2009年4月29日

今季「初」勝利!

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担当:河原 正明
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ロスタイムに入った直後、また引き分けか・・・という空気を切り裂くような、大津選手の鋭いシュートがゴールネットに突き刺さりました!そして3分後、主審の笛が3度大きく吹かれると、日立台に歓喜の声が沸きあがりました。


お待たせしました!今季リーグ戦初勝利です。
ようやくといいますか、ホッとしたというのが正直な気持ちで、「勝利の女神」も最後の最後までゴール前にきわどいボールを送り続けてくれましたので、緊張の連続する試合展開に、試合後は多少放心状態でした。

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今日のヒーローは北嶋選手と大津選手。「うま年コンビでやりました!」(北嶋選手)。12歳違いのこのコンビ、思い返せばナビスコ杯FC東京戦でも、この二人が起点となって攻撃を組み立て、チームに勝利をもたらしました。その時には「天国のような気分」(大津選手)と北嶋選手とのコンビを例えていましたが、今日も大津選手との組合せで状況を改善しようと送り込まれたベテランが、得点という結果で起用に応えてくれました。

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「なぜそこに?」北嶋選手の同点弾をアシストしたのは蔵川選手。あの場面、右サイドを駆け上がり、中央を通り抜け、「何かの流れで左サイドまで行ってフリーになって」(蔵川選手)クロスを上げたのでした。
そしてもう一人、山根選手も90分走りきりました。「俺が(杉山選手より)先に交代だと思った」というほど前半からハイペースで飛ばしていましたが、「年齢なんてただの数字」、今日はこのアラサー3選手の献身的な働きがチームを救ったと思います。


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監督に勝利を。その勝利はピッチ上で、ベンチで闘った全選手が、そしてスタジアムで応援していただいたサポーターの皆さんがもたらしたもの。
「真さんがやっているサッカーは間違っていない。常に思っているし、公言してきたが勝てないと受け入れられない」とは北嶋選手。それでも今日の勝利で信じて続けてきた自分たちのサッカーが間違っていないことが証明されたのではないでしょうか。高橋「監督」にとってJリーグ「初」勝利は一度きりです。サポーターの皆さんとともにホーム日立台で贈る事ができたことが嬉しく思います。


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会見では「逆襲宣言」も出ましたが、会見後には「本当に肩の荷が下りたよ」とポツリ。
苦しい苦しい試合でしたが、もう3日後には好調の山形戦が待っています。レイソルからレンタル移籍中の長谷川選手、小林亮選手、そして元レイソルの清水選手と縁の選手が多いチームです。
懐かしさは置いておき、我々はチャレンジャーであることを忘れずに、我々も良い方向に向かっていると信じて、「このままブレずに」(高橋監督)また明日から次の戦いへの準備をしていきます。


さて、大勢のお客様にお楽しみいただきましたファミリーJoinデイズ、いかがでしたでしょうか?芝広場でご家族揃って遊ぶ子供たちを見ていると、戦いの前であることをすっかり忘れてしまうほどです。しかし、こういう空間があることが本当に幸せだなとつくづく感じます。運営上、皆様にはご不便をお掛けしていることもございますが、これからも幸せな日立台になるように皆さんとともに取り組んでいきたいと思います。今日はご来場、ご声援ありがとうございました。
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