今週は
担当:大重正人
昨日、2つ大きなお知らせがありました。まず山中亮輔選手の横浜F・マリノスへの移籍が決定しました。柏第五小、柏第二中、柏南高の出身と、生粋の柏っ子。日立台にほど近いエリアで成長し、小学4年生からレイソルU-12に加入。以来U-15、U-18と着実にキャリアアップしてきました。高校1年生時には当時のネルシーニョ監督の抜擢を受け、早くもトップチーム登録され、2011年のJ1優勝やクラブワールドカップを経験したメンバーの一人でもあります。
プロ2年目にはリーグ戦10試合に出場。ナビスコと合わせた5月から6月にあった広島3連戦。当時のチャンピオンチーム屈指のウイング、ミキッチ選手と互角以上に渡りあい、果敢に1対1を仕掛け続けた戦いは、ヤマのキャリアにおけるハイライトのひとつでしょう。ジェフへの期限付き移籍を経験し、また年代別代表の常連として、この夏のリオ五輪出場は彼の悲願でもありました。
今年1月のアジア予選でも不動の左サイドバックとして本選出場にも大きく貢献。さあ今年こそレイソルで!というところで故障があり、何とか調子を上げてきた4月30日の神戸戦で待望のレイソル初ゴール。試合出場を重ね、さあここからというところでしたが、5月8日の川崎戦の終盤に筋肉を痛め、涙ながらに担架で運び出される光景が目に焼き付いて離れません。必死のリハビリも叶わず、仲間たちをリオへ送りだす立場に。またアカデミーの後輩、自分より若い選手たちがピッチで躍動する中、焦りもあったことでしょう。このままではいけない。今回スクール時代から約13年を過ごした日立台を離れるという大きな決断をしました。レイソルを離れるからには、その覚悟をぜひともピッチで見せてほしい。そして少しでもケガのないように。そう願って送りだしたいと思います。
そしてJリーグから、今年の優秀選手賞33名が発表されました。レイソルからはクリスティアーノ選手が2度目の、そして中村航輔選手と中谷進之介選手は初の受賞となりました。この賞は18クラブの監督や選手の投票をもとに選ばれるもので、実際に対戦した相手から認められて選出されたということは彼らにとって大変誇らしいことでしょう。
これに合わせて、ホームページの「記録ページ」を更新しました。
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彼ら3人の活躍以外にも、クラブの歴史を塗り替える出来事がありました。まず4月から5月上旬にかけて続いた無失点試合。「5試合連続完封」というのは、2011年に作った4試合連続以来のこと。また「526分連続無失点」というのもクラブ新記録となりました。優秀選手の2人に中山選手を加えた若手選手、また輪湖選手や増嶋選手、鎌田選手という中堅以上の選手たちも加わっての堅い守備があって、苦しかった序盤戦を勝ち進むことができました。
そして、大谷秀和選手が今季J1で20試合に出場し、出場数は通算294試合に。これは、それまでの渡辺毅選手の281試合を超えるクラブ歴代1位となりました。7月23日のガンバ戦では、J1通算1000得点のメモリアルゴールが、クリスの豪脚から生まれました。さらにこの試合でハットトリックを達成し、昨年に続く2度目の快挙に。また8月27日の川崎戦ではディエゴオリヴェイラ選手もハットトリック。リーグ屈指の強敵相手に成し遂げたことだけに、2人の記録の価値はさらに高まったのではないでしょうか。
今年のJリーグアウォーズは、12月20日(火)横浜アリーナで開催されます。現在Jリーグ公式サイトでファンサポーター皆様の観覧募集中です。締め切りは来週25日金曜日となっておりますので、お早目に下記サイトからエントリーください!
http://www.jleague.jp/awards/2016/entry.html
また来季の年間シート、ファンクラブ会員の継続または新規の受付をスタートしています。こちらのページからお申込方法や特典などをご案内しておりますので、ぜひともお手続きをよろしくお願いいたします。
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