2006年5月 9日

更新日:5/9 22:41

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本日の担当:種蔵里美

少し肌寒いなか行われた本日の二部練習。午前中はフィジカルを、午後はボールを使ってゲームを繰り返しました。
ゲームの合間、石崎監督から檄が飛びました。
「体力的、精神的、どちらの要因か、みんなの体が重い。もっとパッパッと動いて実のあるトレーニングにしよう」
前節・草津戦では思うような内容の試合が見せられませんでした。今週は鈴木達也選手の離脱、谷澤達也選手の出場停止明けを受けて、前線の連携や選手の組合せを再びチェックする一週間となります。頭も体もフレッシュにクリアにして、しっかりと準備をしていきたいところです。

今日から、流通経済大学所属のDF鎌田次郎選手が練習参加をしています。大学3年生の鎌田選手はFC東京ユース出身。いまキレキレの李忠成選手(今日もゲームで幾度もゴールネットを揺らし、引き続き好調をキープしています)と同期です。今日はゲーム形式のトレーニングにも参加し、センターバックのポジションでプレーしていました。同じく大学サッカー出身だからか、小林亮選手や石舘靖樹選手が積極的にコミュニケーションを取っていました。
コミュニケーションといえば、ドゥンビア選手もどんどんチームに溶け込んでいます。「ドゥン」「ドゥー」と呼ばれるドゥンビア選手、アップのときのドリブル競争などでひたすら名前を呼ばれ、大人気でした。新しい選手を早くチームに馴染ませよう、という選手たちの温かさが感じられて、練習を見ていても非常に楽しかったです。またドゥンビア選手自身、非常にシャイな選手ではあるのですが、ブラジル人選手の輪に自ら溶け込んでいったりと(ディエゴ選手に聞いたところ、フランス語とポルトガル語で互いに会話をしているようです)積極的な姿勢を見せてくれています。ちなみに石さんは今日、ツータッチのことを「ドゥトゥシェー」とフランス語でドゥンビア選手に伝えていました。

全体練習のそばでは、古邊コーチのもと、中澤選手、落合選手、石川選手の3人がボール回しなどのフィジカルメニューを。リハビリ段階から一段階進み、チーム合流が見えてきました。嬉しい限りです。

さてご心配いただいている鈴木達也選手ですが、昨日無事に手術が行われ、明日には退院をする予定です。公式HPには、多くの励ましメールをいただいています。ありがとうございます。明日、鈴木選手本人に手渡します。
大学時代には7ヶ月もサッカーを離れるほどの大きなケガを経験している鈴木選手。昨季もケガで全体練習から離れたこともありました。献身的な動きでチームに大きく貢献し、いまやチームの中心選手。「復帰」に向けて、持ち前の頑張りで乗り越えてくれると思います。