2005年12月10日

更新日:12/10 23:48

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本日の担当:横井孝佳

これからの自分の人生で、12月10日は決して忘れられない日となりました。今日の全てを、空の青さや枯れかかった芝や夕陽や、ハーフタイム中も止まなかったサポーターの皆さんのコール、レイソルのぶざまなサッカー、ヴァンフォーレのはつらつとしたサッカー、それらの全てを、毎年思い出すのでしょう。愛するレイソルがJ2に降格した日として。
加えて今日この日を、レイソルが生まれ変わるきっかけとなった日として、クラブ史に刻まなければなりません。残留がかかったこの試合で、あれほどぶざまな戦いをしてしまったチーム、その原因は選手、スタッフ、我々社員、すなわちクラブ全体にあります。こんな大事な試合で足が止まってしまうチームにしてしまった責任を、クラブスタッフの一人として痛切に感じています。ヒラ広報の身でも出来ることは絶対にあったはずなのに。
最悪の事態を招いてしまったその上で、「これからもレイソルにご声援を」などとはとても申せません。生まれ変わったレイソルにご声援をお送りください。レイソルは徹底的に変わらなければならない。どのクラブよりもファン・サポーターを大切にし、地域の人々に愛され、所属する選手たちが誇りを持てるクラブに変わらなければ。“危機感”が “危機”として形を成した今、変わらなければJ2でも苦戦は必至です。少し時間をいただきたいのですが、その青写真を必ず皆様にご提示します。