2005年11月 4日

更新日:11/4 18:49

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本日の担当:飯田正吾

昨日の激闘?PK戦の勝利、なんかすっきりしない一日となりました。
ゲーム内容は問題だったと思いますけど・・・。神戸3人が退場、11人対8人の数的有利の状況。神戸のシステムは、4?3?0。とにかくPK戦に持ち込むことが第一優先に戦っている相手。どういう戦い方が一番有効か悩みますね。延長戦前には、早野監督からも入念な戦術の指示が出ておりましたが、簡単にはいかないものだつくづく思いました。そんな試合であった為、神戸守備の崩し方に非常に興味があったため、知っている指導者に聞き回ってみました。基本的には、ゴール前を固めたチームに対しては、ゴール前から相手を引き出すことがセオリー。その崩し方のパターンとしては、サイドでボールを保持し相手を引き付け、ゴール前を薄くさせる。サイドから逆サイドへの早い展開で、相手を揺さぶって中央を薄くする。ミドルシュートを多くし、相手を引き出すなど。うーん。選手たちも分かってるはずなんだけど、上手くいかないんだなあと。そんな聞きまわっている時に、元柏レイソルに在籍していた、ホン・ミョンボ選手やユーサンチョル選手の通訳が、たまたま試合観戦していた為、試合後に神戸戦の戦い方について聞いてみたところ、韓国では、数的有利になった場合、時間的余裕があっても、パワープレーに徹するそうです。ゴール前にどんどんボールを放り込み、そのこぼれ球を狙っていく戦法。確かにそういう戦法も一つ。特に韓国の場合、強靭なファードが揃ってるから考えられます。指導者曰く、ゴール前を固めた相手を崩すことが一番難しいとのこと。しかし、それを崩しゴールを決めた瞬間は、指導者としての充実感は最高だそうです。長くなりましたけど、チームも昨日の試合については反省していると思います。内容はともかく、勝利というキッカケで次節の新潟戦では、素晴らしいパフォーマンスで勝利を期待します。
最後になりますが、明日はチームとクラブがお休みとなります。誠に申し訳ございませんが、明日の広報日記は休日とさせて頂きます。