2018年7月19日

東京戦

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担当:大重正人

まず、5月20日の名古屋戦と同じお知らせをしなければいけないのが辛いです。GK中村航輔選手が相手のシュートに飛び出したところで、相手の足が頭部を激しく打ち付けて、そのままピッチへ倒れこみました。すぐにメディカルチームが呼ばれると、担架で運び出され、救急車で病院へと搬送されました。試合後ドクターから診断結果が届き、「脳震とう」という診断でした。検査の結果は明らかな異常はなく、意識もあり、会話もできる状態だそうですが、今日は安静のためそのまま入院しました。まだ復帰のタイミングをお知らせできる状況ではありませんが、ちょうど2か月前に同じような負傷を負っており、回復の様子を慎重に慎重に見極めながらということになると思います。サポーターのみなさんには大変ご心配をいただいていると思いますが静かに見守っていただければと思います。

その航輔のアクシデントの場面で喫したオウンゴールの1点を跳ね返せないまま、0-1での敗戦。先日の山形戦もそうでしたが、どこか大きく破たんしているようなことはなく、選手たちは新しいサッカーを必死にやろうとして、ボールを追いかけて、相手とぶつかりあいながら、貫こうとしている姿があります。ただ攻撃でも守備でもどこかズレがあるというか、噛み合わないというか、そこはもっともっと整えていかなければいけないのだと思います。

ただプロとして、チームが立ち上がって2か月という状況、どんな状況であれ、勝利をお届けするのが何よりの仕事で、平日ナイトゲームに1万人以上の方が来られた中で、もっともっと自分たちはこういうサッカーを表現したい、こういうサッカーで勝ちたい、そういったものを見せなければいけません。今日、レイソルを応援していただいたみなさんにどれだけ伝わったか。一人一人の頑張りを、チームとして連なる力に。試合はすぐにやってきます。22日日曜日、アウェイでの鹿島戦です。インターバル期間は短くとも、変化している、前進しているという兆しを見せてほしいです。