全国からの吉報
担当:大重正人
土曜日にリーグ戦が終わり、オフとなった日曜日ですが、日本全国でJ2、そして新しく始まったJ3リーグと、レイソルサポにはスカパー!放送やオンデマンドが手放せない今シーズンになりそうですね。元レイソル戦士の活躍が追い切れないほどですが、ここはまずひとつ!ジェフに期限付き移籍中の山中亮輔選手、待ちに待った初ゴールは、ジョルジやジュンヤにも匹敵するものすごい左足のロングシュートでしたね。チームを救う一撃、スタッフや選手の信頼もこれで増したことでしょう。これからが本当に楽しみです!
そして二つめ。安英学選手が、2年ぶりのJリーグ復帰を果たしましたね。レイソルを離れた2012年末、昨季はヨーロッパ挑戦をめざしていましたが、今季横浜FCに新加入。2戦目にして初先発をつかみました。ツイッターには「いきなり退場しかけたけど」とありあまる闘志が出てしまったようですが、今季36歳を迎えるとは思えない向上心と溌剌さはまったく変わりません!柏から応援しています、ガンバレ、ヨンハ!!
そのヨンハから、多くの薫陶を受けたレイソルの若手選手たち。秋野選手、小林選手は日曜日にJアンダー22選抜の一員として、FC琉球と対戦しました。結果は0-3と完敗、厳しい船出となりました。「ミスが多く、ボールもなかなか受けられなかった」(アキノ)。「前々日に集まって、8対8をやって、すぐ試合。やっぱり難しさがありましたし、試合後はみんな納得いかない感じでした」(ユウスケ)。柏の寮に戻ってきたのは24時を過ぎていたそうで、未体験の行程にやはり疲れは隠せませんでした。ただ「多くのお客さんの前で公式戦をやれるのはいいこと。ほとんど知っている選手ばかりだったし、いろんな選手とは話せたのもいい機会です」と前向きな言葉も。今後の招集については、毎週試合前日の発表となりますので、ホームページにてお知らせします。
今日のトレーニングマッチは、筑波大学戦。アキノ、ユウスケに負けじと、木村選手が2ゴールを決めました。グラウンドコートが手放せない、大変風の強い、そして強烈に寒い、大変な悪コンディションにも負けず、しっかりと仕事を果たしました。それでも「もっとシュートシーンを増やしたい。ポストに当てたシュートもきちんと枠の中に入れないと」と満足はありません。試合後には筑波大学に進んだ吉川修平選手と記念撮影。アキノらとピアノランチで旧交を温めていました。
そして、もうひとり挙げたいのはU-18の会津雄生選手です。前半、ゴール前の密集から相手を軽やかなタッチでかわして落ち着いた先制ゴール。そして2点目は、渡部選手のロングボールに合わせて裏へ飛び出し、ヘディングでキムのゴールをアシストしました。レイソルアカデミーらしい足元の技術はもちろんですが、非常に運動量が多く「走れる」選手という印象です。ナベのボールへの動き出しもそうですし、前線からのチェイシングも怠らず、スライディングでボールを奪いにいくところも印象的でした。実は土日と練習試合を連日こなし、さすがに3日目は厳しかったそうですが、まったくそうは見えない走りで60分躍動しました!
午後の練習後には、マッチデープログラムのインタビュー。今週末の名古屋戦は高山薫選手の登場です。湘南から加入したプロ4年目、レイソルとの思い出は「大島が怖かった」。フロンターレのユース時代から、レイソルとは何度も対戦したそうで、最終ラインにいた大島嵩弘選手(現長野)の迫力に気圧されていたようです。穏やかなシマからはちょっと想像できないのですが、ピッチではものすごい闘志を発揮してチームを牽引していたのでしょう。そんなシマもパルセイロの中心として、J3初戦で1-0の完封勝利に貢献しましたね!
カオルの話にもどりますが、いつどんなときも「まだまだです」と2試合連続先発にも納得いくプレーが出せていないようです。それでも目標を問われると、「移籍したばかりで言葉にするのは難しいんですけど、、、」と前置きしながら、「とにかくレイソルの勝利に貢献したいというか、レイソルのサポーターに必要とされるというか、高山が来て良かったって思われるようになりたいんです」。こういう気持ちを持ってプレーしてくれる選手は、本当にチームの宝です。だからこそ早く勝利とゴールをつかんでほしい!グランパス戦までいい準備をして、試合を迎えてほしいものです。
最後に、今週の非公開練習は「3月12日(水)」となりましたのでご注意ください。