2015年6月 2日

首位相手に

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担当:大重正人

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今日は、香港の新聞社によるJリーグ取材ツアーの一行が、日立台に取材にお越しでした。スタジアムの内部やピッチ、そして練習を終えた工藤選手や吉田監督にも取材くださいました。「収容人数は何人ですか?」「ここはクラブが保有しているスタジアムと伺いました」「ここはスタンドとピッチが本当に近いですね!」といろんな感想や質問が。また香港は小柄な選手が多いそうで、ぜひ中川選手にも話を聞いてみたい!とリクエストも受け、囲み取材を受けました。

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ACLでベスト8に入ったことで、アジアのメディアからも更なる注目をいただいています。その力を今度はJリーグでも。明日は非常に国内でも注目されている浦和レッズ戦です。ここまで浦和は13試合で10勝3分。他クラブより1試合少ない(レイソル、ガンバを除く)なか、それでも2位の広島に6ポイント差をつけて、1stステージをリードしています。吉田監督のレッズ戦に向けてのコメントです。「浦和はまとまったチームで、(同じ体制が続いて、やり方に)慣れている。そこを自分たちが理解した上で対策していかなければいけない。エドゥアルドが出場停止で、大きくはないが、休まなければいけない怪我の人間も何人か出てきてしまっている中で、新しい力も必要になってくる。あとはベースのところを忘れてはいけない。走らないとダメだし、寄せなければダメ。皆が分かり切っていることを今一度やらなければいけない」

技術や戦術はもちろん、球際での激しさや走力といったハードワーク、チームとしての連携や成熟があってこそ、今の浦和レッズの順位があると思います。そういった強敵に勝利するためには、それ以上のものを出さなければ、到底勝つことはできません。「今日絶対勝つという気持ちで何人が90分間ピッチに立っていたかというところ」。FC東京戦のあとの、大谷選手の重い言葉を、どれだけ多くの選手たちが感じ取ったか。

今季から2ステージに変わりましたが、今勝ち進んでいるACLに来年も出るため、逆にJ1に生き残るためには、2ステージ制は関係ありません。34試合を通しての勝ち点による年間順位で、天国と地獄に生き別れます。今、レイソルがACLで勝ち残っているのは、昨年のリーグ戦、勝ち点で並んだ鳥栖を上回れたからです。例えば0-4で敗れた試合で5失点目を許さなかった、2-0の試合で3点目を奪い最後まで失点しなかった。そういった攻守における1点1点の積み重ねやこだわりがあって、鳥栖と得失点差で並び、総得点で1点だけ上回れた。そして今のACLがあります。負けを引き分けに、引き分けを勝ちに。1点でも少なく、1点でも多く。相手より一歩でも前に。そういった戦いを、勝利を日立台に日々駆けつけてくれるサポーターは待ちわびています。明日のピッチでの奮闘を!