前半ラスト
担当:大重正人
チームは午前練習を終えて、16時頃現地のホテルに無事到着したそうです。勝利が増えているチーム、好天とあいまって雰囲気が高まるのは自然のことです。サッカーを楽しんでいる選手たちを見ていると、こちらも楽しくなってきます。そのワンシーン。増嶋選手が鮮やかなターンからの左足シュート!しかしヒットせず、枠をそれるかに思えましたが、アレックスコーチがきれいな合わせで押し込みます。「マス、いまのシュートでしょ?!?」という井原コーチらのツッコミにも「違う違う、狙い通りだよ?」とガッツポーズ。周りに明るい笑顔が広がります。
4月のナビスコカップに続く甲府遠征となりました。13時キックオフ、最高気温予想は27度とまたしてもハードな総力戦は必至です。暑かった5月の小瀬と言えば、2010年を思い出します。5月5日の14時キックオフ、最高気温はなんと30.3度と信じられない過酷なコンディションでした。そこでプロデビュー戦を迎えたのが、酒井宏樹選手でした。藏川選手に代わって右サイドバックに入り、77分からラストまで15分ほどの出場。先日「4年前はJ2でしたから」という4年間の大きな変化のスタートは、小瀬からでした。
先週の新潟戦でデビュー戦勝利を飾った小林祐介選手、その前の鳥栖戦では秋野央樹選手が同じく先発デビューを果たしました。ケガ人続出による窮地を救ったのは彼ら若手たちでした。ネルシーニョ監督は「我々(スタッフ)は、常に全員の選手に目を配っているし、選手それぞれもチャンスが急に訪れることを当然と思っている。そこで若い選手たちが、自分の持っている力を存分に発揮してくれた」を語ります。
さらに「アキノもユウスケに対しても日々観察して、チームが要求していることをいつも伝えてきた。チームがいい状態の時に彼らにチャンスが巡ってきたし、彼らを信頼して送り出した。彼らの技術や能力をどういう場面で使うか。監督としてそのタイミングを誤らないことが大切です」。新潟戦のように、この甲府戦も3バック同士のミラーゲームで我慢をしながら、敵と暑さと戦い続けるタフなゲームとなるでしょう。総力戦でリーグ前半戦ラスト、あと3ポイント重ねたいところです。
その中断明けは、7月19日のホーム仙台戦から再開です。11月29日までのホーム最終戦まで続く、日立台での9試合をセットにした「ハーフシーズンチケット」を発売中です。このまま上位を追撃するポジションにいれば、シーズン佳境は優勝争いでチケット入手が難しくなるかもしれません。完売必至の最終戦を含めて、同じ座席のチケットが確保できる機会です。ローソンチケット、ローソン、ミニストップにてどうぞお買い求めください。
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