2012年11月28日

子供の笑顔

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担当:大重正人

日に日に寒さが身にしみるようになってきました。ロングのダウンコートが手放せません。今日は紅白戦。ACL出場の3位が手の届くところで戦える、最終戦の鹿島アントラーズ戦。
「もしかしたらもっと早くACL出場を決められたかもしれない。勝ち点をとりこぼしてしまった試合もあった。今回はサガン次第で難しいゲームだが、ポジティブな結果を出せる自信も持っている。復帰から2試合に出て、体力もゲーム勘も戻り、コンディションは上がっている。チームのために貢献して、勝利したい」。頼れるエース・レアンドロ選手の言葉からは力強さが感じられます。

去年は「僕が決めて、歴史を変えます」という有言実行男・工藤壮人のゴール。そして前半途中から10人になりながら、ヨンハ&マスというCBコンビが急増とは思えない連携と魂のディフェンスで、1-0の完封勝利。まさにレイソルの歴史に残る勝利をつかみとりました。今季の鹿島戦は、ここまで3戦して2分1敗。ナビスコ敗退の借りをここで返さなければいけません。

今日は地域の学生さんたちとの交流がありました。まず「朝日れすか」からお越しの職業体験記者さん2人。レイソルを応援してくれているという柏中学校の女の子が取材したのは増嶋選手でした。普通ならちょっと聞き出せないような新生活への質問もありましたが(笑)、とてもかわいらしい笑顔のせいか、「中学生だから今日はいいよ!」とマスが優しいお兄さんぶりを遺憾なく発揮。

最後の記念撮影では、引率の先生の「タラバガニ!」(=ハイチーズの意味合いですね)の声で、マスがしっかりカニポーズのVサイン。ところが2人はそのまま。。。「え?、やってくれないんだもん?」としょげるマス。そこで先生から今度は「ズワイガニ!」のもう一声!すると、こんな素敵な笑顔の写真が撮れました。これからもレイソルと増嶋選手を応援して下さいね?!

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そして午後からは、学校訪問活動「レイソルしま専科」。松戸市立馬橋小学校を、栗澤選手と澤選手の同級生コンビが訪問しました。元気一杯の6年生を前に「夢を叶える」というテーマで経験談を話しました。
「みんないろんな夢を持っていると思うけど、順調にいかないこともあると思います。でもその時に何が足らないのか、夢を叶えるにはいま何が必要なのか。自分に問いかけて、真剣に夢を追ってほしい」(栗澤選手)
「夢を叶えるには近道も遠回りもない。ひとつのことに集中することも大事だし、いろんなことに触れ合って感じ取ることも大事だと思います。みんなの物語はまだ白紙。これから作っていくストーリーは自分次第です」

そして質問タイム。「2人のポジションを教えて下さい」という質問に対し、「フォワードとディフェンダーの間にいる、中盤ですね」とクリ。そこへサワが「女の子もいっぱいいるからね?」と驚愕の答えが。「たとえば、好きな子がいるとするよね。でも恥ずかしくて自分では言えない。そんな時、代わりに伝えてくれる友達がいたりするよね?そんなポジションです。みんな、わかったかな???」。なんと恋愛に例えるという笑撃取れたての澤語録が生まれました!!

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最後はサッカーボールを使った10人組によるリフティングゲームや、手つなぎサッカー。宮本マネージャーの司会で体育館の中は大いに盛り上がりました。そして、同校には栗澤選手が小学校時代にサッカーを教わった先生が在籍されていました。すべての行事が終わった後、5年3組のクラスを訪れると、子供たちの大歓迎を受けました。先生は「持久走大会で3位になって悔し泣きしていたよ」と昔の思い出も披露して下さいました。クリも「今日は18年ぶりに先生に会えたこと、本当に嬉しかったよ」と懐かしんでいました。

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今日は増嶋選手も含め、多くの子供たちの笑顔に出会うことができました。選手たちにとって大きな力になったことでしょう。これからも子供たちを笑顔にできるような選手でいてほしいと思います!柏中学校のお二人、馬橋小学校のみなさん、今日は本当にありがとうございました!

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