2021年6月22日

明日は浦和戦

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担当:大重正人

今日14時、U-24日本代表の発表がありましたが、レイソルからの選出は残念ながらありませんでした。古賀選手をはじめ、大南選手、神谷選手、椎橋選手もこのチームに加わったことがありました。特に太陽はここ数年続けて参加していて、レイソルと代表との掛け持ちのなか、本当に休みなくプレーし続けてきました。そしてケガで離脱することもありませんでした。あどけなさから精悍な顔つきにかわり、タフな強い選手になりました。一番悔しい想いをしているのは太陽本人でしょう、でもここまでの選考の一線級に最後まで残り続けてきたこと、タフな道のりを離脱せず歩んできたことを拍手で称えたいと思います。あとになって「今があるのは、あの時の悔しさがあるから」と胸を張って言えるようなキャリアを進んで行ってほしいと思います。

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レイソルは、4月24日以来、リーグ戦は7試合勝利から遠ざかっている厳しい状況が続いています。0-4だったFC東京戦を除けば、すべて1点以内の決着で、大きく崩れてはいないものの、リードできたのはマリノス戦の4分間だけ。なかなか思うような攻撃ができないなか、なんとか粘り強く守っているけれど力尽きるという展開が続いています。後ろからしっかり繋いでいく姿勢を見せるのか、それとも前から来る相手の背後を狙っていくのか、いずれにせよ前線の選手がボールを収めて起点を作り、厚みのある攻撃回数を増やさなければ、ゴールは難しくなります。守備でも前から行くのか、ブロックを作るのか、そうした使い分けは監督が戦術を練り準備していますし、それをどれだけ選手たちが効果的に実行できるか。

先日の浦和vs湘南を見ましたが、3点を取って逆転勝ちした湘南は、浦和のGKからのビルドアップに果敢にアタックをしかけ、ミスを誘発させました。ただプレゼントボールをゴールに蹴りこんだのでなく、そこからボールをつなぎ、またその機を見逃さず、ペナルティエリアへ6人が入っていった迫力あるアタック、スルーを交えた連携などで奪った2点は、我々も見習いたい見事なゴールでした。一方浦和は、前から来る湘南の背中をとり、ユンカー選手がスペースへ飛び出して鮮やかに決めました。いま最も警戒しなければならないストライカーです。

レイソルにはレイソルの戦い方があって、どれだけそれを貫けるか、うまく行かないときに修正が利くか。もちろん決して守備をおろそかにしてはいけませんが、やっぱりホームサポーターが期待しているのはゴールです。単独ではなく複数人が果敢にゴールに向かって走りこんでいく場面を少しでも増やしてほしい。5月5日のルヴァンカップは最後に2点を追いつかれた悔しい試合でしたが、それまでは攻守ともいい内容の試合でした。長いトンネルを抜ける試合になるよう信じて、明日を迎えたいと思います。

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