2010年9月29日

ストライカーとクモ男

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

今週末の栃木戦にむけて、水・木・金と3日間の準備がスタートしました。若手組は8時45分から、ベテラン組は9時30分から、2組に分かれて、フィジカル、切り替えのパスゲーム、コーン通し。2時間をこえるような長いトレーニングを行いました。目下5連勝、下位との差が開いて、大きな目標に着実に近づいています。

100929_yuzo.jpg

ただ、小林祐三選手は言います。「うまくいっていることは継続していけばいいけど、これで満足するんじゃなくて、右肩上がりにならないと。勝っているからこれでいいというわけじゃない。前回の栃木との対戦はすごく苦戦した。シーズン当初はその他にも入り方が良くない試合があった。その失敗を繰り返さないように、みんなが入り方を意識してきたから、いまの結果があると思う」。実は、友人の結婚披露宴の時間が迫っていて...、それなのに丁寧に答えてくれました。「レプリカに名前やメッセージを入れて贈りたいんです」と特注したユニフォームを携え、クラブハウスを後にしました。

今日は、汗ばむような秋の陽気。スタジアムでは選手やコーチの取材がいっぱいでした。
ファンクラブ会報誌「日立台通信」の名物コーナー、選手対談「ダブルパス」。今回は林選手と工藤選手の若手FWコンビです。チーム最多のリーグ戦10得点の工藤選手、チーム3位の7得点の林選手。「競争がないチームは強くなれないし、競争があって自分も成長できますから」。勝利をめざして戦うチームメイトでもあり、同じポジションのライバル。互いの存在を認めながらも、意識し合う相手でもあります。

サッカーを離れ、結婚観や子育ての理想についての話がもりあがりました!「家に帰って、温かいご飯が運ばれてきたら本当に幸せですよね!」「もう結婚してる先輩を見てると、すごくあこがれますよ☆」最後はピッチへ移っての表紙撮影。「みんないろいろやって、ハードルが上がったからなぁ」とつぶやきながらも、爽やかな笑顔でファインダーに収まっていました!その合間、ゴールの方をみやる2人の先には......

100929_DP.jpg

シジマールGKコーチです。専門紙「ストライカー」の取材でした。「GKレッスン」と題し、キーパーの基本動作であるキャッチング、パンチングを始め、キックやスローイングなどを、実演を交えながらの熱弁。おもしろかったのは、PKでの心得。「キッカーがボールを置くところから、相手の見る方向や動きを見るんだよ」。そして「PKショーブ、シマショー!」とPK3本勝負が始まってしまいました。大きく手をひろげてマウスに立ちはだかる伝説のクモ男が日立台で復活、さあその結果はいかに!? 「GKは特殊なポジション。子どもたちも読んでくれると思うし、少しでも彼らのためになれば」と汗だくになっての90分間レッスンでした。

100929sid.jpg

明日は非公開トレーニング。次の公開練習は、金曜日の午後3時からとなりますので、あらかじめご了承ください。