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担当:河原 正明
昨日お知らせの通り、浦和レッズ戦に向けて今日から連日の非公開練習が始まります。今回は違う大会ですが7日間で2回対戦します。同じ相手との2連戦は、国内ではあまり多くないケースです。レイソルは最近では2011年7月にベガルタ仙台とアウェイでナビスコカップ→リーグ戦と5日間で2試合を続けて戦いました(もっともそのときは7月に3度も仙台と対戦したのですが)。その後はACLなどでも連戦や同様の経験を積み「そんなに気にならない(工藤選手)」と言い切る選手もいます。ここ数年でグッとメンタルでも鍛えられているのが窺えます。
その今日の練習ですが、非公開なので詳細は省きますが、青空の下でのトレーニングになりました。
さて、今週は引続きナビスコカップ決勝に向けた事前取材が続きます。来週火曜日に発売の週刊サッカーダイジェストでも特集が組まれます。今回は1999年にJリーグ昇格後初のビッグタイトルとなったナビスコカップ優勝メンバーで現在もクラブに在籍するメンバーに集合してもらいました。
下平U18監督、酒井U15監督、渡辺毅U12監督に平山U12コーチです。この4人、いずれも1999年の決勝戦で先発出場しました。当時の選手が現在もこれほどクラブに在籍しているのはレイソルならでは。普段教えてもらっているアカデミー生たちは「知らない」とは思いますが、14年前にいずれも主力選手としてクラブの第一期黄金期を支えたメンバーです。
4人には当時の思い出や、どのように試合に挑んだのかなどたっぷりと話してもらいました。 中でも「実は何度かあの試合を見返している」という下平U18監督の記憶力には他の3人も「細かいところまでよく覚えているね?」と感嘆しきりでした。そしてもちろん今だから話せるウラ話も。
そして取材後にピッチで撮影を。4人揃ってというのはなかなか機会がなく、現役引退後初の4ショットも撮りました。
撮影後にカップを手にした平山コーチは「こんなに重かったんだ」としみじみ。決勝戦は先発出場するも途中交代で本人は納得いかなかったのか、表彰式後に回ってきたカップを「そのときはあまり関心がなくって(苦笑)・・・すぐに隣の人に渡した」と白状を。実はナビスコカップの優勝トロフィーはあのティファニー社製の純銀製。それだけにずっしりと重いのですが、改めてその「重み」を感じた4人から現役選手たちのメッセージは「絶対にタイトルを取ること!」。先輩たちも見守る中で10日後にキックオフです。
今回の取材記事は来週発売のサッカーダイジェスト誌で、そして試合当日に配布する公式プログラム"Vitoria"でもご紹介予定です!お楽しみに!
さて、今日・明日の練習に続き、急遽金曜日の練習も非公開練習となりました。見学はできませんので何卒ご理解ください。