2013年4月 2日

日韓連戦へ

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担当:河原 正明

韓国で過ごすのも3日目となりました。ここまではトラブルもストレスも全くなく順調に試合に向けての準備が出来ています。今日から公式行事がスタート。まずは11時からホテルでマッチコーディネーションミーティングを、そして午後3時30分にはスタジアムで公式会見と16時からの公式練習に臨みました。

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 トップチームは今大会予選のグループマッチで最大の山場を迎えています。韓国・水原との連戦、ここで相手の成績を上回ることができれば、互いに予選突破に近づくことができるでしょう。「全ての試合が非常に重要だと思っている」とネルシーニョ監督。その上で「ACLを連勝スタートしたアドバンテージを大きくするためには大事な一戦」と説きます。

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 一方では同じ相手と1週間で2度対戦する、というのは「正直やりにくい面もある」と選手も言います。初戦で互いの手の内を見せあう試合になると、次の試合で分析の目にさらされます。2011年の7月にベガルタ仙台とリーグ戦、カップ戦合わせて3週間で3度の対戦ではスコアレスドローであったり、堅い試合になりました。

 それでも、「早く勝ち抜けを決めるためにも勝ちたい。韓国・中国でのアウェイで連勝できれば大きな自信にもなる」と大谷選手。思い起こすのは昨年、韓国での2戦目、蔚山との一戦は敵のパワーに押し込まれて惜敗しました。また、相手には元川崎のチョンテセ選手も今季から在籍しています。記者会見でも韓国メディアから「テセ選手にレイソルは過去に計5点取られているが?」との質問が出たように彼にはゴールを決められている印象があります。「テセ一人を注意するわけではなく、韓国チーム独特の身体能力の高さや決定力もある。昨年はそういう戦いに手を焼いたが、今は経験しているので構えられる。自分たちのいつものプレーを出せればいい結果を残せると思う」と平常心に好機あり、といったところです。

 そしてもう一人。韓国メディアの注目はやはりキム・チャンス選手。私が会見場に着くなり顔見知りの韓国メディアの方から「チャンスのケガはどうなんだ?明日は出られるのか?」と質問攻めに(苦笑)。韓国メディアも日本同様隣国の情報はほぼ確実に伝わっているといっても過言ではありません。それでもやはり現役韓国代表ということで、リスペクトもされています。ロンドン五輪代表やKリーグ時代のいい話も聞けましたが、それはまたいつかご紹介します。

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 そのキム選手を含むレイソルイレブンは水原ワールドカップスタジアムで公式練習を行いました。昨年は2度ここで戦ったというキム選手も「ここのピッチは良いよね」と評していました。芝も状態良く、今日は雨交じりでしたが「パスも回しやすいのでウチ向きでしょう(鈴木選手)」とアウェイのピッチも気にしていない様子でした。

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 さあいよいよ明日の19時30分キックオフです。昨年に続き多くのサポーターが韓国にまで応援にお越しいただけるとのことうれしく思います。選手たちには何よりの支えとなります。明日の試合のチケットは当日券をご案内しています。また、TV中継はBSスカパー!で生中継、そして関東地区は日本テレビで深夜に録画放送もあります。今日のACL E組、G組の仙台・広島は共に韓国勢の前に敗れてしまいました。明日のレイソル、そして浦和と4試合の日韓対決4敗はできません!ぜひスタジアムで、そしてTVでご声援ください!