2005年10月 1日

更新日:10/1 22:8

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本日の担当:横井孝佳

残留を争う神戸に日立台で勝利! しかもホームゲーム3連勝! となれば祝杯の一つもあげたくなるところですが…どうも素直に喜べないのです。
立ち上がりはレイソルの良さが出ていました。大谷選手のカットからスルーパス、そしてレイナウド選手の冷静なシュート、素晴らしかった。GKと対峙したときのあの冷静さこそ、これまでレイソルの選手に求められていたものです。ところが、その後は一転ヴィッセルペース。速報にも書きましたが、ほとんどの局面で神戸に負けていたような…。いつも以上に長く感じられた90分でした。
良かった点は、監督も指摘していたように守備陣の奮闘でしょう。ガンバ戦、磐田戦に引き続き、非常に集中した気迫あるプレーで、ゴールに鍵をかけていました。三浦アツに何回転もされ(ルーレットのことですよ)、あのヤバいクロス、FKを乱れ打たれ…それでも耐え抜いたDF陣。ホントに頭が下がります。
今は勝ち点を積み重ねることが何よりも重要ですから、この結果は喜ぶべきなのでしょうけど、やはり物足りない。その辺りは当事者たる選手、そして監督をはじめとするスタッフが一番よく理解しています。2週間後の次節までには修正してくれるでしょう。
喜べない二つ目の理由は明神選手のケガ。心身両面でチームを支える明神選手の途中退場は痛かった。気になる症状ですが、右足首の捻挫らしく、明日病院で検査を受けることになりました。病院に直行しないということは、最悪の状態(骨に異常など)ではない模様。それは不幸中の幸いでした。検査結果は、週明けにでもお知らせします。

なお、明日午前中に予定されていたトレーニングは中止となりました。見学を予定されていた方々、まことに申し訳ございません。また、火曜日には若手選手のみ午後1本のトレーニングを行います。主力組にとっては3連休となるわけですが、ここでしっかりと疲労を回復し、リーグ戦終盤の山場に向けて、自らの身体をケアするための措置です。何とぞご了承くださいますよう、お願い申し上げます。