主力激突!ジェフ戦
担当:大重正人
今週は国際Aマッチデー。代表戦が組まれる代わりに、日本だけでなく世界各国もリーグ戦はお休みです。日本ではナビスコカップの準決勝第2レグが行われるなか、柏レイソルは、ジェフ千葉さんとの練習試合が組まれました。ともにナビスコカップは敗退。来週のリーグ戦まで間隔が空くだけに、試合勘を損なわないよう主力選手が大挙先発。相手の話をしてはなんですが、羽生選手、佐藤選手、山岸選手、レイナウド選手などお馴染みの選手ばかり。両軍ともにたいへん豪華な布陣で、観戦に来られた方にとっては無料でおトク感たっぷりの試合になったのではないでしょうか。
前半はレイソルの攻勢に見えました。右サイドバックの小林亮選手が持ち上がると「2対1を作れ!」という石崎監督の指示通りに、太田選手とのコンビネーションで右サイドから攻めあがります。前半16分のコーナーキックのチャンス、ファーサイドで古賀選手が頭で折り返すと、北嶋選手が待ってましたとばかりに頭で押し込んで先制!先週のサテライトゲームでは惜しいゴールチャンスを逃しただけに、北嶋選手本人も監督スタッフもサポーターにとって待望のゴール。「古賀がいいボールを返してくれたから。同級生ホットラインでゴールできました」と満面の笑顔でした。
さらに後半も大久保選手が前線で身体を張って、PKのチャンスを得ると、永井選手が落ち着いてゴールし、2点のリードを奪います。しかし、メンバーを少しずつ入れ替えていく中でだんだんとボールを奪われるシーンが目立ち、残りわずかのところで連続失点してドローとなりました。
これは前半もそうでしたが、連動的にすばらしいプレスをかけてボールを奪い、さあ攻撃へ。前を向いてパスなりドリブルで前進して、さあこれが通ればラストパス!というところで惜しいパスミスがあって、シュートを打つまでに至れません。すごくいい形で奪っただけに、シュートへ持ち込めないことが残念無念。先日戦ったガンバは、そういう場面で落ちついてパスをつなげる。だからシュートチャンスが増えるし、だからこそあの順位にいられるのでしょう。この課題をクリアしないとTOP3への道は開かれません。選手たちもそれを強く意識していることでしょうし、日々の練習で努力あるのみです!
今日は、後半5分から藏川洋平選手が出場。スタンドから大きな拍手で迎えられました。クラらしい右サイドから果敢なオーバーラップで攻めあがり、クロスを上げるなどさすがのプレーを見せてくれましたが、、、「まだまだですね」とプレーの精度には納得がいかない様子。それでも「やっぱりゲームはいいっすね☆」と久しぶりの対外試合を無事に戦い、復帰への第1ステージをクリアしたことについては、安堵の表情を見せてくれました。あと1週間あります。復帰に向けてオールドルーキーが再発進です!!
話は試合前に戻ります。ジャパンブルーのシャツを着た方たちと、レイソル&ジェフの選手たちで記念撮影を行いました。昨日のHPでも告知いたしましたが、CPサッカー(脳性まひ7人制)日本代表のみなさんが来場されたのです。日立台の臨場感というか、スタンドとピッチの近さに感動され、試合後にはピッチでボールを楽しそうに蹴る姿も。両チームの選手が日の丸にサインを書き入れ、世界を目指して戦う同じフットボーラーとしてエールの交換です。
今日のスタンドでもチラシが配られましたが、「CPサッカー日本代表応援プロジェクト実行委員会」の活動がホームページでも見られます。たとえばCPサッカーって、7人制の場合、ピッチの大きさは70×50mで、ゴールの大きさは5×2mだとか、いろいろ興味深く新しく知ることばかりです。11月5日から遥か遠くブラジルで世界選手権を戦い、好成績を収めれば北京パラリンピックへの出場が叶います。その活動に興味をもたれた方、ぜひ応援したいという方は、http://www.dcns.ne.jp/~cpsoccer/supportpj/index.htmをご覧下さい!
そして明日も日立台でゲームです。サテライトリーグ最終戦、vs仙台戦が午後2時から行われます。無料ですのでぜひご来場いただき、勝てばグループ優勝が決まる一戦に大きなご声援をよろしくお願い致します。