ダービーウィーク
担当:大重正人
今週から、本格的な夏のスタートです。梅雨明け早々、35度にもなろうかという猛暑に見舞われる日立台。こんな炎天下のなかで走って走って走りまくる選手たちには、本当に頭が下がります。昨日のトレーニングマッチに出場したメンバーは、午前中はリカバリー。室内トレやゆっくりとしたランニングなど疲労をとりのぞくメニュー。そんな彼らに神の恵みが。練習場のピッチで散水作業が始まり、冷たいシャワーがピッチのいたるところに降り注ぎます。
「いやぁ、キモチイイ」とばかりに、水を豪快に浴びる2人。気づけばウェアも身体もビショビショに。水野選手はピッチでクロールまで始め、サービスショットを提供してくれました☆ 少しは暑さもやわらいだことでしょう?
今週はダービーウィークです。前節のジェフ×コンサドーレ戦をテレビで見ました。結果は0-3と点差が開いて、予想以上にビックリされた方も多いでしょう。しかしおなじみアレックス選手の左足のパスはやっぱり正確でまた抜きを連発。ゴールこそ生まれなかったものの、パスワークと前線からのプレッシング、攻守の切り替えの早さは変わりません。大敗直後ということもあり、並々ならぬ思いで乗り込んでくるのは間違いないでしょう。だからこそレイソルは受け身に立たず、自分達から仕掛けるような強い気持ちが必要でしょう。
前節は栗澤選手が、今節はパク選手が出場停止です。不動のレギュラーを欠くところでこそ、チームの総合力が問われます。千葉戦のセンターバックのポジションを誰が埋めるのか。今週1週間はセンターバック選手にとっては大きなチャンスです。渡部選手もそのうちのひとりです。「昨日の筑波大学戦はいいところも悪いところもありましたが、あと一歩二歩直さなければいけないところもわかっています。周りの選手のことは気にせず、自分の持ち味であるポゼッションやヘディングのところで自分らしいプレーでアピールしたい。」千葉にはネット選手という大柄のストライカーがいますが「自分は大きな選手と戦う方がいいです。自分の体格も生かせますから」と闘志を燃やしています。
トップチームの練習のすぐそばでは、かわいらしい女の子によるサッカースクールが開催されました。女子小学生対象の『夏休みガールズサッカースクール』です。千葉・東京・埼玉から3年生から6年生まで約30人が参加。ボールを使いながらのレクリエーションから、パス&ムーブといった基本的プレー、そしてゲームなど。最初は相当にみんなおとなしく、「みんな元気ないよ?」と永井コーチが心配していましたが、徐々に慣れてきたころには元気な声が響き、無事に2時間の長いスクールが終了しました。現在は夏休み中学生スクール、秋季GENTLEMEN,LADIESの3クラスを募集していますので、今度はお父さんもお母さんも参加されてはいかがでしょうか!!
この千葉ダービーは、メディアの皆さんからも注目を浴びています。サッカー専門紙エルゴラッソは、明日水曜発売号で「千葉ダービー特集」が組まれます。ちばぎんカップの時も大きく紙面を割いていただきましたが、今回も「3ページはある予定です!」と田中記者も鼻息が荒いです。大谷選手とジェフ工藤選手の同級生インタビュー。2人はユース時代から名をはせ、高校時代に千葉県選抜で共に戦った仲の良い関係でもあります。千葉県内からエルゴラがなくなってしまうかもしれませんから、明日は朝から駅・コンビニへお急ぎを! スカパーの中継レポーターも2人体制、アフターゲームショーの試合後中継も予定されていて、大いに盛り上げてくれるそうですよ!