グアムキャンプ3日目
担当:大重正人
「去年はスコールがありましたけど、今年は天気に恵まれていますね?」という言葉が聞かれるほど、晴れ渡る青空のもとトレーニングが続いています。今日の午前のフィジカルは、長距離を走るのではなく、短距離系のダッシュを交えたトレーニング。そして二人ペアとなって、パス&ムーブしながら最後はクロスからのシュート。高橋監督からは「ノッキングしないように!」という声が響きます。パスが足下に入りすぎて、二人の動きが止まらないように。基本動作の繰り返しが、堅実で美しいパスワークにつながっていきます。
午後は2対2。2グループに分かれ、昨日の1対1のしかけに加えて、今日はマークの受け渡しや声を出してのコミュニケーションを目的としたトレーニング。ここで指揮、指導したのは井原コーチと石川コーチでした。「2人もいいところを持っているし、しっかり指導してほしい」と高橋監督がその意図を教えてくれました。選手たちにとっても新鮮でしょうし、コーチングスタッフのモチベーションも高まるはず。新しくなったレイソルの一端がここにも見られます。
そんな井原コーチにハプニングが。ポポ選手の強烈シュートがパス出ししていた井原コーチに直撃!「さすがアジアの壁だよ?!」と北嶋選手の突っ込みに選手たちは大爆笑。照れくさそうなコーチでしたが、レイソルらしい明るく楽しい雰囲気にどんどん染まっていると思います!
今日は趣向を変えて、選手・スタッフがどんな食事をしているのかをお伝えしましょう。
これは渡辺光輝強化部スタッフが盛り合わせた昼食です。バイキング形式で白米や味噌汁といった日本食もありますし、パスタやそばなどの炭水化物も充実。もちろん肉や魚、そしてサラダやフルーツなど、バランスのよい食事を個々の選手たちが考えて摂取しています。しかしこの配膳を見た、鎌田&村上選手が一言物申します。「乳製品がないですよ。とにかく乳製品は摂ったほうがいいです」。昨年の新人時代にしっかりと栄養指導を受けてきた成果?栄養士の方も喜んでいただいているのでは!
夕食後には、ドーピング検査の変更事項説明。選手たちが食堂に集まり、しっかりと話に聞き入ります。それが終わった後、大谷選手から「ちょっと選手はそのままで?」と声がかかります。「今季の目標をみんなで決めたいと思います」。去年のように勝ち点にするのか、順位にするのか、また別のものにするのか。意見を募りながら、多数決をとっていった結果……ひとつの結論が出ました。その発表は、きちんとチーム内で伝わって正式決定してからお知らせしようと思います。今しばらくお待ちください!
それでは今日はこのあたりで。