2010年10月 2日

もうひと馬力出して

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:河原 正明

 決して負けたわけではないのですが、何とも言えない敗北感、挫折感が感情を支配しています。今日の栃木SCとの一戦の結果は1?1、第2節に続き決着をつけることはできませんでした。そして約1ヶ月半ぶりにホームで勝つことができませんでした。
「我々は最後まで自分たちのサッカーをしていた。また、相手チームもしっかり守ってきて、(相手の)良い面が出たというのはあると思うんですけど、試合的には攻めるチームと守るチームということで単調な試合になった」と指揮官は語りましたが、徹底的に引いて守り、カウンターを狙う戦術に嵌まってしまった。最後までゴールが遠い試合でした。

herecomesthebreak.jpg
 そんな中でも存在感を発揮していたのは北嶋選手。日立台で連発となる同点弾をサポーターが待つゴールに叩き込みました。相手GKも「タイミングを外された」と話していましたが、キタジらしい得意のアウトサイドで流し込んだ一撃に本人も「林が引っ張ってくれたスペースに入っていけて、レアンドロからのボールも素晴らしく、ファーストタッチがすごく良かったのであとは決めるだけでした」と仲間への感謝とともに自賛をしていました。そしてゴール裏に一目散に向かうキタジに届けとばかり手を伸ばし、駆け寄るサポーター。あの熱狂のスタンドを見ると本当に身震いがします。依然好調持続中です。

lionsden.jpg
 レアンドロ選手は徹底マークを受けていました。相手の前線はハーフコートに引いて守り、レイソルはセンターバックとサイドバック1人以外の7人が攻め込む図が、後半は40分以上続いていたのではないでしょうか?中央はガッチリと固めて非常に窮屈な戦いを強いられる中、最後までバックギアを使うことなく前進しつづけるレアンドロ選手に、相手選手は気圧されていたように見えました。
 守備陣もロボ選手に強烈な一撃を喰らいましたが、それ以外は最後までカウンターに充分に気をつけ守り続けていただけに、残念な結果でした。選手たちは本当によく頑張っていたと思います。応援されていた皆さんにも伝わったと思います。それでもまだまだサッカーの神様はレイソルに「J1合格証」はくれそうにもありません。ここからが苦しい場面が来るはずです。我々もあと一押し、歯を食いしばって、みんなで馬力だしてもうひと進みです、その時が来るまで。明日から、次戦・天皇杯 神戸戦に向けて仕切り直しです。

kicktheballkid.jpg
 さて、今日は「レイソルスポーツデー」試合前に練習場を開放し、多くの親子連れの方らが楽しんでいました。本当に気持ちの良いカラッとした陽気にも恵まれて、参加した方はもちろんサポートしたイベントレポーターもインターン生もみな汗だくでボールで遊んでいました。次回ホームゲーム・対熊本戦も晴天であれば芝広場の予定です。まだ参加されてことが無い方も、日立台でスポーツの秋を堪能してみてはいかがですか?

 最後にお知らせです。明日の練習試合 対大宮アルディージャ戦は午後1時にスタジアムでキックオフ予定です。メインスタンドを開放予定です。なお、駐車場は開放いたしませんので、自家用車でのご来場は堅くお断りいたします。公共交通機関をご利用の上ご来場ください。
今日も応援ありがとうございました。リーグ戦残り8試合も最後まで応援よろしくお願いいたします。

bravetherightside.jpg