2020年12月30日

今年もありがとうございました

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担当:大重正人

2020年は今日を入れて、残り2日になりました。いつもなら、選手たちの移籍のお知らせがニュースページに一杯になるところですが、ルヴァン決勝を控えていることもあり、今日のトップ昇格2名の発表が初めての加入リリースになりました。

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まず、大嶽拓馬選手、9月にはトップチーム登録されていたように期待を集めていた左サイドバックです。172cmと大柄ではありませんが、左足での正確なキック、また前へボールを運ぶ推進力も備えた攻撃的な選手です。そしてもうひとりがGK佐々木雅士選手。数々のJリーガーを生み出してきたレイソルアカデミーから、また期待の新人がプロとなります。年代別の日本代表に選ばれ続けるなど早くから将来の飛躍が待たれていた素材です。ツイッターにはユース時代を一緒に過ごした仲間や先輩からもたくさん祝福のコメントが寄せられています。2人はこの秋から、時折トップチームでの練習にも参加しており、プロになる準備を一早くスタートさせています。コメントは下記のとおり寄せてくれましたが、またお披露目の機会には肉声をお届けできればと思います。
https://www.reysol.co.jp/news/topteam/033790.html
https://www.reysol.co.jp/news/topteam/033789.html

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ただ幸いなことに、ルヴァンカップファイナルが1月4日に残っていることもあり、いい意味で年の瀬を過ごしている感覚がまったくありません。チームは、19日の川崎戦のあと3連休でリフレッシュし、そのあとの日月オフを挟んで、ずっと日立台でトレーニングを続けています。

連戦に次ぐ連戦のシーズン。ネルシーニョ監督も「今年は試合に向けた回復がほとんどで、なかなか試合に向けてのトレーニングが積めなかった」と振り返っています。ただ、ここにきての2週間は、久しぶりに当たり前のトレーニングがようやくできている、という感覚です。監督も「技術的な部分、戦術的な部分、やること自体はそれほど変わらないが、より足りなかったものにフォーカスしたトレーニングを積めています。非常に良いトレーニングができている」と、FC東京戦に向けた準備が日々整ってきました。

選手たちの表情も明るく、声もよく出て、充実しているように映ります。ほとんどの選手が初めて迎える「ファイナル」。自然と気持ちも高まり、一日も早く国立で戦いたい、そんな気持ちが溢れています。きのうメディア対応に臨んだクリスティアーノ選手も「私は2015年からレイソルに加入して、ずっとタイトルを取りたいと言い続けてきた。これまでも準決勝と惜しいところまでいったが、今回はあと1試合勝てばタイトルに手が届く。すごく気持ちが高まっています。絶対にこのチャンスを逃したくないです。全選手が決勝でプレーをしたいと思っているので、その気持ちをぶつけてタイトルを取りたいと思います」

あす大晦日、そして正月三が日も返上して、もちろんトレーニングです。3日には新しい国立競技場での前日トレーニングがあります。10月末にスタジアムの下見をさせていただきましたが、東京オリンピックのために作られた最高の施設、大舞台です。バス到着からロッカールームへの導線はシンプルで、ロッカーはとても広く、真新しさで光って見えます。また前日トレーニングの模様、前日会見の様子はお伝えさせていただきます。

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皆様におかれましては、コロナ禍のさなかではありますが、まずは健康で無事に、そして年末年始の楽しい雰囲気をお過ごしください。そのあと、最高の瞬間がやってくると信じて、1月4日をお待ちください。レイソルはあと5日間、最後まで走り続けます。それではよいお年を~