも生きていたね」と感想を話してくれました。

いけない、試合のことだけですごく長くなりました。一つお詫びを申し上げます。今日の会場はPHSの電波が弱く、なかなかデータをアップできなかったため、スタメン等をアップするのがキックオフ後になってしまいました。90分間、私は電波と戦っていました…。

なお、今日の試合の運営に借り出されていた水戸のユースの選手に、柳澤選手と目元がよく似た選手がいたのです。彼がウワサの弟さんかな、と。心配されているお兄さんですが、昨日の試合はごく普通にスタンドで観戦していました。症状は軽いのかと思いきや、じつは重いようです。詳細は火曜日にお知らせできると存じます。
また、昨日の試合で太ももの辺りを押さえ、試合後のダンスにも入れなかったフランサ選手は、軽い打撲だったとのこと。一安心です。
チームは明日、明後日と2連休。ここはゆっくり体を休め、まだまだ続く長き戦いに備えて欲しいところです。