食事もしっかり自己管理
担当:大重正人
キャンプ帯同4日目。横井広報が予約満載御礼DVDの打ち合わせで、都内へ逆日帰り出張。今日は新人広報ひとりでの1日となり少々不安でしたが…。Jリーグ映像さんの取材があり、石崎監督ほか南・岡山・古賀・阿部吉選手の計5人のインタビューも無事時間内に終わりました(日比野レポーター様ありがとうございました)。今日の模様はJ's GOALのフォトニュースでも紹介されていました。インタビュー動画は随時公開予定のようなので、そちらもお楽しみに。
今日は晴れ間がのぞいたと思えば、冷たい風が雲を運んできて暗くなり、一時は小雪も舞い落ちる、目まぐるしい空模様でした。スタンドに来ていただいたファンの方も、さぞかし寒かったと思います。午前中には、なんとはるばる大阪からいらしたという母娘様にごあいさつ。こちらが名乗る前に大阪弁で「オオチョウさんですよね?」と言われてビックリしました! 広報日記を読んでくださったそうで、激励のお言葉まで頂戴しました。こうやって初めてお会いする人にも存在が伝わっているということで、使命感をもって仕事にあたらなければならないという、引き締まる思いを感じました。お目当ての柳沢隼選手は、2月3日まで福島・Jヴィレッジでの新人研修会に参加中ですが、4日には合流予定ですので、いましばらくお待ちくださいませ。。。
毎日、宿舎から国分運動公園まで、選手たちはバスで、スタッフはレンタカーのボックスカーに分乗して移動しています。今朝はその車中で、栄養士の菅(かん)さんとお話させていただきました。昨年の8月からレイソル選手の食生活、栄養指導にあたっているそうで、このキャンプでは選手やわたしたちがおいしく頂いている最中に、菅さんがメモをとったり、写真を撮ったり、選手にアドバイスしたりと、自分の食事は後回しにして働かれている姿が目に映ります。
やはり選手個々の体重、体脂肪率などによって、勧める食事も違ってきます。例えば李忠成選手は筋肉がよくつくようにたんぱく質を多めに、、リハビリ中の北嶋選手は、体重がオーバーしないように炭水化物を少なめにして、その分野菜を多くしてお腹を満たすなど。バイキング形式の食事で、好きなものを好きなだけ食べられる状況だけに、そこは選手個人に自制を促し、みずから考えて配膳するように指導しているそうです。
「じゃあ、栄養のバランスをよく考えている選手は?」と質問してみると、菅さんから「ドゥー(近藤選手)かな」と返事がありました。普通の選手はごはんや肉類などの主食をとったあと、最後にフルーツやヨーグルトなどのデザートを取りに行くけれど、近藤選手は最初からデザートもお皿に盛ったうえで、全体的によく考えられたバランスのよいメニューを選んでいるとのことでした。
選手たちは毎朝の食事前に体重測定が義務付けられていて、オーバーウェイトの選手には、やはり菅さんも注意しているそうです。「ボクサーのように一気に落としては毎日の練習ができなくなるし、1日300gぐらいの世界で減らすのが理想です。サッカー選手は1試合で使う体力が大きいので、しっかりと1年間戦える身体をつくらないといけないし、そこは難しいところ。でも多くの選手が自分の身体のことを考えて、栄養摂取への意識も高まってきました」と話してくれました。
しっかり練習して、しっかり食べる。体力作りの基本ですね。今日のディナーには、鹿児島名産の豚肉をつかった、豚しゃぶが登場。選手たちも待望のメニューだったらしく、目の色を変えていました。私も太らないように、過剰な食事は避けようと努力していますが、、、明日のメニューに好物が出たとしたら、きちんと食欲を抑えられるか、自分との戦いです。それでは。。。