明日は広島戦
担当:大重正人
4月4日のマリノス戦から、約2か月。リーグ戦とACLと、連戦につぐ連戦で16試合を全力で戦い抜いてきたレイソル。明日の広島戦を終えると、ワールドカップ予選による1週のブレイクが入り、ようやくひとつの区切りとなります。だからこそ、明日日立台でのホームゲームを勝って、20日の名古屋戦までの時間を少しでも前向きに過ごせるように勝ちたい!という思いは、チームもサポーター皆さんも同じことでしょう。
しかしFC東京、浦和と来た上位対決は、まだ続きます。現在リーグ3位のサンフレッチェ広島をホームで迎え撃ちます。選手たちが口々に「浦和と似ているスタイル。そして堅い」を広島の印象を話しました。データもそれを示しています。ここまで14試合で11失点は、ガンバに続く2番目の堅守です。GK林、DF塩谷、千葉、水本と日本代表経験選手が並ぶディフェンス陣に、これまでもレイソルは苦しめられています。最近の対戦6試合は、1勝2分3敗。ただ昨秋のナビスコカップ準決勝第2戦、0-2のビハインドを逆転しようという選手たちの気迫と、サポーターの迫力ある応援で、ものすごい一体感を作り出した日立台の光景は、今でも強く思い出されます。
5バック気味になる堅いサンフレッチェ守備陣を、レイソルがいかにこじ開けるか。浦和戦では3ゴールを奪い、それまでノーゴールが続いていたトンネルから脱し、復調の兆しも見えます。「広島は(前節対戦した)浦和と比べられることが多いと思う。システムも同じで、ただ、よりコンパクトで、長年それでやってきたチームの強み、迷いのなさがある」と吉田監督。
リーグ2位のパス数のレイソルに続く、4番目がサンフレッチェ。組織的なパスサッカーのイメージが強い広島ですが、実はドリブル数がリーグ1位、クロスは3位(シュート数も1位です)。両ウイングの柏選手、ミキッチ選手が仕掛ける1対1のドリブル、サイドアタックを、レイソルのサイドバックがいかに封じ、またクロスを止められるか。前節3失点した守備、立ち上がり、試合終盤、与えてはいけない時間帯をいかに集中して乗り越えるか。「浦和戦のようなオープンな展開になるようなことはないと思うし、よりしっかりした堅いゲームになると思う」(吉田監督)。攻撃も守備も集中を切らすことなく、キックオフからタイムアップの笛が鳴るまで、戦い続けなければいけません。
西日本から梅雨入りのニュースが届いていますが、明日の日立台は晴天に恵まれそうです。我孫子市制45周年協賛事業「我孫子ホームタウンデー」も開催します。我孫子市制45周年記念品「手賀沼のうなきちさん」ボールペンが先着1,000名様にプレゼントされるほか、我孫子市観光PRキャラクター「手賀沼のうなきちさん」の来場や「我孫子市ふるさと産品」の販売を行います。チケットは1万枚以上がすでに発券されていますが、SD席、AR席を除いては、まだ座席に余裕があります。浦和戦もすばらしく心強いサポートをいただきましたが、明日こそ勝利をつかむべく、また日立台が燃えたつような雰囲気の声援をよろしくお願いします。
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