100歳>19歳
担当:河原 正明
今日の午後は学校訪問「レイソルしま専科」で柏市立土小学校を訪問してきました。今日は比嘉選手、工藤選手が小学6年生にキャリア教育の一環として「夢をかなえた話」を披露しました。二人の登場は7月に手賀西小学校を訪問して以来となります。ちなみに同校には桐畑選手が、小学生低学年時に在籍していたそうです。
「しま専科」では最初に日立台での得点シーンを中心にした映像を見てもらいます。それはまず日立台を知ってほしいからです。今日はと言いますと、スタジアムからもほど近いこともあり、もちろん全員がレイソルのことは知っていました。ても、残念ながら試合は見たことがない子が殆どでした。それでも「選手がかっこいい!試合を見たいと思いました」と女の子からも反応があり、これには選手たちもホッとした様子でした。
比嘉選手、工藤選手の順で小学生から高校時代までどのような思いでサッカーをしてきたのか、出会った恩人のエピソードや大事にしている考えや気づいたことなどを話しました。
質問コーナーでは「FWの選手が相手の『裏』を取るにはどうしたらいいですか?」との質問に、工藤選手が「前においでよ」と呼びかけ、自らマイク片手に直接指導する場面もありました。さらには恒例の?選手対子供たちのサッカー対決も。最初は広い体育館を目一杯使って有利な2選手でしたが、なんと途中で先生も飛び入り参加し、最後は土小6年生チームが勝利を収めました!
終わったあとは記念撮影にサイン会を。児童の一人は「僕もサッカーをやっているけど、さっき選手と2対5をやりましたがとても上手かったです。今日話を聞いてやっぱりプロ選手になるのは本当に大変だなと判りました。でも、僕もやっぱりプロのサッカー選手になりたいと思いました!」と答えてくれました。今回もどうやら多くの児童たちに勇気を与えたようです。
ただ、本人たちは今回の出来には納得していない様子でした。工藤選手は「前回よりも緊張して…」比嘉選手も「声が小さくなったかな…」と久々の登板に反省しきりでした。
創立して110年以上の歴史があるという土小学校。校庭には樹齢100年を超える桜の樹が2本もあります。二人は現在19歳。そう考えますとこれからもピンチやチャンス、成功と失敗を繰り返して成長していくハズ、「こんなことでくよくよするな」と桜に笑われてしまいそうです。
今シーズンは一応二人の出番は終了予定でしたが、納得がいかないのであれば再登板があるかも?
とにかくも土小学校の皆様、大変お世話になりました。またの機会ございましたらよろしくお願いいたします。
さて実は昨日、一昨日はJリーグの広報研修会でした。「いやぁレイソル凄いですね!」。清水戦翌日の会議ですので、多くの方からそう言われ「いやいやそんなことはないですよ」などと言いつつも顔がニヤっとしそうになるのをグッとこらえて。またジェフ千葉の広報さんからも「絶対残ってよ!」とエールを贈られましたが、まだ残留を勝ち取った訳ではありません。残り3戦、どの相手チームも、より警戒を強め我々の前に立ちはだかるでしょう。でも、我々も自ら一度掴んだ流れは離さない。この気持ちで10日後の戦いに向けて、したたかに良い準備を。