2006年1月14日

更新日:1/14 22:26

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本日の担当:横井孝佳

平山選手が契約を更改しました。更改完了の知らせを聞いて、即HPにアップ。ちょうど鈴木将太選手加入のニュースをお知らせしようとしていたタイミングでした。皆さんにお知らせ出来たことをうれしく思っています。
平山選手からは何日か前に、「オレ、レイソルに残るよ」と残留の意思を直接聞きました。その言葉を聞いたとき、たしか私は眉毛がハの字で上唇と鼻がくっついた顔をしていたような(イメージわかります?)。「柏、草刈場!!」といったセンセーショナルなタイトルの記事が相次いで掲載されていた頃だけに、残留宣言が心底うれしかったのです。その後条件面の話し合いなどを行い、今日の発表に至りました。

昨日もスポーツ紙の記者さんが来ていたので、グイグイいじめてしまった私です。「草刈場とかじゃなくて、もっとさあ、ポジティブな記事書いてくださいよ」と。記者さんは申し訳なさそうに釈明していましたが。
新聞に限らずマスコミは見出しに刺激を求めますから、主力選手の退団を草刈場と比喩されるのは仕方がないのかもしれません。そのたとえに乗って言えば、草が刈られたあとの畑に顔を出している、若草たちにも目を向けてほしい。陽の光も十分届くようになり、これからますます成長するでしょう。加えて、他所の畑から植えかえてきた草もあります。派手な花が咲く品種ではないかもしれませんが、日照りにも寒さにも負けない、強く、まっすぐ天へ伸びる草が。
同時に土壌改良も進めなくては。良質な作物がたくましく育つ畑に。そして少々引っ張られたくらいではビクともしないほど、しっかりと根を下ろし、根を張れる畑にしなくてはなりません。幸いこのたび、東京農大で開発された土壌改良剤兼肥料「ノブリンX」の入手に成功、パッケージは地味ですが実績抜群……はっ! たとえ話が悪乗りに過ぎました。

フォトギャラリーの柳澤選手の表情とコメント、すでにご覧いただいたと思います。彼などはさしずめ、新芽からレイソル畑で育った優良品種。どんな花を咲かせてくれるのか、楽しみでたまりません。新しいスター候補生たちに、皆様、これからもどうかご声援をお送りください。