明日はアウェイマリノス戦
担当:笹原麻央
まずは昨日公式Twitterにてお知らせさせて頂きましたが、柏レイソルのファン・サポーターになりすまし、攻撃的な発言、誹謗中傷を伴う看過できない投稿が見られます。SNSが普及した現在、誹謗中傷などは常に問題視されていますが、こうした行動は決して許されるものでありません。
最近では、選手に向けた攻撃的な発言も多く見られます。
応援しているから、勝ってほしいから言っているんだ、そうおっしゃるのかもしれませんが、その言葉を受け取った選手はどんな気持ちになるのか。その言葉で頑張れるのか。胸に湧き出てきたその言葉を文字にして、誰かに届けることで何が生まれるのか、冷静になって考えてほしいと思います。
選手達はプロサッカー選手として、大きな責任を背負いながら勝利のために戦っています。もちろん負けた時は誰だって悔しいし、その気持ちを吐き出したくなる気持ちはわかります。でも、吐き出す場所、方法、言葉を間違えていないか。今一度考えて頂きたいです。
選手たちも人間です。SNS上で、一つの投稿に向けて送ったその言葉は、選手を目の前にしてでも自分の口から言えるのでしょうか。
今はサポーターの皆様も選手たちも、苦しい状況だと思います。レイソルを応援して下さっているからこそ、悔しい気持ちになってくださるのだと思いますが、その気持ちを、ぜひ応援の言葉に、拍手に変えて頂けると我々としては嬉しい限りです。
皆様を笑顔にできるような結果をお届けするために、選手たちは毎日トレーニングに励んでいます。いつか結果が報われるようにと願うばかりですが、皆様も温かく応援いただけると有難いです。
さて、ルヴァンカップの悔しさをバネに迎えるリーグ第15節。今節の相手は横浜F・マリノスです。マリノスはここ5試合連続複数得点。直近の公式戦では3試合で10得点と、攻撃陣の好調ぶりが目立ちます。
「負けているということはまず失点をしているということなので、ディフェンスの選手としてまずそこは問題だと思っている」。4失点を喫した前節の東京戦後、三丸選手がそう話しました。無失点の時間が続けば、最低でも勝点1、そしてチャンスをものにし1点でも奪うことができれば、勝点3に繋がります。
勝点を積み重ねたいレイソルにとって、守備陣の安定が求められますが、明日は強力なアタッカーを擁するマリノスの攻撃を防がなければいけません。
湘南戦では山下選手が今季初先発。後半に1失点こそ喫してしまいましたが、古賀選手、上島選手、大南選手と若い選手達の起用が続いている中、ベテランで経験豊富な山下選手のプレーや声掛けは、きっとチームを強く、一つにするためにとても大事な役割を果たすと思います。
攻撃陣でも、東京戦でビハインドの状況から出場した細谷選手をはじめ、選手たちは最後まで本当に熱い闘志が伝わってくるプレーを見せてくれました。
細谷選手は、今季は昨季までよりも大幅に出場機会が増え、本人としても目に見える結果が欲しいところでしょう。
明日の試合に出番があるかはわかりませんが、出場となればその強気なプレーと熱い闘志で、今季初ゴール、チームを勝利に導く活躍を期待したいところです。
まずは明日、厳しい戦いが予想されますが、ここで勝利を掴み自信を取り戻していけるように。ビジター席の設置はございませんので、闘っている選手たちに、DAZN越しでの熱い応援を、どうぞよろしくお願いいたします。