2008年2月19日

鹿児島キャンプ10日目

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担当:桜林 舞

快晴に恵まれた鹿児島キャンプ10日目。午前午後の2部練習が行われました。全国的に寒さの厳しい今年の冬。鹿児島も例外ではなく、キャンプ中も「ずっと寒い!」とのことでした。特に国分運動公園は少し高台に位置していることもあり、吹きつける風が冷たいので気温よりも体感温度はずっと下がるのですね。風がなく日が差していれば暖かいということでしたが、今日は風もそんなになく、キャンプ中でも暖かい日だったようです。

「昨日半日リフレッシュして、身体は十分休まったと思う。だいぶ別メニューから全体練習に合流できる選手も増えてきた。今日からまた気持ちを新たに練習に取り組んでいこう」と練習前の訓示にて石崎監督が喝を入れます。古邊コーチのもとフィジカルを中心としたトレーニングが続きますが、「選手たちもフィジカルばかりでは飽きるじゃろ」と午前練習の半分は石崎監督のもとでオフェンスの練習が行われました。「飽きるじゃろ」というのは石さん流の冗談であり、キャンプも後半に入り、いよいよ攻撃面での戦術も煮詰めていく段階になったということなのだと思います。「今までディフェンスの練習が主だったから、攻撃の練習なんて珍しいね。キャンプで初めてかもしれない」と近藤選手が呟いておりました。

【みごとな快晴の中、オフェンスのコンビネーションが何度も試されました】
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【中盤の要、山根選手も砂煙があがるほどのステップを披露】
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【左から永井選手、小林選手、林選手、酒井選手】
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先日より、明治大学から練習参加している林陵平選手は185センチと長身のFW選手。ヴェルディユース出身で昨年は横浜FCの特別指定選手でもありました。いろいろなクラブを見てきている林選手ですが「レイソルは本当にみんな明るいですね。声がものすごく出ていて驚きました」と鹿児島キャンプでのレイソルの印象を語ってくれました。明日の清水エスパルスとの練習試合にも出場する予定です。

【午後には後援会の方々が激励に訪れてくださいました】
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「はるばる鹿児島まで足を運んでくださいましてありがとうございました。皆さんのご期待に応えられるよう今年もチーム一丸となって戦いますので、引き続き応援をよろしくお願いします」と石崎監督。チームには鹿児島牛のステーキが差し入れされました。

【10対10の前に選手同士でミーティング】
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選手が戻ってきたこともあり、午後は10対10のトレーニングが行われました。取り組む前に選手たちで話合いをするように促します。青チームは大谷選手、赤チームは永井選手が中心となって。いままでも選手たちでの話合いの場が実戦形式の練習の前に行われることはありましたが、午前練習も含めここまで徹底して事前ミーティングに臨むのは今年からのように思います。今年のチームの目標も選手たちで決めたことも、自分たちで考えるということを意識して練習が行われています。竹本GMも「言われたことだけやっているだけではプロではない」と述べていました。進化し続ける石崎レイソルはこうしてさらなる高みへ歩を進めています。

明日の清水エスパルス戦は11時から、鹿児島市内のふれあいスポーツランドで行われます。45分×2本で、リハビリ中の選手以外は全員参加する予定です。鹿児島キャンプ中4試合目、最後の練習試合となります。お近くの方は、是非見学に来ていただければと思います。

また、最後になりますが、本日2月18日より柏レイソル公式オンラインショップ「e-Reysolista(イーレイソリスタ)がサービスを開始いたしました。遠方の方や、レイソルグッズを今すぐ欲しい!と思った方が、PCおよび携帯を通じて気軽にグッズを購入できるようになりました。オフィシャルファンクラブ「アソシエイツ」会員割引も、レイソリスタでお買い求めいただくのと同様に、適用されます。(一部除外品はございます)こちらもぜひご利用いただければと思います。