2010年1月12日

何度でも

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担当:大重正人

久しぶりの雨の一日でした。にもかかわらず、練習場には元気な声が。自主トレにやってきた選手たちが、ひとつの輪になってボール回し。鬼になってボールを追う菅野選手のフットワークとキレはシーズン中かと思うほど鋭く、他の選手もそれに負けじと熱気を帯びたトレーニングです。

ウェイトルームには、大谷選手と橋本選手の姿が。橋本選手に母校・青森山田高校の話を向けると、「すごく惜しかったすね…」と残念そうな表情に。後輩にあたる背番号10の柴崎岳選手はレイソルの練習に参加したこともあり、「ガクちゃん」と呼んでいた大谷選手も決勝戦をしっかり見ていたそうです。おしくも優勝はなりませんでしたが、優勝した山梨学院高とともに、国立を満員にしたファンの心に焼きつくような、すばらしいゲームを見せてもらいました。

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大谷選手は栗澤選手らとグアムで自主トレをこなし、すこし浅黒い顔になって日立台に帰ってきました。練習を終えると「招待シート増やしたいんだよね」。昨年から実施してきた「TANI SEATS」は毎試合50組以上のご応募いただいて、幸運にも当選された方に「レイソルをもっと好きになって応援してもらいたい」という気持ちを形にして、1年間活動してきました。現在は2人組、3人組の5席分ですが、もう一組増やして「7席」ぐらいに。大谷選手の背番号も「7」ですから、ちょうどいいですね☆ まだ正式な数ではありませんが、決まり次第お伝えいたします。今季も多くのご応募、お待ちしております!

そして山根選手の、JFL・ツエーゲン金沢への移籍も決まりました。昨年の終盤は、どこか穏やかで、もしかしたら、もうやり尽くしたという充実感に満たされているのかとも思いました。でも、それは勝手な勘違いでしたね。。。今年の7月で34歳になるベテランも、プロサッカー選手でいられる幸せの方が上回っていたようです? 満身創痍の中、この試合で潰れてもいいと覚悟しながらの全力プレー。そして無念の負傷が続いていた近年でした。でも、もう一度身体を作り上げ、1年間通してプレーできるところを見せてほしいです。あのボール奪取の戦術眼はまだまだ通用するはず。レイソルのすばらしき一時代を作ってくれた功労者が、もう一度花咲かせるよう、一同祈っています!

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