ジョンス合流!ACLまであと2週間
担当:大重正人
昨日16.5度だった気温は、今日さらに上がって、なんと20.1度。まるで桜が咲きそうな暖かさで、今日も大変にこころよい一日でした。ただ昨日よりは風が強く、フラッグが強くはためいていました。いわさきホテルの職員の方は「南の方から風が吹くときは、だいたい天気が崩れるんだよね」とおしえてくださいましたが、その言葉通りに明日の午前中まで雨が降るようですね。。。とはいえ、明日の午前練習までにはやみそうでひと安心です。
今日はフルコートサイズではありませんでしたが、11対11の実戦練習が続きました。「しっかり、安定して前進していこう!」。下平監督の言葉は、レイソルの攻撃の生命線でもあるビルドアップについて。ピッチが狭いので、相手からのプレッシャーが早く、簡単ではない状況ではありましたが、その中でも求められるパスの正確性や展開力、スペースやフリーマンを見定める能力が、レイソルでのサッカーにはより一層求められます。全員でその意識と技術を共有していく作業が続きます。
そのトレーニングを、今日は東京から取材にお越しの方が見守っていました。日本テレビの安村直樹アナウンサーです。なぜお越しいただけたかといえば、、、今年は『ACL』があるからにほかなりません。毎年日テレのCSチャンネルでACLは中継されます。1月30日のプレーオフを控え、早朝の飛行機で羽田を飛び立ち、鹿児島空港から鹿児島中央駅までバスで。さらに指宿までは電車と、遠く足を運んでくださいました。「レイソルは、柏から世界へというスローガンのとおり、クラブとサポーターが一体となって特にACLに思い入れが強いですよね」と言っていただきました。メディアの方々にもこのように期待をいただいていますし、何とか応えたいという思いが強まります。
午後からは、新加入のパクジョンス選手が指宿入り。元日の天皇杯ファイナルから所定となる2週間のオフを経て、チームに合流しました。練習を前にあいさつしてくれましたが、驚くほどの流暢な日本語で、通訳の必要はまったくありません。「こんにちは!マリノスから来たパクジョンスです。みんなとキャンプを始めたかったですが、ちょっと遅れてきて申し訳ないです。こんないいチームに来れてうれしいです。よろしくお願いします」。温かい拍手が自然と沸き起こりました!!移動してすぐでしたが、ウォームアップやパスなど精力的に身体を動かし、一日も早く全体合流できるように始動しました。
「天皇杯のあとはゆっくり休んで、オフが終わる前から体を動かしていました。今回マリノスからレイソルへ移籍しましたが、レイソルのサッカーを学ぶことで自分がさらに成長できると思い決断しました。レイソルはしっかりビルドアップして攻撃しますが、自分はそういうサッカーが好きですし、自分にもあっていると思います。アグレッシブな守備で相手の攻撃を防ぐところも見てほしいです」。若い選手が多いDFにさらに将来有望な選手が加わってくれましたが、CBでの争い、外国籍選手との争いが待ち構えている状況を知ってレイソルに来てくれたわけですから、その覚悟や成長したいという思いは本物でしょう。ジョンス、ようこそレイソルへ!これから勝利のために一緒に戦おう!!