2006年2月12日

更新日:2/12 21:53

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本日の担当:横井孝佳

ちょっとひどいんじゃないかと思うんですよ。イヤーブックも無事校了し(ご心配おかけしました。メールなどで励ましてくださった皆様、心から御礼申し上げます。なんとか生きてます!)はるばる鹿児島までやって来たというのに、この非歓迎ムード。「来ちゃったんだ」(北嶋選手)、「種ちゃん帰っちゃうの… (絶句)」(岡山選手)、「2日だけやろ。2日だけなら居ってもええぞ」(石崎監督)。紅一点が帰るからって、そんなに冷たくあしらわなくても。いいじゃないですか、男だけの世界に浸りきりましょうよ、と声を大にするのでした。
まそれは冗談としても(いや本心かも…)、12日間も一緒に生活しているメンバーには既に共同体意識が芽生えていて、後から参加する者が入り込めない空気を感じるのも事実。それを養うのもキャンプの目的のひとつですから、成功と言えるのでしょうけど。チームの団結心と言いますか、選手間の距離が近くなっている雰囲気があり、順調に日々を過ごしてきたことがうかがえます。
今朝羽田を発った私は、午後練習から参加しました。国分運動公園に着き、思い思いにアップする選手たち。石崎監督がホイッスルを鳴らし「集まって!」と号令をかけると、選手・スタッフが監督の下へ駆け足で集まるのです。おぉ、聞いてはいたけど覇気があっていい感じ、と思いつつ後ろから写真を撮りながら歩いていくと、「はーい横井くん腕立て10回ね」と石崎監督。えええ!!! お、俺もですか!? あとでトレーナーの荒川さんが「最後のやつにはスタッフでもペナルティがあるんだよ。ヘタに行くからいけないんだよ」。先に言ってくださいよ…。キーボードを叩くくらいしか使っておらず、すっかり衰えた二の腕に腕立て10回は効きました。
本日午後のトレーニングメニューは、軽いランニング、ボールを使ったアップ、選手が4組に分かれて、2組ずつ対戦形式のボール回し、そして9対9のミニゲーム。ミニゲームでは、ゴールが多少前に置かれていましたが、フィールドの幅は公式戦と同様で、ピッチの幅を目いっぱい使ったワイドな攻守が繰り広げられていました。おぉ、噂には聞いていたけどプレスが効いてる。ボールを持った選手を守備側が複数で囲んでプレッシャーを掛け、奪ったら素早く攻撃。それが繰り返し行われますから、いやが上にもスピーディで目まぐるしい展開になります。この調子でシーズンインすれば、皆さんにかなり面白いフットボールをご覧いただけそう。ぜひご期待を!!
本日面白かったこと。トレーニング終了後、ディエゴ選手から夜のマッサージを依頼された大津トレーナー。快諾した後に、なぜか鼻血が!「大津さんがジエゴとの 2人きりの夜を想像して鼻血出した?!」と周りから囃されてました。ちなみにディエゴ選手は、チームではジエゴと呼ばれてます。普段は笑顔の絶えない陽気なブラジル人ですが、ゲームでは豹変したように目つきが鋭くなるのが印象的でした。
さて、最後に別メニュー組情報をお伝えします。本日別メだったのは、宇野沢選手(右足首を傷めています)、中谷選手(左足首の捻挫)、山下選手(昨季の手術のリハビリ)、そして小林亮選手。小林亮選手は、右足の外側を傷めたようです。「名古屋との練習試合の辺りから違和感があったけど、今朝はすごく痛かった」とのことで、今日のトレーニングは回避しました。早く回復することを願っています。
それでは18日のキャンプ打ち上げまで、私の広報日記にお付き合いください。レッツゴー男だけの世界!!