非公開のなかから
担当:大重正人
今日はスタジアムを使っての練習。日曜日に対戦するサンガは、相手をしっかり研究して長所を潰してくるチームという印象です。そして鋭いカウンターと精度の高いセットプレーでチャンスを逃さない。今のレイソルの戦いぶりと似通っているところがあります。ネルシーニョ監督がどの選手を起用し、相手のキーマン・ディエゴ選手を抑えるのか。徐々に形が見えてきた攻撃のパターンを増やし、精度を高めていくところ。いまのチーム状況、勝点を奪うために徹底すること。それが選手への要求だったり、練習パターンだったり、非公開練習だったりします。
非公開練習が続いていますが、実際のゲームで、新しく生まれ変わりつつあるレイソルサッカー、ネルシーニョ・フチボールで存分に披露してくれるはずです。サポーターの皆様には残念な思いをさせてしまって、本当に申し訳ありません。なにとぞご理解くださいますようお願い申し上げます。
ただ戦術練習のあとのシュート練習。これが見ごたえ十分!!シューター菅沼選手とGK菅野選手の1対1の勝負です。シジマールコーチのパス出しをミノルが豪快にシュート。スゲがすばらしいポジションでブロック!そのこぼれを素早く詰めるミノルの左足シュートを、左手一本で横っ飛びセーブ。どちらもすばらしいシュートにも関わらずセーブされ、思わず「なんでぇ????」と倒れ込むほど。
以前、菅野選手は代表招集されたとき、報道陣から「誰が一番シュートがうまい?」という質問をうけ、「いや、ウチの菅沼が一番です」ときっぱり断言したことがありました。そんな菅沼選手が決まったと思ったシュートを止め「なんでぇ????」と落ち込ませるほどの菅野選手。チーム内に競争が必要!などといいますが、この二人は違うポジションだけど、明らかに競争しています。ともに、レイソル屈指の「練習の虫」。いい意味でのライバル関係。互いを認め合いながら、あいつには負けたくないという意地の張り合い(に見えました)。
そして、アソシエイツ会員の皆様にお願いがございます。ホームページ上で、会員様専用のアンケートを現在実施しております。日頃からメールや掲示板などでご意見を頂戴しておりますが、改めてチームに対するご要望をいただきたく思います。もちろん不満に思っていることでも構いません。ひとりひとりのご意見を、ひとつひとつ出来る限り改善していくことが、よりよりクラブになるための一歩です。締め切りが明日までとなっておりますので、ご面倒をおかけいたしますがどうぞ宜しくお願いいたします。
最後に、京都戦のマッチデープログラム「Vitoria」での「サポーターズボイス」を募集しています。締め切りは明日28日(金)のお昼頃までです。8月最後のホームゲーム。本当に勝利を渇望し、精一杯闘っているレイソルの選手たちに、どうか熱い応援メッセージをお願いいたします。