春季キャンプ初日
担当:大重正人
先週からチーム活動がスタートし、今年も鹿児島県指宿市でのキャンプが始まりました。先週は写真撮影、個人測定、そして2日間トレーニングを積み、日曜はオフ、月曜は一日をかけて指宿まで移動してきました。関東地方が寒波に見舞われているというニュースを見ましたが、こちらは暖かいほどでないものの、それでも寒さを感じるほどではありません。南国のありがたみを感じています。
今日の模様、YouTubeに動画アップしました。それも合わせて読んでいただければと思います。
「ボンジア!」ポルトガル語で「おはよう」の挨拶。ネルシーニョ監督から思いがけない大きな声が出て、ちょっと緊張気味だった選手たちの顔がほぐれました。「トレーニングから100%出していこう。練習で出せないものは、試合で100%出せない。出し惜しみせず、自分が求めるもののさらに上を目指していこう」と伝えました。
今日は1部練習。最初はゆったりめで、徐々に上げていくのかなと想像していましたが、全く逆でした。ウォームアップ、ロンドというところはいつも通りでしたが、そこからフィールド全体を使ってのサーキット。まずは2対2、45秒ほど攻守全力で戦って、そこからジョグで移動しながらダッシュやシュート。これを8セットぐらい繰り返したと思います。
初日とは思えないほど球際も激しく、また周りの選手たちから「いいぞ!」「頑張れ」と声がかかります。何周も重ね、選手たちの息がどんどん乱れていって、初日から本当に苦しそうでした。そんな中でも武藤選手はワンタッチの股抜きで相手を交わすなど、ベテランの技術健在。ラストはそのムトーのダッシュをみんなで励まし、トレーニングをやり抜きました。「初日からちょっときつかったですね」と新加入の山田康太選手。と言いながらも、中村、細谷、古賀、立田の5人と一緒にバー当てを嬉々と楽しんでいました。ボールとゴールさえあれば、彼らは程なく打ち解けられるんだなと。他の選手たちも疲れた体をジョグでクールダウンさせ、笑顔でコミュニケーションを深めていました。夜は今季取り組んでいくこと、目指すところなど50分に渡る熱いミーティング。そこでネルシーニョ監督が「今日はとてもいい雰囲気だった」と繰り返していました。
明日は午前午後の2部練習です。YouTubeの動画ですが回線状況の都合もあって随時だったり、短いものをTwitterにあげたりなど、業務や環境に応じてのアップとさせていただきますので、あらかじめご容赦ください。また感染症対策のため練習見学はできませんので合わせてご承知いただければと思います。それでは今夜は失礼します。