2010年7月28日

1,000km飛び越えてようこそ

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担当:河原 正明

 今日の午後、ロアッソ熊本よりGK 稲田 康志選手の新加入を発表しました。今朝熊本を立ち、約1,000kmの旅。午後2時にクラブハウスに到着。その後契約をしてコメント取り・・・そして落ち着く間もなく夕方から早速練習に合流を。

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 まずはウォーミングアップ、そしてミニコートでの8vs8の練習に。ここでは本人も「まさか」のフィールドプレイヤーからのスタート。これは3チームがローテーションしてのトレーニング。毎回GKは1人外れるだけのためでしたが、黄色ビブスのチームメイトと握手をして、GKグローブを付けてフィールドに飛び出したのは少々面白かったです。それでも「ビックリしたけど、いい感じだったでしょ?」と自画自賛のボールさばきを見せてくれました。もちろん本職に戻れば果敢なセーブにコーチングと持ち味を発揮しようと懸命のプレーが目に付きました。
 
 実は稲田選手、シジマールGKコーチとは浅からぬ縁が。大阪学院大4年(関西流で言えば4回生)時にGKコーチとして指導を受けたことがあります。「4ヶ月だけだったんですが、その後は初めて関西リーグを制覇できたんですよ」。稲田選手は守護神としてまた主将として、大阪学院大に史上初となるタイトルをもたらしたのでした。

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 4年ぶりの再会となったシジマールGKコーチも「イナダはハートが強いし、練習もダイスキね!人間も良いGK」と話してくれました。稲田選手も「楽しかったです。シジマールの練習もそうですが、まわりの選手のレベルが高いのでね。明日からまた一生懸命練習します!」と初日の感想を話してクラブハウスの中へと消えて行きました。

 突然の吉原選手の引退。川浪選手はU-19日本代表で留守がち。そんな状況下でまさかの前節の退場劇。いろいろありますが、またGK陣は4人となりました。もちろんどの選手にとってもライバルが加入してきたことには変りありません。が、「すぐにファミリーになるから」とシジマールGKコーチが話すように、切磋琢磨していける間柄でありかつ強い絆を持った仲間として良い関係を築いてほしいものです。サポーターの皆さんも応援よろしくお願いします!

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 最後に、日本クラブユースサッカー選手権 アディダスカップ2010で、レイソルU-18が決勝トーナメントで浦和レッズU-18を破り準々決勝を突破、30日(金)に行われる準決勝に駒を進めました。OBの茨田選手も「昼に勝ったのは聞きました。山嵜(FW)がスゴイですね。自分たちの代は勝てなかったのでタイトル目指して欲しい」とエールを。次の相手は予選リーグでも戦った名古屋グランパス。予選では2?1と勝利しましたが、リベンジに燃えるであろう相手は難敵です。会場はニッパツ三ツ沢球技場で、16時キックオフです。お時間のある方は再び三ツ沢へ。ちなみにバラは「決勝は観にいこうかな?え、徳島戦と同じ日?だめじゃないですか・・・」トップもしっかり勝って帰りましょう!では。