2022年3月26日

ルヴァン鳥栖戦

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担当:大重正人

ルヴァンカップ第3節。2戦を終えて1ポイントという状況で、ここを落とせば、突破が非常に厳しくなるところでした。1点ビハインドの終了間際に追いつけたこと、ライバルの鳥栖から2ポイントを奪えたことは、大谷選手の言葉を借りるなら「価値ある勝ち点1にできるかどうかは自分達次第」。残り3試合に可能性を残すことができたドローでした。

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前節から1週間空いたこともあり、レイソルはリーグ戦のメンバーがそのまま先発に。その最後方には、代表で不在の2人に代わり、松本健太選手がプロ初スタメンの大役を担い、また猿田選手もレイソルでの初メンバー入りとなりました。「今日のゲームは非常に入りが悪く、前半、ゲーム序盤相手にボールを運ばれる展開が続いた」というネルシーニョ監督の言葉通り、レイソルは後手に回り、相手のシュートで終わるシーンが続きました。ただ松本選手の対応はとても落ち着いていて、落ち着いたキャッチやシュートブロックなど、いい立ち上がりに見えました。

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「その中で自分にボールが来たときにまずはハッキリとしたプレーができたことで自分が慌てずにプレーできた。守備の面でもしっかりいい準備をして、そのいい準備がいいプレーにつながり、どんどん落ち着いたプレーをすることができたと思う」と自身のプレーを振り返りました。だからこそ、惜しかった後半17分のセットプレーのピンチ。果敢に飛び出したものの、相手選手が先に触ってゴールネットを揺らされてしまいました。

「僕自身のポジションが少し低かったとか、ボールが出てから飛び出るのが少し遅かったとか、そういった細かいところで自分に目を向けたら色々と課題がある」。相手の藤田選手はリーグ屈指のプレイスキッカーですし、本当にギリギリの紙一重の対応だったと思います。わずか及びませんでしたが、こうした一線級を相手にした経験は、彼をまたひとつ成長させてくれるはずです。上々のデビュー戦だった、そう拍手を贈りたいですし、今後の飛躍をまた期待していきたいと思います。

前半のサガンの前線はとても機動力があって、レイソルが思うようにボールを運べず、守勢に回る苦しい時間でした。ただ後半から監督が守備の修正を図り、相手のペースも少し落ちたところでレイソルが主導権を握り返しました。シュート数は前半2本に比べ、後半11本。しかしゴールをなかなか破れなかった残り僅かのところ、ルーキー升掛選手がまたもやってくれました。「サヴィオのクロスがすごく良くて、自分は合わせるだけでした。ゴールに向かった強くけることを意識しました。この間は先発で出て2ゴール決めて逆転負けという悔しい結果だった。今日は勝ち点1が獲れて良かった」。目下、ルヴァンカップの得点ランク1位タイ。目覚ましい活躍を続けているユウゴ。明日からは同級生の真家&田中コンビと一緒にU-19日本代表候補キャンプに臨みます。

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3月の5試合を終え、いよいよ来月4月1日はレイソル創立30周年を迎えます。それを記念して製作された限定ユニフォーム、明日からはオフィシャルショップ注文の方もお受け取りになれます。4月2日の磐田戦から、ブラックユニフォームをまとった選手たちとともに、日立台がプリントされ黒く勇ましいユニフォームで共に戦ってください。また30周年記念に向けた企画は、随時スタートいたしますし、記念マッチは5月の試合にて予定しておりますので、また詳細が決まり次第、お知らせいたします。今日は冷たい雨の中、ご来場と応援、ありがとうございました!

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