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担当:河原 正明
日立台ダービーの喧騒はすでに去り、朝からトップチームは練習を行いました。昨日はオフ、天皇杯レイソルU-18戦の先発出場メンバー以外はオフ明け恒例の2部練習で汗を流しました。
その天皇杯2回戦は酷暑の中でのゲームでしたが、日本各地で選手・ピッチのコンディションに悩まされてJ1チームが5つも敗退という前代未聞の下克上を生み出しました。その中でもレイソルは若いU-18 を相手に最後まで走りきることができました。
それは、これまでに何度も選手たちが口にしているように「日ごろのトレーニング」の成果。今日もピメンテウフィジカルコーチがきつめの負荷をかけたトレーニングで選手たちの体をいじめ?鍛えぬきます。
去年の7月に会報誌「日立台通信」で取材をしましたが、その時話した「私の仕事は監督の作戦ボードにすべての選手の名前を載せること」という言葉が非常に印象深いです。今日も「ヒャクパーセントデ!!」の声がとどろきましたが、その裏には勝利のメンタリティーを持ちえる選手たちには容赦なく要求し、徹底して準備して試合に臨むという監督と同じ信念とプライドがあります。
一方では特に試合に向けた体調コントロールはもちろんのこと、特に夏場の試合後はトリートメントを重視するといった部分で今までにはないトレーニングにも驚かされました。そうしたケアの部分と強化の部分が良いバランスを保っていることが昨年からケガ人が少なくなってきている理由の一つでもあるでしょう。まさに「ザ・仕事人」です。
午後からの練習にはU-18から秋野、小林の両選手が練習参加しました。日曜日の広報日記にもありましたが天皇杯翌日にも公式戦を戦い、昨日は久々のオフ。でも高校生は学校も休めません。
ちなみに天皇杯のことは学校で話題になった?と聞くと「僕は(TV取材を受けたことは)あまり話していないのでそんなに・・・みんな勉強が忙しいんです(笑)」と秋野選手。対照的に小林選手は「友達もたくさん試合を見に来てくれました!」とどうやら頼もしい応援団がついていたようです。
たくましい若き18歳が2人加わったレイソル、週末の札幌戦に向けて100%の準備をしていきます!チケットは好評発売中ですので、まだお買い求めでない方はぜひお早めにどうぞ!