連覇へ
担当:大重正人
チーム始動から22日目。ちばぎんカップを経て、次第にコンディションを実戦モードに回復させていく日々が続いています。週末には、サンフレッチェとの王者対決「富士ゼロックス・スーパーカップ」です。より貪欲に、勝利とタイトルだけをめざして戦う本格的なシーズン開幕です。ちばぎんカップでも披露されたように、新しいサッカーにもチャレンジしています。
田中選手は「今日は守備の時によく声が出ていました。自分にもやるべきタスクも多いし、チームの役割をこなしながらも、FWの自分はゴールに近づかないといけない。点を取れるチャンスをもっと大事にしないと。毎試合結果を出して、ゴールを取らないとポジションも奪えない。でもそういう競争があれば、チームは安定してゴールが生まれる。争いがないと、チームも上位にはいけない」と現状の自分を見つめ、殻を破ろうと鍛錬する毎日です。
先日のちばぎんカップは休養した大谷選手。「ちばぎんカップで出た課題を意識しながらプレーしているし、だいぶスムースにやれてきた。練習のなかでいい形を探りながら、個人的にも試合間隔を取り戻していきたい。ゼロックスという大きな舞台に2年連続して出られることは幸せだし、サポーターの皆さんの期待も感じている。自分たちは『連覇』したい。ここを勝って、アウェイのACLに乗り込みたい」。ちばぎんカップを外から見ていたことで、感じられたこともあるでしょう。それをキャプテンとしてチームに落とし込み、いかに機能させられるか。しっかり見守っていきたいと思います。
夜には、この時期恒例のキックオフパーティーを開催。スポンサーやホームタウン関係の皆様、関係各社の皆様、メディアの皆様などをお招きし、今季の飛躍をみなさんで期す時間となりました。
「一つでも多くのタイトルを取れるようにチームが一体となって戦います」(ネルシーニョ監督)
「今季の最強の補強、陣営をみて、ワクワクしています」(秋山柏市長)
「去年夏の天皇杯、レイソル対レイソルの試合で、ゴール裏から『ありがとう、マブチモーター』の横断幕を見て、社員一同大変感動しました。今年も身も心も高ぶらせて下さい」(マブチモーター・亀井様)
そして、場内を大きく沸かせたのは、永尾柏市サッカー協会会長のお言葉でした。「天皇杯ではできなかったので、今度いいことがあったら、ぜひみんなでお祝いしたい。そして大谷くんが、大変きれいなお嫁さんをもらいました。みなさん、どうぞ拍手を」。このお祝いメッセージに壇上の選手たちも大きな笑顔がこぼれ、和やかな雰囲気に包まれました。レイソルへの熱い温かいサポートを続けていただいている皆様の期待を一身に受けて、Jリーグ、ナビスコ、ACL、天皇杯、4つの主要タイトルに向けて、戦って参ります。今後とも御声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました!
明日は非公開練習です。公開練習は、明後日午前9時からとなりますので、ご注意ください。