2009年8月 1日

いよいよ明日、直接対決

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担当:石本瑞奈

日中は暑く、朝晩は涼しい日が続きますが、皆様お体は大丈夫でしょうか。私はこういう気温の変化の激しい時は風邪を引きやすいので、上着を持ち歩いたりして気をつけています。

鹿島戦からあっという間に一週間が過ぎた気がします。もう明日は神戸戦です。今日は試合前日。夏休みということでたくさんのお客さんにお越しいただきました。ありがとうございました。

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さて練習は・・・とグラウンドを見ると、ほぼ全員がピッチの中にいます。赤と黄色のビブスをつけて通常よりやや狭いピッチでリラックスしながらゲームをしていました。どの顔も笑顔で、誰かが失敗するとみんなで突っ込んだり、誰かがいいプレーをすると「ナイスプレー!」の声がみんなから上がっていました。ちなみに2トップの一角?らしきポジションには古賀選手がいました。

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今日は、明日、日立台初采配となるネルシーニョ監督に話を聞いてきました。20日に指揮を執り始めておよそ10日間。その中で監督の考えを少しでもご紹介できたらと思います。

Q:柏の街の印象はいかがですか
A:柏はすごくいい街だと思います。

Q:7月20日から指揮を執り始めて、ここまで約10日。手応えはいかがですか
A:チームは明るく、選手たちはモチベーション高くトレーニングしていますので、いい手応えがあります。いい結果をだせると思います。

Q:今日は明るい雰囲気の練習でしたね
A:これが私の試合前日の練習方法です。一週間の中で、昨日までは緊張した厳しいトレーニングでした。前日は全員がリラックスして欲しい、そういう気持ちで今日のトレーニングをやりました。

Q:日本では17位のチームを引き受けるのは初めてだと思いますが、巻き返しのためには勝利が必要です。そのために一番大事なことは
A:やはり練習が大事です。選手たちは私の練習を受け入れて、モチベーション高くやって、よく理解してくれています。巻き返しのためには一番大事なことだと思います。
Q:ちなみに、海外でも同じような状況で引き受けたことはありますか?
A:ないです。初めての挑戦です。

Q:前節までの記録で、失点数がリーグワーストの40(トップは鹿島の13)です。ただ、鹿島戦は1失点したものの、守備が安定してきたように見えました。具体的にどんな対策をとったのですか。
A:私は、戦術のなかでの役割を伝えました。どういうところでポジションをとるか。それを選手たちが意欲的に取り組んでくれました。

Q:19日の試合後、報道陣に「選手たちの特徴を見ていろいろ整理したい」とお話していましたが、まず選手たちの特徴をつかんで、それをいかしたサッカーをしたいというお考えですか
A:二週間くらいで、選手たちの能力、特徴は把握しました。メンバー構成もできています。ただ、これから選手たちが試合や練習で見せてくれるもので変わってきます。

Q:監督が考えるサッカーとはどんなサッカーですか
A:全てが明確であること。守備は点を取られないように、攻撃は速い攻撃、そして時にはつないでクリエイティブに相手を崩していく。とにかく全てにおいて目的をはっきりしてみんながやることが大切です。何のためにやっているのか、そこのポジションをとっているのか、なぜそうするかをはっきり理解しないといけない。

Q:チームのキーマンをもし挙げるとすれば誰になりますか
A:キーマンを挙げることはしたくない。試合に出る選手も出ない選手も、チーム全員の雰囲気、モチベーションが高い、それが一番大事なことです。

Q:あす、いよいよホーム日立台での初采配ですが、抱負をお願いします
A:一週間しっかりいい準備ができました。選手たちもそれを感じています。いい結果に終わる可能性の高い試合になると思います。

Q:サポーターにメッセージをお願いします
A:グラウンドで頑張っている選手たちを支えて下さい。選手たちにはみなさんの支えが必要です。

監督の最後の言葉が心に染みました。本当にその通りだと思います。
サポーターの皆さま、いつもいつも熱い応援をいただいて、ありがとうございます。
明日は、いつも以上に大切な、浮上するための直接対決です。チケットの方もまだ余裕があります。どうか、一人でも多くの方に日立台にお越しいただいて、今までどおり、熱く激しい応援で選手たちを支えて下さい。我々も精一杯サポートしていきます。

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