2006年6月 7日

更新日:6/7 22:53

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本日の担当:横井孝佳

心身ともに疲れました…。アウェーで行われた神戸戦、先制されるも何とか追いついてのドロー。先ほどまでの激闘の舞台、今はしんと静まり返ったウイングスタジアムのベンチで広報日記を打ち込んでいます。
前半の序盤にチャンスがあったものの、それ以外の時間はほとんど神戸に押される苦しい試合展開。相手は中3日、レイソルは中10日で臨むという、有利な条件。しかし今の神戸は上り調子なうえに、首位のレイソルを倒して波に乗ろうという強い意気込みが感じられ、レイソルは気おされてしまった感があります。しかし、今日も後半終盤の得点で同点に。身体が動かなくなっても最後まで諦めない精神力、その点は、選手たちを褒めてやってください。

試合が始まる前はかなりわくわくしてたんですけど…。この試合でドゥンビア選手がデビューすることは、かなり早い段階から見込まれていました。彼のスピード、身体能力がどこまで通じるか、楽しみでしかたなかった。本人もコメントしているように、まだまだフィットしているとは言いがたいものの、今後に期待を抱かせるプレーもありました。鈴木達也選手がケガで戦列を離れている今、裏への飛び出しや相手を翻弄するスピードを発揮できるプレーヤーとして、石さんの期待も大きいようです。
そのドゥンビア選手、チーム内では「バネ」と呼ばれています。昨日、通訳の伊藤さんを介して「バネってどんな意味なの?」と聞いてみました。
ドゥンビア選手は、「僕もわからないんです、本当に。でも物心ついたころからバネって言われていたんです。僕の出身地の辺りでは、『ドゥンビア・セイドゥ』という名前はありふれていて、もし『ドゥンビアはどこだ』ってヨコイが聞いたとしても誰もわからないでしょう。でも『バネはどこだ』と聞いてくれれば、すぐわかるはずですよ」と。
「日本じゃバネって、スプリングっていう意味だよ。ぴったりだね」
と言ったら「そうなんですか」と喜んでいました。
次の試合こそ、彼が“バネ”のごとくピッチを駆け回る姿を見たいものです。

今日勝てなかったことで、次のヴェルディ戦は絶対に負けられない試合となりました(いや、全ての試合がそうなんですけどね)。開幕の湘南戦の後、そして先日の鳥栖戦の後を振り返ってみても、今年のレイソルは、勝てずに引き分けた試合の後、その悔しさをぶつけていい試合をする傾向があります。きっとヴェルディとの試合でもやってくれると信じています。チケットは残りわずか。ぜひレイソルイレブンの奮起する姿に、スタジアムでご声援をお送りください。

それにしても、今日は返す返すも気疲れしました。平日の神戸に駆けつけてくださったサポーターの皆さん、今この時間も、家路を急いでいる方がいらっしゃることと思います。どうか十分にお気をつけてお帰りください。
疲れた原因は、サーバが重かったこと(たぶんアクセスが多かったため)、電波状況が悪かったことで、速報がなかなかアップできなかったことも一因。今日の速報は、いつもよりテキスト量が少なくなってしまったことをお詫び申し上げます。
そういえば、今日は神戸への到着がギリギリになってしまって、神戸牛を食べられなかったのです。これも苦戦の一因でしょうか。神戸牛といえば、間近で見たモーヴィは、表情といい仕草といい、なかなか可愛いかった。ヴィッセルガールも(笑)。しかし、レイソルのノリには合いませんね。やはりレイソルには、レイくんのはしゃぎっぷりやサポーターのネタ(まさか村上ファンドで来るとは…)が似合っているなあ、と改めて思いました。そんな神戸の夜です。