2015年3月21日

明日は新潟戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

火曜日のACL山東戦から、中4日。明日はアウェイ新潟でのアルビレックス戦を迎えます。2月17日のACLプレーオフから、明日の試合で7試合目。ここまで4勝2分の成績を残していますが、吉田監督からこの序盤戦についての振り返りがありました。

「まずプレーオフの試合はまた別のものだったので、そこに照準を合わせた部分もあって。そのあとの6試合を、言わば1クール、1stステージみたいな位置づけでやってきました。この前の山東戦と今回の新潟戦で、チームの状態がより良くなって、ちょっとした中断期間を迎えたいと思って、シーズンをスタートしました。

プレシーズンのトレーニングを積む時期が短かった分、試合をやりながらの修正で、けがを抱えていた選手はなかなかピッチに立つことは難しかったですが、その中である程度の数の選手がピッチに立つこともできました。試合をこなしながら、シビアな戦いをしながらチームが成長していく、それぞれが理解を深めていく、それぞれがこのチームが何たるかを身体の中に組み入れていく。そういった点においてはすごくポジティブで、よくできたところはあると思います」

そしてアルビレックスについて。ここまではリーグ戦で1分1敗。水曜日のナビスコカップはFC東京に1-2で逆転負け。明日は今季初勝利を懸け、ホームの大声援を受けながら、死に物狂いの勢いでレイソルを封じ込めにくるでしょう。吉田監督は新潟に対して
「まずアグレッシブ、すごく前にパワーがあって、ペナルティボックスのなかを積極的に突いてくる。そこの対応を怠ると、本当に危険なピンチをたくさん招くだろうなと見ています。まじめで、しっかりサッカーをするし、一体感もあり、ものすごく走るし、ボックスの中にどんどん人やボールが入ってくることに関して、大きな注意を払わなければいけないです」

新潟とは昨年のリーグ最終戦以来の対戦。大雪延期というアクシデント、2日遅れでカシマにて行われ、レイソルがアディショナルタイムに鈴木大輔選手の古巣戦ゴールで7連勝を達成。その大きなゴール、その大きな1勝がなければ、いまのACLの成績はありません。鈴木選手は、新潟からレイソルへの移籍以降、昨夏の日本代表戦を除けば、不思議とビッグスワンのピッチに縁がありません。2013年は直前の負傷もありました。「ビッグスワン、行きたいっすね!」と白い歯を見せる今週でした。

またアルビの指宿洋史選手は、ご存じレイソルU-18の出身。工藤&武富選手は同級生、太田&輪湖選手は1歳上、茨田選手は1歳下で、同じ吉田監督のチームでプレーしていた選手たち。今季からGK川浪吾郎選手も新潟に在籍しています。みなプロとなり、日本のトップリーグで活躍を続ける彼らが同じピッチでプレーする可能性があります。そういう興味深いファクターがある明日のアルビレックス戦。14時キックオフ、ご声援をよろしくお願いします!

※2008年イヤーブックより。PCにてクリックすると大きな写真も見られます
150321_u18.jpg